秋田「鶴の湯温泉」心に残る究極の宿の魅力〜乳頭温泉郷〜

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秋田「鶴の湯温泉」心に残る究極の宿の魅力〜乳頭温泉郷〜

秋田「鶴の湯温泉」心に残る究極の宿の魅力〜乳頭温泉郷〜

更新日:2018/08/19 10:16

藤田 聡のプロフィール写真 藤田 聡 温泉研究家、紅葉ガイド

鶴の湯温泉(秋田県仙北市)は人気が高く、なかなか予約が取れない温泉宿。運良く滞在できれば、あらゆる面が最高だと感じ、忘れ得ぬ宿になります。記憶に強く残りハマるので、連泊するリピータが多く満室が続きます。
一度宿泊すれば、自分の中で宿評価の新基準が出来たと実感する程。日本一の秘湯として知られますが、秘湯に限らず宿として究極なのです。日帰り入浴だけでは分からない、鶴の湯温泉の魅力を紹介します!

鶴の湯温泉は風情が凄い!秘湯を忘れ無心に滞在しよう

鶴の湯温泉は風情が凄い!秘湯を忘れ無心に滞在しよう

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉は日本一有名な秘湯ですが、「秘湯だから」という先入観を忘れさせる宿です。古い歴史と伝統を誇る温泉宿で、重厚感が素晴らしい風情。他の秘湯ではお目にかかれない、鶴の湯独自の風情です。

鶴の湯温泉は風情が凄い!秘湯を忘れ無心に滞在しよう

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉に初めて泊まる場合は、日帰り入浴では立ち入ることが出来ない館内を、存分に探検してみるのがおすすめ。写真のように何気ない渡り廊下でさえも、心に残る宿の光景になります。

鶴の湯温泉は風情が凄い!秘湯を忘れ無心に滞在しよう

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉は、夜の風情が特に最高。日中は日帰り入浴客で大混雑の混浴露天風呂も、夜は宿泊者だけの世界です。テレビがない秘湯なので、電球の明かりの下で同行者と語り合うのも一興。名湯を存分に満喫しましょう!

食物繊維豊富で嬉しい!夕食の名物料理「山の芋鍋」

食物繊維豊富で嬉しい!夕食の名物料理「山の芋鍋」

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉の名物料理は「山の芋鍋」で、口コミやブログでも大好評。鮎の塩焼きも温められる囲炉裏付きで部屋食の、東本陣角部屋と本陣が人気です。

もちろん、部屋に囲炉裏がなくても大丈夫。食堂にも写真のような囲炉裏が2つあり、全員分をここで温め直します。遠くの客室には発泡スチロール製の保温箱に入れて運ぶのですから、まるで高級旅館の対応です。

食物繊維豊富で嬉しい!夕食の名物料理「山の芋鍋」

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉の料理は、まさに手料理。秋田の地元食材を使用した、地産地消の夕食です。実はスタッフが手分けして作っており、「これ、私が作りました」と教えてくれる場合も。

もし教えてくれなくても、ガッカリしないで下さい。鶴の湯温泉の接客はマニュアル通りでない、自然体な所がいいのです。そうした接客を受けるから宿泊客も自然体で居られ、本当の自分自身に戻れて癒やされるのです。

食物繊維豊富で嬉しい!夕食の名物料理「山の芋鍋」

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉の朝食には、秘湯らしい料理が並びます。山菜など食物繊維が豊富な料理が多く、自然なお通じを実感出来るのもありがたい限り。そういえば、いつも以上によく眠れた気もしてくるでしょう。

「体の中から健康に」と、よく言われますが、それを本当に実感出来ます。こうした体験の積み重ねが、この宿を忘れられなくさせるのです!

宿泊者専用内湯の一つが貸切風呂に!

宿泊者専用内湯の一つが貸切風呂に!

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉は日帰り入浴も可能ですが、いつも混雑気味。それもそのはず、日本一の秘湯を目指して観光客が殺到する上に、満室で他の宿に泊まった人も来るからです。混雑の中でも湯の良さが十分に分かり、「やっぱり、泊まりたかったな」とつぶやいている人もいます。

混雑でも分かる湯の良さですから、宿泊者だけの時間帯は本当に感無量でシビレます!なお、写真の混浴露天風呂は月曜日に湯の入れ替え清掃を行うので、日帰り入浴の営業時間中は入れません。(月曜が祝日の場合は次の平日)

宿泊者専用内湯の一つが貸切風呂に!

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉の内湯は男女別で、それぞれ源泉が異なります。写真は混浴露天風呂と同じ源泉の白湯。白湯の泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型)です。

秘湯らしい落ち着いた風情で、温泉の成分が床に析出しているのが印象的。他に、女性専用の露天風呂もあります。

宿泊者専用内湯の一つが貸切風呂に!

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉には、宿泊者専用の男女別内湯もあり、シャンプーやシャワーも完備しています。宿泊者専用内湯は2箇所ありましたが、近年その1箇所が貸切風呂になりました。家族やカップルで、気軽に混浴出来ます。

また、乳頭温泉郷に宿泊したら、宿泊者限定で購入出来る「湯めぐり帖」を購入するのがおすすめ。翌日、他の宿への立ち寄りも手帖で楽しめ、「湯めぐり号」という送迎バスにも乗車可能です。一年間有効なので、次回の旅行でも使えます。

部屋があれば即予約!2・3号館でも大丈夫

部屋があれば即予約!2・3号館でも大丈夫

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉の宿泊予約は、半年前から電話のみ。しかし、半年後の旅行計画は、なかなか立てられません。キャンセルを期待して、直前に電話する場合が大半だと思います。

向かって左側が歴史のある囲炉裏付きの本陣で、さらに左側に1号館、新本陣、東本陣があります。右側は格安な2・3号館で、比較的こちらが空いている場合が多いものです。

部屋があれば即予約!2・3号館でも大丈夫

写真:藤田 聡

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2・3号館は最も安い部屋なので、初めて泊まる場合は不安に思うかもしれません。秘湯らしい簡素な部屋で、食事は食堂で頂きます。しかし、温泉が素晴らしい鶴の湯では、風呂か食堂にいる時間が大半で、部屋では寝るだけなので問題ありません。

日帰り入浴者の休憩所がある2号館隣接なので、滞在中自由に休憩して自動販売機も利用出来て、意外なほど快適。むしろ、おすすめです!

部屋があれば即予約!2・3号館でも大丈夫

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉の客室は囲炉裏付きの本陣が人気ですが、明治時代の文化財建築ですから年季が入っています。東本陣や新本陣など、新しい部屋の方がおすすめ。床の間も広縁も付いており、宿泊料金は上昇しますが旅館としては格安。これだけの部屋に泊まれるなら、むしろコスパも良好です!

備え付けの浴衣のヒモには伸縮性があり、着ているうちに緩んでこない優れもの。鶴の湯温泉では以前から導入されており、こうした細かな心遣いがこの宿の真骨頂といえるでしょう。繊細なサービスには、上級客室が断然似合います!

鶴の湯別館「山の宿」周辺の自然環境も必見!

鶴の湯別館「山の宿」周辺の自然環境も必見!

写真:藤田 聡

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鶴の湯温泉は通年営業で、四季折々の自然環境も必見です。人気の宿なので、冬のオフシーズンは特におすすめ。比較的予約が取り易くなる上に、雪見露天風呂も楽しめて一石二鳥です!

秋の紅葉時期は、当然のように満室が続きますが、日帰り入浴は可能です。露天風呂から紅葉狩り出来ますが、入浴前にも周囲の自然環境を十分満喫しましょう。

鶴の湯別館「山の宿」周辺の自然環境も必見!

写真:藤田 聡

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紅葉の見頃には、鶴の湯別館「山の宿」から鶴の湯温泉まで錦繍の秋景色を楽しめます。アクセス道路は途中から舗装されていませんが、駐車場までゆっくり走行して景色を楽しめます。

鶴の湯別館「山の宿」周辺の自然環境も必見!

写真:藤田 聡

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ゴールデンウィーク過ぎには、雪は完全に溶けていますが、鶴の湯別館「山の宿」の周囲には水芭蕉が咲き乱れます。さらに奥には、アクセス道路沿いに水芭蕉の群生地もあります。

鶴の湯別館「山の宿」は姉妹館で、宿泊者は鶴の湯温泉本館での入浴が可能。ネット予約にも対応しており、本館が満室の場合に別館に泊まる人も多くいます。

鶴の湯温泉は進化し続ける秘湯!

鶴の湯温泉は山奥の秘湯ですが、外国人の利用が多くクレジットカードも使えます。(VISA、マスターのみ)さらに近年は、Wi-Fiも利用可能になり、至れり尽くせりです。

2・3号館や本陣などの秘湯感溢れる部屋なら別ですが、東本陣や新本陣に滞在していると、秘湯である事を完全に忘れてしまいます。日本一の秘湯として知られますが、宿泊料金を考えれば、宿として日本一と言っても過言ではない。その良さが知れ渡っているので、満室が続くのです。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/24−2018/05/25 訪問

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