写真:かのえ かな
地図を見る萩城下町の観光は、萩・明倫学舎からスタート!萩・明倫学舎は、2017年3月にオープンしたばかりの萩の新名所です。
写真の本館は木造駅舎として日本最大級の大きさを誇り、国登録有形文化財にも登録されています。母体となった藩校には、吉田松陰や高杉晋作が通っていました。
写真:かのえ かな
地図を見る萩・明倫学舎の本館には、学校を再現した「復元教室」や萩の土壌や自然について学べる「ジオパークビジターセンター」があります。そして隣接する2号館には、「幕末ミュージアム」と萩の歴史を体感できる「世界遺産ビジターセンター」があります。
中でも、世界遺産ビジターセンターの映像資料は必見。ここで萩の歴史を学んでおくと、後で萩の名所を訪ねたときに歴史的価値をより理解できますよ。
写真:かのえ かな
地図を見る館内をひと通り見終わったら、本館の1階にあるカフェ・レストラン萩暦へ。お待ちかねのランチタイムです。
おすすめランチは、美味しいものを少しずつ味わえる「暦ランチセット」。籠盛りの創作料理は、萩ならではの食材がいっぱい。ほかにも数量限定の「はぎ御膳」やスイーツなどもそろっています。
<基本情報>
住所:山口県萩市江向602
電話番号:0838-25-1750(萩観光協会)
開館時間:9:00〜17:00(ランチは11:00〜15:00)
観覧料:2号館のみ有料(大人300円、高校生200円、小・中学生100円)
アクセス:萩バスセンターから徒歩5分、循環バスは萩・明倫センター下車
※新山口駅からは萩・明倫学舎直行バスも出ています。
写真:かのえ かな
地図を見る萩について学んだら、いよいよ萩城下町を散策しましょう。萩城下町には「菊屋横丁」「伊勢屋横丁」「江戸屋横丁」という3つの通りがあります。中でも有名なのが、白壁が美しい菊屋横丁です。ここは日本の道百選にも選出されています。
写真:かのえ かな
地図を見る萩城下町には維新志士ゆかりの地がたくさんありますが、特におすすめなのが、江戸屋横丁にある円政寺です。円政寺は、伊藤博文と高杉晋作ゆかりの場所です。子どもの頃の伊藤博文は、法光院(現在:円政寺)の手伝いをしながら勉学に励みました。
円政寺境内にある金毘羅社の大きな天狗も必見です。子供の頃の高杉晋作は、この天狗を怖がったと言い伝えられています。当時の天狗はあごひげが生えていたので、今より迫力があったのかもしれませんね。
<基本情報>
住所:山口県萩市南古萩町6
電話番号:0838-22-3031
営業時間:8:00〜17:00
料金:大人200円、中学生150円、小学生50円
アクセス:萩・明倫学舎から徒歩約10分
写真:かのえ かな
地図を見る城下町を歩き回ったら、次は水の上から萩の町を楽しみましょう。また、新しい魅力が見つかりますよ。
西回りの循環バスに約13分乗って、萩城跡指月公園入口へ。バス停留所のすぐそばに遊覧船乗り場があります。
写真:かのえ かな
地図を見る萩八景遊覧船に乗ったら、萩城下町の水路を通って橋本川へ。途中にある松並木や橋本川から眺める白壁は、見ごたえ十分です。萩の民謡が流れる船内では、船頭さんが見どころを紹介してくれますよ。
写真:かのえ かな
地図を見る天気が良ければ、遊覧船は日本海まで出てくれます。日本海からは、白い砂浜が美しい菊ヶ浜や萩城本丸の石垣などが見られます。
そして遊覧船が止まった先には、世界最小の火山といわれる笠山が。萩八景遊覧船の所要時間は約40分。萩の歴史と自然をまるごと体感できますよ。
<基本情報>
住所:山口県萩市堀内83−8
電話番号:0838-21-7708
運行期間:3月〜11月
受付時間:9:00〜16:00(11月は15:30まで)※随時運航
料金:大人1,200円、小人600円
写真:かのえ かな
地図を見る萩八景遊覧船を降りたら再びバス停に戻り、西回り循環バスに約40分乗って萩駅・観光協会前へ。萩駅舎内には「萩市自然と歴史の展示館」があります。
駅前に立つ銅像は、鉄道の父と言われる井上勝。新橋〜横浜間に日本発の鉄道を開通した偉人として有名です。
写真:かのえ かな
地図を見る萩駅舎は大正14年(1925)年に建てられ、現在は登録有形文化財に登録されています。建築には、15〜17世紀の北ヨーロッパで流行した「ハーフティンバー構造」を採用。柱や梁が露出しているのが特徴で、エメラルドグリーンに塗装されています。真っ白な壁とのコントラストが美しく、屋根の上にあるドーマー窓も個性的です。
写真:かのえ かな
地図を見る駅舎内にある萩市自然と歴史の展示館には、鉄道関連の展示物が数多く並びます。写真は、単線区間で列車がぶつかり事故を起こさないようにするための「通票閉そく器」。なかなかマニアックな史料が集まっていますよ。
萩と言えば、維新志士が躍動した舞台という印象が強くなりがちです。しかし、萩駅を訪ねたら、明治以降の文明発展にも貢献したことが実感できます。
<基本情報>
住所:山口県萩市椿3537-3
電話番号:0838-25-6004
営業時間:9:00〜17:00(年末年始はお休み)
料金:無料
写真:かのえ かな
地図を見る再び西回りの循環バスに15分ほど乗ったら、最後のスポットへ。下車するのは、藍場川入口。萩バイパスを渡ると、鯉が放流されてることで有名な藍場川が見えてきます。
町中を鯉が泳ぐ風景は、CMなどで見た人も多いことでしょう。地元の人もおすすめする「萩と言えばこれ!」‥な景色です。
写真:かのえ かな
地図を見る藍場川と自然が織りなす四季折々の風景も必見。時期によって紫陽花や菖蒲などが咲く、風景が楽しめます。
写真:かのえ かな
地図を見る藍場川の最上流にあるのは、武家屋敷の旧湯川家屋敷。藍場川の水が家の中に引き込まれ、生活用水として使われていた様子を知ることができる貴重な場所です。
屋敷の外には藍場川の水を引き入れた日本庭園が広がり、ここにも鯉が泳いでいます。萩観光の締めくくりに、のどかな庭園をゆっくり眺めてみてはいかがでしょうか?
<基本情報>
住所:山口県萩市川島67
電話番号:0838-25-3139
営業時間:9:00〜17:00
料金:100円
藍場川入口から西回り循環バスに乗れば、10分弱で萩市役所前にアクセスできます。萩市役所は萩バスセンターのそばなので、効率的に萩城下町を一周できますね。
各観光地の詳細は記事下の関連MEMOで紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
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(2025/1/17更新)
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