眩いばかり!北伊・トリノ王宮はかつてのサヴォイア家の宮殿

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眩いばかり!北伊・トリノ王宮はかつてのサヴォイア家の宮殿

眩いばかり!北伊・トリノ王宮はかつてのサヴォイア家の宮殿

更新日:2018/08/25 13:19

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

イタリア北西部のピエモンテ州の州都であるトリノを代表する観光スポット、サヴォイヤ家の王宮群の一つ「トリノ王宮」。16世紀〜17世紀にかけてカステッロ広場に面して建設された左右対称の美しい外観。世界遺産に登録されており、内部は眩いばかりのシャンデリアや装飾品・美術品・家具などで飾られ、豪華絢爛そのもの!特に武器博物館は贅沢な展示内容が見どころ。広大な庭園は緑に包まれ、市民の憩いの場になっています。

見所が周辺にギュッと!カステッロ広場に面した王宮へ

見所が周辺にギュッと!カステッロ広場に面した王宮へ

写真:Hiroko Oji

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かつてイタリア王国の首都であったトリノ。アルプス山脈が北西に見え、ポー川とリバリ川の合流する穀倉地帯ポー平原の西側に位置しています。17世紀にはサヴォイア家の安定した支配下で都市整備が行われ、現在も残るイタリアン・バロック様式の美しい町並みが形成されました。

トリノでの観光は広場が目安となります。主な3つの広場の内、特に見どころがギュッと凝縮しているのがカステッロ広場。トリノの歴史はここから始まったともいえる所で、サヴォイア家権力の象徴である王宮や、王妃たちが暮らしたマダーマ宮殿、トリノで最も美しい教会の一つサンロレンツォ教会などが集まっています。このカステッロ広場の北側奥にあるのが、左右対称の美しい建物「王宮(Palazzo Reale)」。

見所が周辺にギュッと!カステッロ広場に面した王宮へ

写真:Hiroko Oji

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王宮は、もともと司教館のあった場所に1646年から建立が開始され、14年後に完成。1865年までサヴォイア王朝の公式な宮殿で、サヴォイア家歴代メンバーが居住していました。

ネオクラシックからバロックにロココまで様々な建築様式がみられる王宮は、外観は白い優美さを兼ね添えたシンプルな建物。しかし、一歩中へ足を踏み入れてみれば、彫像やレリーフ、フレスコ画などの装飾で飾られた階段の間の素晴らしさにびっくり!ここはまだ、ホンの入り口に過ぎません。

見所が周辺にギュッと!カステッロ広場に面した王宮へ

写真:Hiroko Oji

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階段の間から扉を開けて入るとこの広い迎賓ホール。壁に設置された暖炉やたくさんのライト、上部の壁一面のフレスコ画、さらには天井を覆う飾りとフレスコ画に目が奪われます。ここでチケットを提示して、城内見学がスタート。

室内は豪華絢爛な部屋がズラリ

室内は豪華絢爛な部屋がズラリ

写真:Hiroko Oji

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迎賓ホールから隣の間へ入ると、そこは豪華で広々としたダンスホール。一面に手の込んだ装飾が施された天井からは、眩いばかりのシャンデリアがいくつもぶら下がっています。壁面にもライトがたくさん嵌め込まれ、ダンスを楽しむ人たちのフレスコ画がぐるりと取り囲むように描かれています。ギリシャ神殿にもみられる柱頭装飾のある白大理石の柱は20本!等間隔に並び、目をみはるばかり。チャールズ皇太子とダイアナ妃がダンスを踊ったことでも知られています。

室内は豪華絢爛な部屋がズラリ

写真:Hiroko Oji

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次から次へと続く部屋はそれぞれ豪華な装飾で溢れ、調度品や家具も豪華そのもの。ネオ・バロック様式で構成された部屋はゴージャスで、部屋ごとに赤やえんじ・白・緑・クリーム色など、違った色使いが金色に組み合わされ、次の部屋に移るのがワクワク。

赤色を基調とした「王位の間」は、豪華なシャンデリアに照らし出される天蓋付きの玉座が中央に置かれ、思わず見とれてしまうほど。また、東洋風の陶器が並ぶ部屋があったり、黒漆塗りの壁面が重厚感を醸し出す装飾の部屋があったり、豪華さに加えて部屋の数にも驚かされます。

室内は豪華絢爛な部屋がズラリ

写真:Hiroko Oji

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絢爛豪華な細長い部屋はダニエル・ギャラリーといわれ、天井や壁面に窓枠など、描かれた肖像画やフレスコ画を金色の装飾で縁取りでされ、贅沢の限り。置かれている装飾品も高級感が溢れています。

目も眩む美しさの武器博物館

目も眩む美しさの武器博物館

写真:Hiroko Oji

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豪華な部屋が続いた先にあるのが武器博物館(Armeria Reale)。これは1837年に開設されたもので、12世紀から18世紀にかけてのサヴォイア王家縁の武器・武具のコレクションが展示されています。

目も眩む美しさの武器博物館

写真:Hiroko Oji

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両側に数々の鎧兜を纏った騎士と馬の展示がズラリと並ぶさまは圧巻!ふと一斉に動き出すのではないかという錯覚にも陥ってしまいます。

目も眩む美しさの武器博物館

写真:Hiroko Oji

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壁面を覆う素晴らしいフレスコ画やレリーフの間には、夥しい数の刀剣・盾に鎧兜も展示され、見応えたっぷりのギャラリーになっています。また、明治天皇から贈られた甲冑や日本刀も展示されていますのでお見逃しなきように!

発掘品の展示も数多い考古学博物館

発掘品の展示も数多い考古学博物館

写真:Hiroko Oji

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王宮内にある博物館の一つ考古学博物館は、サバウダ美術館から地下へ続く階段で入れます。16世紀初頭に設立され、数世紀にわたりサボイア公爵が獲得した美術品や工芸品、発掘品を収蔵しており、ヨーロッパ全土で最も古い博物館の一つ。1724年からトリノ大学のロイヤル・ミュージアムの一部となっています。

発掘品の展示も数多い考古学博物館

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一部が欠けたといえど、なかなか保存状態の良いモザイク画もいくつか見られます。

発掘品の展示も数多い考古学博物館

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古代のピエモンテ州で発見された考古学的資料はじめ、最新の発掘物まで展示されていて、こちらも見応えがあります。

隣接のサバウダ美術館と庭園

隣接のサバウダ美術館と庭園

写真:Hiroko Oji

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王宮の迎賓ホールから繋がるサバウダ美術館は、15世紀から17世紀までのフランダースとオランダの絵画が多く、イタリアの巨匠の作品と混ざり合ったアートギャラリー。特に階段で上った上階全体が、膨大な数の絵画ばかりが展示されたスペースになっています。

隣接のサバウダ美術館と庭園

写真:Hiroko Oji

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彫像の建ち並ぶ廊下からは、絵画部門に彫像やレリーフ、手の込んだ豪華な装飾品部門など各部屋に入ることができ、見応えたっぷりの美術館です。

隣接のサバウダ美術館と庭園

写真:Hiroko Oji

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王宮と美術館が取り囲むのが王宮庭園(Giardini Reali)。これはヴェルサイユ宮殿を創った庭園設計家アンドレ・ル・ノートルが設計し、1600年代末に完成したもの。綺麗に区画整理された広い芝生の真ん中に噴水があり、奥には木々が茂る憩いの空間です。木立の中には写真のようなオブジェやいくつかの彫像があったり、ひっそりと佇む一軒家も。この庭園は無料で入ることができますので、町歩きに疲れた時にも立ち寄られるとよいでしょう。

トリノ王宮の基本情報

住所:Piazzetta Reale, 1, 10122 Torino TO,
電話:+39-011-436-1455
アクセス:
トリノ・ポルタ・ヌオーヴァ駅からローマ通りを徒歩約15分
トリノ・ポルタ・スーザ駅からガリバルディ通りに入り徒歩約10分
開館時間:(火〜日・祝)8:30〜19:30 ※最終入場18:00
休館日:月曜日

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/16−2018/07/18 訪問

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