オーストラリア「ハンター・バレー」おすすめオーガニック・ワイナリー3選

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オーストラリア「ハンター・バレー」おすすめオーガニック・ワイナリー3選

オーストラリア「ハンター・バレー」おすすめオーガニック・ワイナリー3選

更新日:2018/08/21 14:37

Mayumi Iwasakiのプロフィール写真 Mayumi Iwasaki シドニー在住・建築好きフォトグラファー&ライター

ワイン界の新勢力「ニューワールド(新世界)ワイン」と言われているオーストラリアのワイン。シドニーから車で2時間のハンター・バレーはオーストラリア最古のワイン生産地で、実に150以上ものワイナリーがあります。今回はたくさんあるワイナリーの中から、オーガニックにこだわった3つのワイナリーをご紹介します。

オーストラリア最古のワイン生産地「ハンター・バレー」

オーストラリア最古のワイン生産地「ハンター・バレー」

写真:Mayumi Iwasaki

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ワインと言えばフランスやイタリアなどのヨーロッパ諸国が歴史も古く、世界的にも有名です。それに対してオーストラリア・ワインの歴史は浅いですが、広大な大地と恵まれた天候を生かして栽培されているワインは「ニューワールド(新世界)ワイン」と呼ばれ世界的にも注目されています。

オーストラリア最古のワイン生産地「ハンター・バレー」

写真:Mayumi Iwasaki

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オーストラリアのワイン生産地は比較的気候が涼しい南部に集中していて、その土地土地によって様々なテイストのワインがつくられています。

南オーストラリア州のバロッサ・バレー(BAROSSA VALLEY)のコクがある重めのシラーズ(SHIRAZ)や、ヴィクトリア州ヤラ・バレー(YALLA VALLEY)の柔らかく酸味のあるピノ・ノアール(PINO NOIR)、シャルドネ(CHARDONNAY)などが世界的にも人気です。

オーストラリア最古のワイン生産地「ハンター・バレー」

写真:Mayumi Iwasaki

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シドニーと同じニュー・サウス・ウェールズ州にあるハンター・バレーは、1825年イギリス移民のジェームズ・バズビー氏がヨーロッパから葡萄を持ち込み、オーストラリアで初めて大規模な葡萄畑を作ったというまさに“オーストラリア・ワイン発祥の地”なんです。

因みにバズビー氏は、王立植物園(ROYAL BOTANIC GARDEN)にも葡萄の木を植樹していて、ガーデン内にある「バズビーズ・バー(BUSBY’S BAR)」は彼の名前にちなんでネーミングされています。

「王立植物園」については別の記事で詳しくご紹介していますので、関連MEMOのリンクからお読みください。

オーガニック・ワインとは?

オーガニック・ワインとは?

写真:Mayumi Iwasaki

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オーストラリアは世界でも有数のオーガニック大国と言われていますが、食品や衣類だけでなくワインでも「オーガニック」のものが存在します。(日本では「ビオワイン」とも呼ばれています)

葡萄を栽培する過程で科学肥料や農薬などの化学物質を使わず、醸造する際に天然酵母を使い、酸化防止剤や添加物を加えることなく(もしくは必要最低限に抑えて)製造されたワインです。独自の厳しい基準をクリアした商品のみにオーストラリアのオーガニック認証ACO(Australia Certified Organic)が与えられています。ただ明確な規定があるわけではないので、それぞれのワイナリーごとで取り組み方が異なります。

オーガニック・ワインとは?

写真:Mayumi Iwasaki

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ちなみにワインを飲んで頭が痛くなる人は、ワインに入っている亜硫酸塩(酸化防止剤)に反応して頭痛が引き起こされているのではという話もあります。品質を保つためには必要不可欠な酸化防止剤ですし、飲み過ぎに注意するに越したことはありませんが、気になる人やナチュラルなワインを飲んでみたいという方はこの機会にオーガニック・ワインを試してみてはいかがでしょうか。

1.大規模なオーガニック・ワイナリー「タンバレイン」

1.大規模なオーガニック・ワイナリー「タンバレイン」

写真:Mayumi Iwasaki

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1966年創業のタンバレイン(TAMBURLAINE)は、1985年からオーガニック・ワインの生産を始め、今では同じ州のオレンジにも葡萄畑を持っているオーストラリア最大規模のオーガニック・ワイナリーです。

1.大規模なオーガニック・ワイナリー「タンバレイン」

写真:Mayumi Iwasaki

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こちらのワインは全てオーガニックで、しかも動物製品を一切使用していないヴィーガン仕様。市場に出回るほとんどのワインは発酵や圧縮される過程で魚や牛乳、卵などの動物性タンパク質の薬剤を使用しているので、ヴィーガンの方でも問題なく飲めるワインです。

1.大規模なオーガニック・ワイナリー「タンバレイン」

写真:Mayumi Iwasaki

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何種類もあるワインの中から全てを網羅しても良いですし、好みのテイストを伝えたり(赤ワイン、白ワイン、さっぱりめ、重めなど)、オススメを聞いたりしながら試飲しましょう。

ハンター・バレーに訪れたらここの代名詞でもあるセミヨン(Semillon)や、シャルドネなどの白ワインを試してみましょう。青リンゴのような甘酸っぱい爽やかな酸味があり、とてもスッキリしています。キンキンに冷やして、オイスターなどのシーフードと合わせたいです。

<基本情報>
住所:358 McDonalds Road, Pokolbin NSW
電話番号:+61-2-4998-4200
営業時間:9:00〜17:00(月〜日の営業)

2.プロヴァンス風の隠れ家ワイナリー「クリンクルウッド」

2.プロヴァンス風の隠れ家ワイナリー「クリンクルウッド」

写真:Mayumi Iwasaki

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クリンクルウッド(KRINKLEWOOD)は、ハンター・バレーの中心から少し離れたローク・フォードウィッチ渓谷に囲まれたバイオダイナミック・ワイナリーです。バイオダイナミック農法とは、自然の生態系に配慮してエネルギーを取り入れ、さらに宇宙との調和まで考えて、土地や植物のポテンシャルを引き出すというオーガニック栽培の一種です。

葡萄の製造過程で農薬や化学肥料を一切使用しないのはもちろん、種まきや水やり、収穫などを月の周期に合わせて行うなど自然のサイクルに合わせることで、大地に感謝しながら美味しいワインを生産しています。

2.プロヴァンス風の隠れ家ワイナリー「クリンクルウッド」

写真:Mayumi Iwasaki

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渓谷に囲まれているという立地上、他のハンター・バレーのワイナリーよりも気候が若干涼しいので、葡萄に爽やかな酸味が加わってよりフルーティな味わいに。全体的に軽めなハンター・バレーのワインですが、ここのシャルドネはオーク樽とステンレスタンクで熟成したもののブレンドなので、爽やかな味わいの奥にオークの深みを感じることができる絶妙なバランスです。

2.プロヴァンス風の隠れ家ワイナリー「クリンクルウッド」

写真:Mayumi Iwasaki

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プロヴァンス風でシャビーな庭園や建物がとても素敵なので、ぜひ外の席に座って葡萄畑を眺めながら試飲してみてください。別売りでオーガニック・チーズ3種が入ったチーズ・プラッター($25.00)もありますよ。ハンター・バレー中心地から車で20分ほどかかる場所にありますが、訪れる価値ありのワイナリーです。

<基本情報>
住所:712 Wollombi Road, Broke NSW
電話番号:+61-2-6579-1322
営業時間:10:00〜16:30(金〜日のみ営業)

3.老舗バイオダイナミックワイナリー「 マッコーリーデール」

3.老舗バイオダイナミックワイナリー「 マッコーリーデール」

写真:Mayumi Iwasaki

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マッコーリーデール(MACQUARIEDALE)は、ハンター・バレーで初めてオーガニック・バイオダイナミック認定を受けたワイナリーです。もともと科学技術者だったオーナーが化学物質の毒性を懸念し、1998年に自然酵母を使ったオーガニック・ワイナリーを始めました。

現在では15haの広大な敷地でワイン用の6種類の葡萄だけではなく、オリーブや野菜、果物などを育てています。

3.老舗バイオダイナミックワイナリー「 マッコーリーデール」

写真:Mayumi Iwasaki

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高台にあるセラー・ドア(試飲直売所)からは、ハンター・バレーの素晴らしい景色が見渡せます。スタッコ調のピンクの壁が印象的な可愛らしい建物で、まるで地中海に来たようなイメージです。

3.老舗バイオダイナミックワイナリー「 マッコーリーデール」

写真:Mayumi Iwasaki

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伝統的な製法で作られた泡のEmma’s Bubblesや赤のThomas ShirazやMathew Merlotには全てお子さん達の名前が付いていて、それぞれ個性的でとても美味しいです。またデザートワインも3種類用意されているので、特徴ある濃厚な味わいを是非試してみてください。

オーナーのRossさんは、以前日本にあるレストランにワインを卸していたこともあり、東京を訪れたこともあるそう。ワインに対して幅広い知識を持つRossさんのワイン講義は受ける価値ありです。

<基本情報>
住所:170 Sweetwater Rd, Rothbury NSW
電話番号:+61-2-6574-7012
営業時間:10:00〜17:00(月〜日の営業)

オーストラリアのオーガニック / バイオダイナミック・ワイン

化学物質を使わず育てたオーガニックなワイン、更に自然のパワーを考慮して生産されたバイオダイナミック・ワイン。直接生産者からワインへのこだわりを聞きながらワインを選べる貴重な場所がワイナリーです。

ハンター・バレーには数多くのワイナリーがあり1日では回りきれないので、「口に入れるものだし、ワインもナチュラルなものを飲んでみたい」という方は、この機会に「オーガニック」のワイナリー巡りをしてみてはいかがでしょうか。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/27 訪問

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