パワースポットに棚田に絶品岩牡蠣!夏の能登半島・満喫ドライブ

パワースポットに棚田に絶品岩牡蠣!夏の能登半島・満喫ドライブ

更新日:2014/06/02 17:36

能登半島に旅するなら、6〜8月頃がお勧め。
というのも日本の心の風景とも言うべき棚田が緑で埋まり、特産の岩牡蠣はこの時期にしか食べることができません。
さらに、強力なパワースポットや古刹は必見!

能登半島は見所が多いのですが、電車が通っていないエリアが多いため、行くならドライブを兼ねて車が便利。
能登半島を旅するなら外せない、お勧めを5つご紹介します。

日本三大パワースポットのひとつ「聖域の岬」

日本三大パワースポットのひとつ「聖域の岬」
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パワースポットと言うと、神社のように宗教的であったり、森林などの植物が生み出しているような場所が多いですが、ここ「聖域の岬」はちょっと違います。
日本海に突き出している能登半島。
地形の影響で大地のエネルギーがここに集まり、空では冷たい気流と温かい気流が合流。さらに海では暖流と寒流がぶつかる場所でもあり、空・海・大地の気がここに集結する特異なスポット。
そのため、世界的にも稀な強力なパワースポットが形成されているのです。

この聖域の岬には、湾の上に細長く9.5mも突き出した空中展望台があり、ここで湾を眺めると開放感たっぷり。聖なるエネルギーを一身に受けることができます。
展望台の受付の方がサービス精神旺盛で楽しく写真を撮ってくれるので、そちらに気を取られてエネルギーを感じることを忘れないように…。高い所が苦手な方は真下は見ないで遠くを見るようにすると良いでしょう。
遊歩道も整備されていますので、森林浴も兼ねてのんびり歩くのもお勧め。
※聖域の岬は「ランプの宿」が管理しています。

アクセス
能越自動車道 穴水IC〜R249号〜県道287号経由約70km

能登に来たら濃厚な岩牡蠣を堪能することを忘れずに

能登に来たら濃厚な岩牡蠣を堪能することを忘れずに
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牡蠣というと冬が旬ですが、岩牡蠣の旬は夏。七尾や珠洲の辺りでは5〜8月にかけて岩牡蠣の漁が行われます。例年海水温や気候により変動はありますが、特に7月〜8月初旬は身がつまりプリップリの岩牡蠣が生で頂けます。

この辺りでは直売所や食事処を設けている網元も多く、筆者が立ち寄った「宮本水産」もそのひとつ。
朝獲れの鮮度抜群の岩牡蠣にレモン汁をかけて食べれば、口の中に濃厚な岩牡蠣の味が広がり、臭みもなくまさに絶品!
ちなみに上の写真の岩牡蠣は殻の長さが15p前後もあり、身も10p近くはあろうかという立派なもの。ここまでの大きさになるのは5〜6年はかかるとか…。その日の漁の状況により、大きさや値段は変わりますが、この時期に能登半島に来たら必ず食べたい一品です。

宮本水産アクセス 
能越自動車道 横田IC〜県道23号〜R249号経由約9km

日本人の心の風景・棚田の「白米千枚田」

日本人の心の風景・棚田の「白米千枚田」
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のどかな棚田が鮮やかな緑で広がる…日本人なら一度は見てみたい風景。ここ能登半島の輪島では「白米(しろよね)千枚田」と呼ばれる棚田が日本海に向かって広がっています。
海や空の青、雲の白、棚田の緑のコントラストはまさに絶景。国の名勝にも指定され、田んぼの枚数は1004枚もあるとか…。のどかな風景に心が洗われること間違いなし。
上の写真ではわかりにくいですが、実際に行くとかなりの傾斜があります。

アクセス
能越自動車道 能登空港IC〜県道271号〜県道1号〜R249号経由約25km

縁結びに人気のパワースポット「気多大社」

縁結びに人気のパワースポット「気多大社」
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この気多大社は「気が集う神社」とされ恋愛に効果があるスポットで、出会いを求める独身女性に人気。というのも縁結びの特別な祈願所として「幸せむすびどころ」というのがあるのです。

この神社の御祭神・大国主(おおくにぬし)神は、多くの妻を娶っている恋多き神。正妻である須勢理毘売(すせりびめ)と結婚する時には「須勢理毘売の父である須佐乃男命に嫌がらせを受け、かけおちして結ばれた」という神話も…。ロマンチックな若い女性が憧れるような話で、人気の理由の1つになっているのではないでしょうか。

本殿の奥には「入らずの森」が広がり、古来人の出入りは禁止されています。本殿の右側から入らずの森の端に出ますが、ここにはとてつもなく強くて、清々しい気が溜まっていて、まさに「気が集う」の言葉通り。森に入ることはできませんが、この気多大社に来たら必ず訪れておきたい場所です。

アクセス
のと里山海道 柳田IC〜R249号経由約2km

曹洞宗の大本山「総持寺祖院」

曹洞宗の大本山「総持寺祖院」
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総持寺祖院は正式名称は「諸嶽山総持寺」と言います。
今から700年ほど前の元亨元年(1321年、鎌倉時代末期)に、曹洞宗の太祖である瑩山(けいざん)禅師が開創。福井県の永平寺とともに曹洞宗の大本山として尊崇されてきました。しかし明治31年に伝燈院、慈雲閣、経蔵以外の大半の伽藍を焼失。これを機に大本山としての役目を、神奈川県横浜市の総持寺に移すことになります。

その後伽藍は再建されました。中でも昭和7年に完成した山門は、2万坪の広い境内にあって一際存在感があり、祖院としての格式を感じさせます。今は祖廟として緑に囲まれ静かに佇んでいますが、これほどの立派な古刹が能登にあったとは、正直驚かされるのではないでしょうか。

アクセス
能越自動車道 穴水IC〜県道1号〜県道7号〜R249号経由約16km

まとめ

能登半島はパワースポット、風景、グルメと旅に出る動機となるものがいっぱいあります。
ここではご紹介できませんでしたが、他にも温泉や輪島の朝市など、贅沢なくらい盛りだくさんに旅を楽しめるエリア。
今年の夏はぜひ能登半島に出かけてみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/08/14−2012/08/15 訪問

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