心身清く穏やかに過ごす ハンガリー「ショプロン修道院ホテル」

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心身清く穏やかに過ごす ハンガリー「ショプロン修道院ホテル」

心身清く穏やかに過ごす ハンガリー「ショプロン修道院ホテル」

更新日:2018/09/04 16:24

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

旧カルメル会女子修道院を改造した「ショプロン修道院ホテル」は、静けさが自慢のアダルトオンリーホテル(12歳以下NG)。隣接の教会は現役、だからホテルは常に静かで、心から落ち着けます。中世の建物を利用しているとはいえ、4つ星ホテルとしてのサービスはハードもソフトも合格。レストランではおいしいハンガリー料理と地元の名産ワインも楽しめます。

1482年創立、1950年まで修道院だったホンモノの歴史的建築物

1482年創立、1950年まで修道院だったホンモノの歴史的建築物

提供元:Sopron Monastery Retreat Centre

http://www.banfalvakolostor.hu/

ショプロンといえばオーストリアとの国境の町。魅力的な旧市街に名産のワイン、そして地元ではリゾート地としても人気です。ショプロン修道院ホテル(ハンガリー語:Sopronbanfalvi Kolostor/英語:Sopron Monastery Retreat Centre)は中心部から車で5分程度、住宅街の高台にあります。

1482年創立、1950年まで修道院だったホンモノの歴史的建築物

写真:小谷 雅緒

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外観は修道院そのまま。大きな看板もなく、うっかり見逃してしまいそうな小さな扉が入口です。まちがえて教会に入ってしまわないように。

質素こそが最大のもてなし?

質素こそが最大のもてなし?

写真:小谷 雅緒

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各部屋はかつて修道士・修道女が暮らした部屋。全体的にこじんまりで質素なつくり。天井は低く、窓は小さめの典型的な中世の建築物。

しかし、それほど狭さは感じません。というのも、客室設備がシンプルだからです。さすが元修道院、4つ星ホテルとはいえ、テレビとミニバーがありません。

写真はスタンダードのダブルまたはツインルーム。グレードの高い部屋は隣の部屋とつなげて約2部屋分の広さになります。

質素こそが最大のもてなし?

写真:小谷 雅緒

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バスルームもちょっぴり手狭ですが、ハード・ソフト共に不足はありません。アメニティにドライヤーもあります。グレードの高い部屋にはバスタブも付きます。

質素こそが最大のもてなし?

写真:小谷 雅緒

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とはいえ、今時ですから無料のWi-Fiがあるので、テレビがなくても寂しくないでしょう。ミニバーはなくとも無料のミネラルウォーターもあります。

エアコンもありませんが、網戸があるので窓を開けて眠れます。猛暑日でも、夜は涼しく過ごせるでしょう。
写真は部屋からの眺め。

美しい食堂で優雅な時間を過ごす

美しい食堂で優雅な時間を過ごす

写真:小谷 雅緒

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かつての修道院の食堂がすばらしく改修され、今も食堂として使われています。夕食は任意ですが、近辺には夕食が取れる食事処はありません。予約時に希望の夕食時間を伝えましょう。

美しい食堂で優雅な時間を過ごす

写真:小谷 雅緒

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メニューは決して多くはありませんが、ハンガリー料理を基本とした旬の料理が食べられます。ビールはベネディクト会修道院がつくるビール、ワインはショプロンの地場産です。いずれもリーズナブルな価格で大満足できるはず。

美しい食堂で優雅な時間を過ごす

写真:小谷 雅緒

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宿泊料金には朝食が含まれます。部屋数21の小さなホテルですので、ビュッフェのチョイスも決して多くはありませんが、個々のクオリティは高く、ハンガリーを満喫できる内容です。

ホテル内部を見学しよう

ホテル内部を見学しよう

写真:小谷 雅緒

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この修道院は元々ハンガリー固有の修道会「隠者パウロ会」として活動を始めました。創立は1482年ですが、その後オスマン帝国の襲来で修道院の大部分が破壊されます。現在の姿は17世紀半ばに再建した建物を改修・改造したものです。

写真は回廊の様子。ところどころに古い窓枠が残っています。

ホテル内部を見学しよう

写真:小谷 雅緒

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修道院は1891年にカルメル会女子修道院となります。数ある修道会の中でも、もっとも戒律の厳しいことで知られるカルメル会ですが、これがハンガリー初のカルメル会女子修道院となりました。しかし、大戦後共産主義となったハンガリーでは、宗教活動にも規制や管理が厳しく、1950年、カルメル会はこの地を去らなくてはなりませんでした。民主化後、再びカルメル会の所有となりますが、すでに荒廃した場所で活動を再開することはとても不可能でした。

写真は歴史的建築部分を上手に残した階段の間。なお、エレベーターもありますので、荷物の運搬は問題ありません。

ホテル内部を見学しよう

写真:小谷 雅緒

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そして、行き場を失った修道院でしたが、ハンガリーの有名な実業家が買収し大改装を施し、彼らの非営利団体によってホテルとして運営されるようになりました。館内にはこのような修道院の歴史を紹介する展示エリアもあります。なお現在、ハンガリーのカルメル会女子修道院は、ハンガリー南部にて活動しています。

写真は図書室。元修道院という場所にふさわしく、ホテルは各種セミナー会場としても利用されています。

ホテル外部を見学しよう

ホテル外部を見学しよう

写真:小谷 雅緒

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修道院こそ解散しましたが、隣接の教会は今も現役です。それゆえ、この場所は静寂を保つ必要があり、宿泊客に12歳以下NGなのです。

残念ながら礼拝の時間帯以外は中に入ることはできません。

ホテル外部を見学しよう

写真:小谷 雅緒

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雰囲気の良い庭では結婚式など各種パーティーなども催されます。

哲学的な宿泊体験になるかも?

ハンガリーでは珍しいアダルトオンリーホテルですが、とにかく静かで落ち着いた雰囲気は、他に例がないといえるホテルです。部屋数21ともなると、10〜20人程度の団体が泊れる規模ですが、ホテルへのアクセスはワゴンサイズ未満の車しか通れない狭い道。団体には適しません。

そもそも結婚式などのパーティーがある日は、全館貸し切りとなるので、個人的に宿泊する場合は喧噪とは無縁のホテルなのです。

疲れた心と体をリラックス、そしてリセットするにぴったりのホテルです。

2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/03−2018/07/04 訪問

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