遺跡が目の前!道の駅「レスティ唐古・鍵」奈良で弥生の風に吹かれる

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遺跡が目の前!道の駅「レスティ唐古・鍵」奈良で弥生の風に吹かれる

遺跡が目の前!道の駅「レスティ唐古・鍵」奈良で弥生の風に吹かれる

更新日:2018/09/29 14:37

潮 佳澄のプロフィール写真 潮 佳澄 司書

奈良県田原本町には弥生時代を代表する遺跡「唐古・鍵遺跡」があります。その遺跡の目の前にオープンした道の駅「レスティ唐古・鍵」。新鮮な野菜や名産品が手に入るのはもちろん、個性的な"からこドッグ"や遺跡グッズなど、観光で楽しめるポイントが盛りだくさん。

道の駅とあわせて、弥生時代の人々の暮らしの記憶を次世代へと引き継ぐために整備された「唐古・鍵遺跡史跡公園」の見どころも紹介します。

全国1位のジェラートに奈良漬けホットドッグ!名物グルメ目白押し

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提供元:奈良交通 道の駅レスティ唐古・鍵

https://www.narakotsu.co.jp/kanren/karako-kagi/地図を見る

奈良市と明日香村の中間にあたる奈良県田原本町には町の風景として長く親しまれてきた弥生時代を代表する遺跡"唐古・鍵遺跡"があります。2018年4月、道の駅「レスティ唐古・鍵」は、遺跡から国道を挟んで目の前にオープンしました。3階の展望デッキからは遺跡全体を見渡すことができます。

また、日本全国1,145駅の道の駅のなかから、王者を決定する道の駅グルメの祭典「道−1 グランプリ2018」スイーツ部門でグランプリに輝いた手作りイタリアンジェラート「バンビーナジェラート」や遺跡のシンボルでもある"楼閣(ろうかく)"の焼き印が押された黄金の生食パン"極"などの名物グルメも味わえます。

全国1位のジェラートに奈良漬けホットドッグ!名物グルメ目白押し

写真:潮 佳澄

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名物グルメの中でも2階の「からこカフェ」で食べられる"からこドッグ"は特に注目!地元産トマトなど地産の素材にこだわっているだけではなく、"奈良漬けタルタルフッシュカツドッグ"や"奈良漬けと炙りチャーシュードッグ"といったお惣菜系のドッグとスイーツ系ドッグ、約12種類のバラエティーに富んだメニューが用意されています。中には奈良漬けとクリームチーズ?!という意外な組み合わせも。

メニューは季節に合わせて変わるので、訪れるたびに違った味に出会えます。2018年秋には贅沢に栗が使われた"渋皮栗と甘栗のマロンクリームドッグ"の販売も予定されています。

奈良県産、田原本町産の名産・お土産が揃う

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写真:潮 佳澄

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1階には、農産物・特産品の産地直売所があり、隣接する桜井市三輪で製造される"三輪そうめん"やお土産に喜ばれるお菓子が豊富に揃っています。

田原本町の新鮮な農産物の中でも、伝統的な"大和野菜"として奈良県に認定されているサトイモの一種"味間いも"は見つけたら即買い必須。晩秋から年始にかけて販売されていることが多く、粘りが強くてトロリと口の中でとろけるどこか懐かしい味は煮っ転がしやみそ汁にすると格別。

奈良県産、田原本町産の名産・お土産が揃う

写真:潮 佳澄

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奈良の特産品やお土産の他にも絵画土器に描かれた絵がプリントされたハンドタオルや豆皿、銅鐸土鈴(どうたくどれい)など、他では手に入らないディープな唐古・鍵遺跡にまつわるグッズが並んでいます。

<基本情報>
住所:奈良県磯城郡田原本町唐古70番地1
電話番号:0744-33-9170
営業時間:9:00〜18:00
駐車場:あり(85台)

弥生時代の生活がわかる「唐古・鍵遺跡史跡公園」

弥生時代の生活がわかる「唐古・鍵遺跡史跡公園」

写真:潮 佳澄

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道の駅の目の前にある広大な「唐古・鍵遺跡」はなんと全体では甲子園球場10個分(42万平方メートル)!1936年から繰り返し発掘調査が行われ、平成11年には遺跡の中心部が国史跡に指定されました。

史跡公園は国史跡の一部が公園として整備されている状態です。園内は古代の生活を学べるだけでなく、広がる芝生と公園を囲む緑の間を風が吹き抜け、日常を離れてホッと一息つける場所となっています。

弥生時代の生活がわかる「唐古・鍵遺跡史跡公園」

写真:潮 佳澄

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公園入口の「遺構展示情報館」では、大型建物跡の柱穴が再現され、遺跡について展示パネルでの詳しい解説を読むことができます。考古学ファンでなくとも遺跡調査の苦労と当時の暮らしに興味をそそられます。

2千年の時を超えた弥生のムラ

2千年の時を超えた弥生のムラ

写真:潮 佳澄

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公園の中へ入っていくと、すぐに溝の上に架けられた橋が見えてきます。川?と思ってしまいますが、川ではなくて"環濠(かんごう)"。環濠とは、集落を洪水や外敵から守る役目を果たすものです。

発掘調査で明らかになった何重にも巡る環濠の一部が目に見えてわかるようになっています。また、出土したケヤキやクリなど、弥生時代にこの土地で生きていたと考えられる樹木が植えられ、時を超えた弥生時代の林と芝生が広がります。

園内の「生活体験広場」では、土器づくりや火おこしといった体験イベントも不定期で行われています。イベント情報はページ下部【関連MEMO】の公式HPから確認できます。何千年も前の暮らしとなると遺跡を訪れてもなかなかイメージがつきにくいものですが、情報館や復元展示から、当時ここに人々が暮らしを営んでいたムラの気配が感じられます。

2千年の時を超えた弥生のムラ

写真:潮 佳澄

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公園内でもひときわ目立つくるんと丸まったうずまき屋根の棟飾りが印象的な建物。唐古・鍵遺跡のシンボルとも言える「楼閣(ろうかく)」は、1992年に出土した土器の破片に描かれた絵から復元されたものです。

遺跡では約350点の絵画土器が出土し、この数は全国の2分の1を占めるほどの量。画家たちの集まる一大中心地であったとも考えられています。公園から車で5分ほどの場所にある「唐古・鍵考古ミュージアム」では、重要文化財に指定された出土品が多く公開されています。小さなミュージアムですが、展示品が多く、わかりやすい解説があって、しかも撮影自由!発掘調査で明らかになった弥生時代の暮らしをより詳しく知ることができるので、あわせて足を運んでみて。

公園の東側にある史跡公園の駐車場から道の駅へは徒歩で10分ほど。史跡公園と道の駅を両方訪れるには、公園駐車場か道の駅を利用するのが便利です。

<基本情報>
住所:奈良県磯城郡田原本町唐古50番地の2
電話番号:0744-34-5500
アクセス:京奈和自動車道「三宅IC」から東へ10分。電車では近鉄石見駅より徒歩約15分
駐車場:あり(62台、無料)

唐古・鍵遺跡史跡公園が目の前!「道の駅レスティ唐古・鍵」

唐古・鍵遺跡の復元楼閣は、公園が整備される前から遺跡内に建ち、国道からも見えるわかりやすい立ち姿は、地域の人にも見慣れた風景として親しまれてきました。「道の駅レスティ唐古・鍵」と「唐古・鍵遺跡史跡公園」が立ち並ぶ新しい風景は、観光で訪れる人にとっては遺跡が目の前にある道の駅という珍しいスポットであり、土地に住まう人にとってはこれまでの姿も残した新しい風景として根付いていきます。

悠久の時の流れを超えて弥生の風が吹く土地で、今に生きる土地の名物と古代のロマンに触れてみて。

2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/09 訪問

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