写真:沢木 慎太郎
地図を見るまっ青な海が広がる絶景の島。タイ湾に浮かぶビーチリゾートのサムイ島(Ko Samui)は、タイで三番目に大きな島です。ココナッツの木で島が覆われているため、“ココナッツ・アイランド”と呼ばれ、大人の洗練されたリゾートステイを楽しむことができます。「パンガン島(パガン島)」「タオ島」「ナンユアン島」といった周辺の島々とサムイ諸島を形成し、この中心となる島が「サムイ島」です。
サムイ島の天気は、一般的に2月〜6月がベストシーズン。晴天が続き、波も穏やか。3〜4月は気温が最も高く、40℃近くになることも。海の透明度が高い時期です。周辺海域のダイビング・シュノーケリングのベストシーズンが2月上旬〜10月下旬と長いことが特徴。
10月〜1月はスコールや強風の頻度が高く、雷をともなうことも。不安定な天候が続くこともあります。しかし、遊泳はそこそこにホテルやプールでゆっくりするなら、年末年始も楽しむことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る飛行機では日本からサムイ島への直行便はなく、バンコクやシンガポール経由での乗り継ぎが一般的。バンコクのスワンナプーム国際空港から、サムイ島行きのタイ国際航空が1日2便、バンコクエアウェイズが1日10便以上運航(所要時間約1時間20分)。
鉄道では、バンコクのフアランポーン駅から夜行列車でスラーターニー駅へ。バス・船を乗り継いでサムイ島へ(約17時間)。
バスでは、バンコク南バスターミナルからスラーターニー行きに乗り、フェリーに乗り換えてサムイ島へ(約12時間)。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るサムイ島のおすすめ観光スポットは、美しいビーチ。「チャウエン・ビーチ」「ラマイ・ビーチ」「メナム・ビーチ」は、サムイ島で人気のビーチです。
しかし、穴場の美しいビーチが「ボープッド・ビーチ」。のどかな漁村の風景を残しながら、おしゃれなレストラン&カフェ、リゾートホテルが並び、週末のナイトマーケットもにぎやか。
<基本情報>
住所:Bo Phut, Ko Samui
アクセス:ナートーン桟橋からタクシーで約40分
写真:沢木 慎太郎
地図を見る西海岸にある「タリンガム・ビーチ」も穴場のビーチ。高級ホテルが数軒建ち並ぶだけのビーチにはほとんど人の姿はなく、美しい海と空を眺めながら静かに過ごしたい方におすすめです。
<基本情報>
住所:Taling Ngam Beach, Ko Samui
アクセス:ナートーン桟橋からタクシーで約80分
写真:沢木 慎太郎
地図を見るもっと穴場のビーチが「クリスタル・ビーチ」。透明度バツグンの海は、サムイ島で随一の美しさ。サンゴ礁に集まる小魚が数多く見られ、おすすめのシュノーケリングポイントです。
<基本情報>
住所:Crystal(Silver) Beach, Ko Samui
アクセス:ナートーン桟橋からタクシーで約60分
写真:沢木 慎太郎
地図を見る現地のオプショナルツアーもおすすめです。日本で事前に予約するよりも安く、現地のツアーデスク(旅行代理店)や中級以上のホテルで簡単にスグ申し込めます。
陸のツアーでは、4WDジープに乗って行くジャングルサファリツアーや、「ナムアンの滝」でのエレファントトレッキングツアーがおすすめ。象に乗って、滝から流れる川を渡り、場合によっては子ゾウと一緒に散歩できることも。
<基本情報>
住所:Na Muang Waterfall, Koh Samui
アクセス:チャウエンビーチからタクシーで約40分
海のツアーでは、アーントーン諸島のアイランド・ホッピングツアーがおすすめ。シュノーケリングツアーやカヤックツアーといったオプショナルツアーがあります。大小40以上の島々が浮かぶ国立海洋公園がアーントーン諸島。ウフ・タラブ島のビューポイントからの眺めは素晴らしい。ワオ島、ヒンイープン周辺はダイビングポイントで、ソフトコラールがとても美しい。また、メインランドの海岸沿いではピンクイルカに会えることも。
<基本情報>
住所:Koh Ang Thong, Surat Thani
アクセス:サムイ島から船で約30分
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさらにタオ島の西500メートルほどのところに浮かぶ「ナンユアン島」へのアイランドホッピング&シュノーケリングツアーもおすすめ。ナンユアン島は、3つの島を1つの純白の砂浜が結ぶ珍しい島です。青く深いラグーンは神秘的で、宝石のように美しい絶景の観光スポット。島のまわりの海は透明度が高く、ジンベエザメに会えるダイビングスポットとして知られています。
<基本情報>
住所:Koh Nang Yuan, Koh Samui
アクセス:サムイ島から船で約90分
写真:沢木 慎太郎
地図を見るサムイ島の食事でおすすめなのがシーフード料理。周囲を海に囲まれたサムイ島は魚介類が新鮮です。そこで、おすすめのグルメが「プーパッポンカリー」(蟹と卵のカレー炒め)。チャウエンビーチにあるミット・サムイ・レストランでは、安くておいしいタイ料理が食べられます。
<基本情報>
住所:Chaweng Beach
電話番号:+66-8-9727-2034
アクセス:セントラル・フェスティバルから徒歩5分
写真:沢木 慎太郎
地図を見るサムイ島でお土産を探すのなら、チャウエンビーチにある「セントラル・フェスティバル」がおすすめ。プチプラな雑貨から、ジムトンプソンやハーンの石鹸、ゴールドのアクセサリーなどタイ土産が充実。
<基本情報>
住所:Chaweng Beach
電話番号:+66-7-796-2777
アクセス:ナートーン桟橋からタクシーで約50分
写真:沢木 慎太郎
地図を見るサムイ島で最大の見どころは、真っ赤な夕日。水平線の彼方に沈む夕陽はひと際美しく、切なく、微かな愁いを含んでいます。ヤシの葉やアーントーン諸島が黒いシルエットとなって浮かび、不思議なくらいに鮮明な光が海と空を明るく染めます。音もなく、穏やかに暮れてゆく空の果て。タリン・ンガム・ビーチに広がるマジックアワーは、カップルにおすすめです。
サムイ島に泊まるのなら、遥かな水平線の彼方とプールの水面が溶けあうインフィニティプールがあるホテルがおすすめです。「シックス センシズ サムイ」(Six Senses Samui)は、一棟独立型のヴィラタイプの高級ホテル。美しいインフィニティプールは、まるで空に浮かんでいるかのよう。
<基本情報>
住所:Bophut Koh Samui
電話番号:+66-7-724-5678
アクセス:ナートーン桟橋からタクシーで約20分
「バンヤンツリー・サムイ」(Banyan Tree Samui)は、全室がプライベートプール付きのプールヴィラタイプの高級ホテル。タイの伝統建築を使ったヴィラは落ち着いた味わいがあり、プールバーやインフィニティプール、極上のマッサージ&スパもおすすめです。
<基本情報>
住所:Maret, Samui
電話番号:+66-7-791-5333
アクセス:ナートーン桟橋からタクシーで約60分
写真:沢木 慎太郎
地図を見るサムイ島の高台に建つ「ザ ジャングルクラブ」(The Jungle Club)。眼下に海が広がるインフィニティプールは、空と海とプールの水面が一つに溶けあい、天国にいるような心地よさ。絶景バー&レストランもおすすめです。
<基本情報>
住所:Chaweng Noi beach
電話番号:+66-8-1891-8263
アクセス:チャウエンビーチからタクシーで約20分
日本からサムイ島へのアクセス・行き方は、JAL、ANA、タイ航空、デルタ航空など航空各社がスワンナプーム空港へ直行便。エア・アジアが日本からドンムアン空港への直行便を運航(飛行時間約6〜7時間前後)しています。バンコクからサムイ島へはバンコク・エアウェイズが1日10便以上運航(所要時間約1時間20分)。
サムイ空港は、バンコク・エアウェイズが所有する空港です。最近はタイ国際航空や中国南方航空、シルクエアなどが乗り入れています。
サムイ空港からタクシーで約20分の場所にあるのが「チャウエン・ビーチ」。島内で最もにぎやかな観光スポット。ビーチ沿いにはゲストハウスや格安バンガロー、中級ホテル、高級ホテルが建ち並び、レストランやバー、お土産店も多く、アクティブなリゾートステイを楽しみたい方におすすめです。毎年6月に開かれるサムイカーニバルも楽しい。
サムイ島の高級ホテルといえば、「シックス センシス サムイ」「フォー シーズンズ リゾート」「バニヤン ツリー サムイ」「コンラッド コ サムイ」「マイサムイビーチリゾート&スパ」「ザ トンサイベイ ホテル」などが有名。最上のマッサージ&スパでリラックスできます。
しかし、200〜300バーツの男女混合のドミトリーで、世界中のバックパッカーたちと出会う格安の旅もおもしろい。
また、サムイ島からスピードボートで約30分の場所にある「パンガン島」(パガン島)では、満月の夜に「フルムーンパーティ」が開かれ、“世界3大レイブ”の一つとして知られています。最近は半月や新月の夜などにも開かれ、いつ行ってもお酒を飲んで踊り、みんな騒いでいるといった感じです。
サムイ島の天気は、2月〜6月では晴天が続き、波も穏やか。旅の季節におすすめのベストシーズン。7月〜9月は夕方に小一時間ほどスコールが降る程度。モンスーンの影響も少なく、セカンドベストシーズン。
一方、10月〜1月はスコールと強風モンスーンの頻度が高く、時には雷を伴うこともある不安定な天候。それ以外の時期は比較的に安定しています。ただ、ダイビング、シュノーケリングに関しては、2月上旬〜10月下旬がベストシーズンとされています。
サムイ島の気候やベストシーズン、おすすめの観光スポットなどについてはタイ国政府観光庁のホームページとともに、別途記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに貼り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/2/10更新)
- 広告 -