復活!北海道天人峡の名瀑「羽衣の滝」はやっぱり美しかった

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復活!北海道天人峡の名瀑「羽衣の滝」はやっぱり美しかった

復活!北海道天人峡の名瀑「羽衣の滝」はやっぱり美しかった

更新日:2018/08/28 16:19

かわい まゆみのプロフィール写真 かわい まゆみ 絶景ハンター、トラベルライター、自称ミステリーハンター

かつて北海道東川町の天人峡で起こった大規模な土砂崩れにより、2013(平成25)年5月以来、通行止めになっていた「羽衣の滝」。このたびようやく遊歩道が復旧、2018(平成30)年6月11日、満を持して通行が全面開通されました。

「日本の滝百選」にも選ばれ、北海道最大の落差を誇る「羽衣の滝」。無事復活を遂げたこの名瀑を拝みに天人峡を訪れてみませんか?

名瀑「羽衣の滝」が息づく天人峡

名瀑「羽衣の滝」が息づく天人峡

提供元:pakku via Wikimedia

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%E6%B8%93%…

北海道東川町、旭川の奥座敷とも呼ばれる天人峡(てんにんきょう)。ここは東に旭岳や大雪山を臨む大雪山国立公園内に位置し、柱状節理の険しい渓谷に広がる美しい紅葉と温泉郷で有名なスポットです。

この地には古くから伝わる羽衣伝説があり、それは昔々、この地を訪れた心優しき若者が山賊に奪われた天女の羽衣を取り返してあげた際、天女がそのお礼にと舞を踊り、その舞によって小さな滝が羽衣の如くに美しく大きな滝に生まれ変わったというもの。それが今、天人峡随一の人気を誇る「羽衣の滝」なのです。

名瀑「羽衣の滝」が息づく天人峡

写真:かわい まゆみ

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ところが、2013(平成25)年5月に大規模な土砂崩れが発生。これにより遊歩道および展望台が壊滅的なダメージを受け、以降、復旧工事のため長らく通行止めになっていました。

名瀑「羽衣の滝」が息づく天人峡

写真:かわい まゆみ

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5年の歳月をかけ、2018(平成30)年6月11日、満を持して全面開通を迎えました。まだ一部復旧工事が続いているところもありますが、道は整備され、新たな遊歩道とともに観賞台もリニューアルされています。渓谷美もそのままに、羽衣の滝の美しさももちろん健在です!

天人峡温泉からいざ羽衣の滝へ

天人峡温泉からいざ羽衣の滝へ

写真:かわい まゆみ

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羽衣の滝までは天人峡温泉から忠別川沿いに約0.6km、徒歩15分ほどの短い距離です。遊歩道入口には「天人峡神社」という小さな祠が鎮座しています。登山安全と商売繁盛の神様が祀られていますので、滝に向かう前にぜひ一度ご祈願されてみてはいかがでしょう。

天人峡温泉からいざ羽衣の滝へ

写真:かわい まゆみ

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道中には、「天人峡涙岩」や「見返り岩」など、羽衣伝説にまつわる独特の奇岩群による景勝地も見どころです。

天人峡温泉からいざ羽衣の滝へ

写真:かわい まゆみ

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遊歩道脇を流れる忠別川は大雪山系を源流とした一級河川。ターコイズブルーの澄んだ川の流れと新緑のマイナスイオンで森林セラピー効果は抜群です!

いよいよ名瀑「羽衣の滝」とご対面!

いよいよ名瀑「羽衣の滝」とご対面!

写真:かわい まゆみ

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新設された忠別川に架かる遊歩道。この脇には公衆トイレも設置されています。羽衣の滝まではあと少しです。

いよいよ名瀑「羽衣の滝」とご対面!

写真:かわい まゆみ

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いよいよご対面!落差270m、7段の岩肌を流れ落ちる北海道最大かつ全国第3位を誇る名瀑「羽衣の滝」です。滝の水は忠別川を通り、やがてクワウンナイ川に合流して石狩川へと注がれます。

1901(明治34)年に発見された当初は「夫婦滝(めおとたき)」と呼ばれていたそうですが、1918(大正7)年にこの地を訪れた文人・大町桂月(おおまちけいげつ)がこの滝の美しさに触れ「羽衣の滝」と命名したといわれています。

いよいよ名瀑「羽衣の滝」とご対面!

写真:かわい まゆみ

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羽衣の滝の観賞台から見上げる滝の姿はまさしく天女の羽衣の如くしなやかで気品あふれるたたずまい。ところが、この観賞台からは7段の滝の全容を見ることはできません。どう頑張っても5段ぐらい。そこで今度は全景が見られる滝見台へ向かいます。

滝見台から眺める羽衣の滝の全容

滝見台から眺める羽衣の滝の全容

写真:かわい まゆみ

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滝見台は羽衣の滝の正面にそびえる標高約870mの山頂に位置します。距離は約1.5km、高低差は230m程度ですが、「三十三曲り」と呼ばれる33回もの狭くて急なカーブがスタート地点から始まり、草も生い茂り、割と本格的なトレッキングコースになります。トレッキングシューズや履き慣れた靴、熊鈴もあるとよいかも知れません。

滝見台への登山口はこの案内板が目印。「軽登山コース」「トムラウシ登山道入口」を目指しましょう。登山口に設置されたポストの登山届に記入をしてから登りましょうね。

滝見台から眺める羽衣の滝の全容

写真:かわい まゆみ

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土砂崩れの影響か、登山道にはときどき大きな倒木が横たわっています。よじ登ったり狭い隙間をくぐったりすることもあるので、動きやすい身なりで臨んでください。

滝見台から眺める羽衣の滝の全容

写真:かわい まゆみ

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登山をはじめておよそ1時間後、いよいよ滝見台に到着!木々の隙間から7段に流れ落ちる羽衣の滝の全景が広がります。それはまさに息を呑む絶景!紅葉のシーズンはさらに美しさに磨きがかかること間違いなし。晴れていれば右手に旭岳も臨むことができますよ!

滝見物のあとはぜひ天人峡温泉で癒やされて

滝見物のあとはぜひ天人峡温泉で癒やされて

写真:かわい まゆみ

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羽衣の滝遊歩道入口に面して建つ天人峡温泉宿「天人閣」。こちらでは日帰り温泉も可能です。渓谷美に囲まれた100%天然源泉かけ流しの露天風呂でゆっくり疲れを癒やしてみては?

<大雪山国立公園天人峡温泉宿「天人閣」の基本情報>
住所:北海道上川郡東川町天人峡温泉
電話:0166-97-2111
日帰り入浴:12:30〜17:00(入浴料大人1,000円、子ども500円)

滝見物のあとはぜひ天人峡温泉で癒やされて

写真:かわい まゆみ

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天人峡温泉入口にある無料駐車場の一角には「天女の足湯」という無料足湯スペースもあります。とても気持ち良いので、ぜひこちらも併せて足休めに訪れてみてください!

滝見物のあとはぜひ天人峡温泉で癒やされて

写真:かわい まゆみ

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羽衣の滝への遊歩道沿いには苔むした巨木や緑豊かな森が広がり、川のせせらぎに滝の水音、鳥のさえずりとともに森林浴も楽しめます。無事復活を遂げた天人峡の「羽衣の滝」、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

天人峡「羽衣の滝」基本情報

住所:北海道上川郡東川町天人峡温泉
電話:0186-82-3761(ひがしかわ観光協会直通)
アクセス:公共交通機関はないため、車あるいは宿泊施設の無料送迎バス等を利用
マイカー利用の場合:
・旭川空港から約34km、所要約40分
・JR旭川駅から約41km、所要約1時間
・美瑛から道道213号経由約33km、所要約40分

2018年8月現在の情報です。最新の情報は関連メモの公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/18 訪問

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