インドネシアで赤富士を拝む!?ジャワ島東部「ブロモ・テンゲル・スメル国立公園」

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インドネシアで赤富士を拝む!?ジャワ島東部「ブロモ・テンゲル・スメル国立公園」

インドネシアで赤富士を拝む!?ジャワ島東部「ブロモ・テンゲル・スメル国立公園」

更新日:2018/08/27 17:18

スズキ ミズエのプロフィール写真 スズキ ミズエ グラフィックデザイナー、世界の民族&お祭り愛好家、氷河と火山と洞窟の愛好家

インドネシアは言わずと知れた火山大国。活火山の中には今も噴火や噴煙を繰り返す山もあります。日本では難しい噴煙の登山ですが、インドネシアでは比較的簡単に登ることができます。
今回ご紹介する「ブロモ・テンゲル・スメル国立公園」内にあるプナンジャカン山とブロモ山へは登山経験者でなくても簡単に頂上まで登ることができます。遠くから見る火山群、そして煙を上げる火口からの景色とそれぞれ違った景色をご紹介します。

「ブロモ・テンゲル・スメル国立公園」の変わった地形

「ブロモ・テンゲル・スメル国立公園」の変わった地形

写真:スズキ ミズエ

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インドネシアには143の活火山が確認され、今でもいくつかの火山では噴火や噴煙を上げています。インドネシア人にとって火山はとても身近な存在で、日本人同様に山岳信仰もあります。

ご紹介する「ブロモ・テンゲル・スメル国立公園」はジャワ島東部に位置し、スメル山やブロモ山など大小様々な火山からなる国立公園です。特徴としてカルデラのなかに、さらに火山があるというもの。これは世界的に見ても珍しい地形です。

写真ではカルデラでできたくぼみに火山群があるのがわかります。

「ブロモ・テンゲル・スメル国立公園」の変わった地形

写真:スズキ ミズエ

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カルデラの中には噴火時にできた火山砂が広がり、まるで砂の海のような状態になっています。ここではこの砂の海を「テンゲル砂海」と呼んでいます。テンゲルとはこの地名のことを指しています。

「ブロモ・テンゲル・スメル国立公園」の変わった地形

写真:スズキ ミズエ

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朝日に染まるスメル山はまるで赤富士の景色!

朝日に染まるスメル山はまるで赤富士の景色!

写真:スズキ ミズエ

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カルデラの外側にはブロモ山を挟むように二つの大きな山があります。標高3,676メートルのスメル山と標高2,770メートルのプナンジャカン山です。プナンジャカン山の頂上からはスメル山を背景にしたブロモ山を見ることができます。そこから見る景色はまるで海に浮かぶ火山の島々といった感じです。

朝日に染まるスメル山はまるで赤富士の景色!

写真:スズキ ミズエ

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オススメは早朝の朝日を浴びたスメル山です。スメル山は標高も形も富士山に似ていて、朝日に染まるスメル山はまさしくインドネシアの赤富士!とても雄大な眺めに感動すら覚えます。

朝日に染まるスメル山はまるで赤富士の景色!

写真:スズキ ミズエ

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山頂には日の出前から多くの多くの観光客が集まりその瞬間を待ちわびています。

頂上付近までは車で行くことができるので、体力に自信がない人でも心配はありません。頂上付近には売店や休憩処もあり、疲れた時はそこで一休みするのも良いかもしれません。

間近で見る火口の景色!

間近で見る火口の景色!

写真:スズキ ミズエ

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昔からこの辺一帯はヒンドゥー教徒が国を治めていたため、今でもここに住むテンゲル族の人たちはヒンドゥー教徒を信仰しています。そんな彼らが火の神が宿る山と崇めているのがブロモ山です。名前の由来は創造の神ブラフマーから来ていると言われています。

ブロモ山の標高は2,396メートルとかなり高い山のように思えますが、登り始める段階で既に標高2,000メートル近くあるので実際に登山するのはほんの数百メートル。しかも登山道ではなく275段の階段が頂上まで一直線に伸びているので、まるで違う世界に続く階段のようにも思えます。

間近で見る火口の景色!

写真:スズキ ミズエ

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階段を上りきったその先には、硫黄の匂いと共に私たちを吸い込むかのごとく火口が口を開いて待っています。火口の内側はすり鉢と呼ばれる通り、噴火時にできた地表の割れ目が火口中心に向かってできているのが分かります。そこから立ち上る噴煙からまさにこの山が活火山であることが実感できます。

間近で見る火口の景色!

写真:スズキ ミズエ

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柵があるのは階段付近のみで、すぐに柵なしのむき出しのままの火口淵を歩くので一歩間違えれば落ちてしまう緊張感とスリリングがあります。

一面色のない砂海の景色!

一面色のない砂海の景色!

写真:スズキ ミズエ

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火口の大きさと迫力に驚いた後は、火口を背に振り返って見てください。見渡す限りの灰色の世界。足元の火口からは、噴火の時に流れて固まった溶岩が川のように砂の海へと流れ込み、その姿はSF映画のセットに迷い込んだかのようです。

テンゲル砂海では木らしい木が生えていないので、生物を全く感じさせないところが別世界を彷彿させるのかもしれません。

一面色のない砂海の景色!

写真:スズキ ミズエ

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一面色のない砂海の景色!

写真:スズキ ミズエ

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ブロモ山を登る際にはこのテンゲル砂海を1キロほど歩きます。馬に乗って行くことも可能です。荒涼とした灰色の世界を馬が行く姿も美しく絵になります。

国立公園へのアクセス

国立公園へのアクセス

写真:スズキ ミズエ

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ブロモ山、及びプナンジャカン山を訪れるのは個人で行くことも可能ですが、特に早朝の場合は現地ツアーに参加することをお勧めします。ツアーは最寄りの村のチェロモ・ラワン村やジョグジャカルタからの一泊二日のツアーなどがあります。

チェロモ・ラワン村はネギ栽培が盛んで、あちらこちらでネギ畑を見る景色はどこか懐かしい日本の田園風景を思い出させます。

国立公園へのアクセス

写真:スズキ ミズエ

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村から山へはトヨタの旧式四駆ジープで向かい、途中多くのジープが砂の海を走る姿はまるでパリダカのような光景。写真は山から下りて砂海に向かうジープ。

色々な景色で楽しませてくれる「ブロモ・テンゲル・スメル国立公園」。是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?

ブロモ・テンゲル・スメル国立公園の基本情報

電話:+62-341-491828
ブロモ山入山料:220,000ルピア

※朝晩はかなり冷えるので朝日を見る場合はしっかり防寒することをお勧めします。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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