写真:LUI
地図を見る百間山渓谷は雨がよく降る紀伊山地にあるので、渓流の水量も豊かで、清涼感あふれる渓谷です。全長約3kmのトレッキングコースはこの渓流に沿った形で伸びていて、水のさわやかさを感じながら歩くので、気温が高い時期にもおススメです。
写真:LUI
地図を見る渓流美はいたるところにあり、歩みを止める回数もついつい増えてしまいます。渓流の清らかさと美しさと、水を浴びて生き生きした苔の緑で、フォトジェニックな景色に溢れています。
写真:LUI
地図を見る百間山渓谷のトレッキングコースには名称のついた滝が5つあり、落差の小さく、淵として名称の付いている小規模な滝も4つ。マイナスイオンがたっぷりです。
その中でも「梅太郎淵」は巨大な岩の間を水が豪快に飛び出して落ちていく、ワイルドで荒々しい滝です。
写真:LUI
地図を見る「雨乞いの滝」はスタートから60分ほどのところにある滝です。高さは約10m、昔にここで神楽をあげ、雨乞いをしたことからこの名称がついてます。滝はたおやかに流れ落ち、水面は静かに広がり、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
写真:LUI
地図を見るスタートから1時間半、トレッキングコースの最終目的地である「犬落ちの滝」は直下30mながら、どこか静けさをもって流れ落ちる美しい滝です。滝の名称は、滝の背後が絶壁で、昔、猪追いに来た犬も猪もろとも転がり落ちたということにより名づけられました。
折り返し地点でもあるのでぜひ、ゆっくりと疲れを癒しながら、滝の水音や周りの自然の音しか聞こえない、静寂の空間を満喫してくてみてください。
写真:LUI
地図を見る百間山渓谷は高低差の少ない初心者でも上りやすいトレッキングコースですが、ところどころ、大人も子供もちょっと探検家気分になれるような箇所があります。
写真のように巨大な岩の隙間を階段で登っていくような場所もあります。すぐ横を滝が流れていて、まるで秘境に立ち入っていく気分を味わえます。
写真:LUI
地図を見る続いて、探検気分を盛り上げてくれるのがつり橋です。
コース内には3か所つり橋がかかっていて、中には橋の2人が定員なんていうところも!歩みを進めるたびに、足元が見える状態でゆらゆら揺れるつり橋の緊張感は、たまらなく楽しいです!
写真:LUI
地図を見る百間山渓谷は、注意していればトレッキング初心者やお子さんでも問題なく進めるレベルですのでご安心ください。岩の間や木の間を通り抜けたり、川を石伝いに渡ったり、街中で普段歩く道では体験しないようなことばかりですので、思う存分楽しんでください。
いかがでしたか?百間山渓谷は渓谷トレッキングの感動が凝縮された、とても魅力的なハイキングコースということを、感じていただけたのではないのでしょうか。緑あふれる季節や暑さをしのぎたい時期はぜひ、百間山渓谷で緑とマイナスイオンをたっぷり感じてみてください。
住所:和歌山県田辺市熊野336
アクセス:大阪市内から車で約3時間
ハイキングコース入り口近くに駐車場とトイレ有
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
LUI
関西在住の社会人です。社会人でも中身の濃い旅行がしたい!という自分の素直な気持ちに従い遊びも仕事も両立させるスタイルで旅行をしています。旅のメインは写真撮影、温泉、グルメ。おもなエリアは関西周辺です。
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索