利尻島から与那国島まで日本縦断!最果ての離島カフェ5選

利尻島から与那国島まで日本縦断!最果ての離島カフェ5選

更新日:2014/03/28 18:28

しののプロフィール写真 しの 旅する調理師
最近、様々な趣向を凝らしたカフェが出来てますね。全国的なカフェブームの中、カフェを旅先の一つにされている方も居るのではないでしょうか?
そんなブームを超えて、今回「旅する調理師」を自称する筆者が、日本の最果てとも言える全国の「離島」にあるカフェ5選を紹介します。
都会では絶対に味わえない、まさに「究極の」カフェ。カフェ好きならずとも訪れて欲しい、個性溢れるお店ばかりです!

北の離島・利尻島 ぺシ岬にある絶景カフェ「サンセットドリーム」

北の離島・利尻島 ぺシ岬にある絶景カフェ「サンセットドリーム」

写真:しの

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北海道の東北部に浮かぶ利尻島。その利尻島北部のちょこんと突き出たペシ岬にあるカフェが「サンセットドリーム」。
このお店は写真家のオーナーがギャラリーとともにカフェをオープンさせていて、店内にも利尻やサハリンなどの美しい写真がたくさんあり、カフェの窓からは雄大な海を見下ろすことができます。

味わって頂きたいのは利尻の湧き水をつかったまろやか風味の珈琲。美味しい珈琲を飲みながら、利尻の海を眺める至福のひと時となること間違いなし。ゆっくり珈琲を味わった後には、このお店の横からペシ岬に登ってみましょう。足場が少々悪い岩の岬ですが、一方には利尻富士、もう一方には礼文島を望む事ができます。
こちらのお店は早朝からオープンしているので、早起きしていく価値大ですよ。

■お店の基本情報■
店名:サンセットドリーム
住所:北海道利尻郡利尻富士町鴛泊
電話番号:01638-2-2033

利尻島で発見。手作り感満載!これもある意味でここにしかない離島カフェ!「ミルピス商店」

利尻島で発見。手作り感満載!これもある意味でここにしかない離島カフェ!「ミルピス商店」

写真:しの

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利尻島沓形のはずれにぽつんとあるお店「ミルピス商店」。店内で飲み物「ミルピス」を頂けるのである意味カフェ?!という事と是非訪れてほしいのでここに加えました。
ちなみに利尻島には最果ての乳酸飲料「ミルピス」なる飲み物があるのはご存知でしょうか?
ミルピス・・・どんな飲み物なのか?先に行った友人より感想を聞くと「まあ、一度飲んでみて」との事。
飲んでみてその理由がわかりました。表現がなんとも難しいのです。
カルピスのような、ヨーグルトのような、牛乳のような、そしてどれでもないような、そんな不思議な味なのです。
しかもフレーバーがりんごなどのフルーツ味の他にニンジンなどの野菜味などなど多彩な事にも驚きます。

またもう一つ驚くのがその佇まい。手作り感満載なのです。
看板といい、内装といい、良い意味での手作り感がプンプンします。お持ち帰りもできるのですが、ひと瓶、ひと瓶丁寧に作ったであろうその不思議飲料ミルピスを、店主のお話を聞きながら味わって頂くと北海道の離島利尻島での思い出がなおよき思い出となるはずです。

■お店の基本情報■
店名:ミルピス商店
住所:北海道利尻郡利尻町沓形字新湊150
電話番号:0163-84-2227

加計呂麻島にある「鶴亀 畑cafe」

加計呂麻島にある「鶴亀 畑cafe」

写真:しの

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このお店は「こ、こんな所にカフェが?」と思わず口に出してしまうようなところの畑の中にある一軒家風のカフェです。
奄美大島南部に浮かぶ加計呂麻島は人口1600人ほどの島。奄美大島から船に乗るしかない決して便利とはいえない場所にあります。
また、こちらのカフェがある徳浜はフェリーターミナルとは逆方向と言うこともあって、個人的感想を言えばこのカフェをたまたま見つけた時は驚きとともに大変嬉しい気持ちになりました。

さて、カフェの中は「畑cafe」と言う事だけあって、自然の中にぽつんとカフェがあり、バナナが吊るしてあったり、裏にはニワトリが放し飼いになっていたりとオーナーの方の自然と共存している心が伝わってくるような温かみのあるカフェです。
メニューは油ぞうめん、島バナナジュースなど加計呂麻島らしいメニューも展開していて、いずれも安価でとても美味しいので郷土料理を食べたい方にもオススメ。是非お試し下さい。

■お店の基本情報■
店名:鶴亀 畑cafe
住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町大字諸鈍字徳浜
電話番号:0997-76-0766

秘境、西表島にある沖縄らしいカフェ「唐変木」

秘境、西表島にある沖縄らしいカフェ「唐変木」

写真:しの

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絶滅危惧種イリオモテヤマネコの生息地としても知られる日本の秘境、沖縄県西表島。その月ヶ浜ビーチのほど近くにある沖縄らしい赤瓦と大きなガジュマルが目印のカフェが「唐変木」です。

ガジュマルの雄大な姿や、心地よい潮風を感じられる心地よい雰囲気の中、沖縄らしいメニューを味わうのがオススメです。

人気メニューは「イカ墨汁そば」。イカ墨の八重山そばで、具には柔らかいイカが入っています。数多い八重山そばの中でもイカ墨を使っているお店はほとんどないですし、試してみて頂きたい一品です。他にも、田芋を使ったスイーツや、シークワーサーやパッションフルーツを使用したフレッシュジュースなどがあり、沖縄色、いや沖縄食満点です。

■お店の基本情報■
店名:唐変木
住所:沖縄県八重山郡竹富町字上原749
電話番号:0980-85-6050

日本最西端のカフェ 与那国島の「ユキさんち」

日本最西端のカフェ 与那国島の「ユキさんち」

写真:しの

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日本の最西端・与那国島の最西端集落・久部良にあるカフェが「ユキさんち」。
南国らしい木々や葉っぱが生い茂る中にたたずんでいて、オープンエアなテラス席もあり。内装は少しアジアのカフェを彷彿とします。ゆったりと「離島時間」を満喫するのに最適なお店ですよ。

お店の人気メニューは日替わりの手作りのカレーです。具も牛蒡やトマト、カジキマグロなどその時々によって変化します。ルーはさらさら系のスープカレーと、普通のカレーと、アジアのカレーをミックスした味わい。「おっ、こんな所でこのような個性的なカレーを頂けるとは♪」と嬉しく思う方も多いのではないでしょうか?

■お店の基本情報■
店名:ユキさんち
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国4022-315
電話番号:0980-87-3667

離島カフェについて

今回ご紹介した北の離島も南の離島も共通しているのが、オンシーズンとオフシーズンが明確であること。

北海道の離島は長い長い冬の間、雪と氷に閉ざされ唯一の交通機関である船が出港できないなんて事もしばしば。一方南の離島は冬の間、青い空と海を求める観光客が少なく閑散期と言えます。

また離島カフェの特徴として、カフェのオーナーによって営業日の采配が決定されるため、突然休業したり、早くお店がしまったりすることも。

しかしそれが「ザ・離島時間」であり「離島カフェ」。空いていたらラッキー位に受け止めた方がベター。しかしながら旅行期間は限られている方がほとんど。そのお店に絶対行きたいのであれば事前に電話などで確認を取りましょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2009/11/23−2013/07/15 訪問

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