日本最古の名湯『道後温泉』で赤マル人気上昇中!“ホテル道後舘 日帰りプラン”とは!?

日本最古の名湯『道後温泉』で赤マル人気上昇中!“ホテル道後舘 日帰りプラン”とは!?

更新日:2014/03/24 09:51

春の道後温泉は道後公園の桜見物に始まり、道後温泉祭り、松山春まつりなど見所がたくさんあります。加えて2014年は道後温泉本館改築120年を記念して「道後オンセナート2014」を開催中です。
道後温泉の各ホテルではオンセナートを契機に宿泊だけでなく、日帰りプランにも注力中で、地元では人気のプランに成長しつつあります。今回は宿泊ランキングでも常時ベスト3に入る人気の「道後舘」の日帰りプランをご紹介。

建築家・黒川紀章がイメージした「旅」をロビーに再現!

建築家・黒川紀章がイメージした「旅」をロビーに再現!
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道後舘(どうごかん)の日帰りプランでは、ホテル自慢のレストラン「四季」でランチを食べたあと、道後温泉のお湯に浸かり、湯上り後のリラクゼーションスペースでゆっくりまったりできます。

ただしこの道後舘。
それだけではありません!!決して侮ること勿れ!!!

道後舘の設計は巨匠・黒川紀章。
ロビーを入った直後からいろんな仕掛けを館内で見ることができるのです。まず館内に入って気づく『音』の仕掛け。道後温泉のホテルの中でロビーに「滝や川」が流れているのは道後舘だけ!そのせせらぎの音を聞きながら赤い小橋を渡り、ロビーの奥にあるソファーを目指すと写真のように見事な風景が目の前に現れます。

庭園に配された松は「鶴と亀」。
丁寧に手入れされた樹齢300年の鶴亀の松は「長寿と縁起の松」として道後温泉の変遷を静かに見守ってきた名木。庭園を眺めながらラウンジ「扇」で飲む香り高い珈琲は格別です。

和風懐石の締めに登場!「鯛めし」は瀬戸内名物料理です。

和風懐石の締めに登場!「鯛めし」は瀬戸内名物料理です。
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ロビーのプチ旅を満喫した後はホテル自慢の食事に舌鼓。

エレベーターを使って2階に上がれば、そこにも小川のせせらぎが聞こえてきます。回廊式の廊下は京を模した佇まい。その廊下を進んで和風懐石レストラン「四季」に入りましょう。
庭を見ながら食事ができる「四季」は、全席が個室スタイルでプライベートな空間が保たれ、ゆったり食事が楽しめます。

食材は瀬戸内で厳選された品々で、どれも手が込んだメニューとなっています。また食材だけでなく盛り付けや食器などを楽しむこともできます。

さてここで一番気を付けたいのが、最後の最後に出てくる人気メニューの「鯛めし」についてです。それぞれの量が多いので、「そこ」に行き着く自信のない人は「腹八分」で準備しておくことが大事です!「鯛めし」は瀬戸内の名物料理のひとつで、口に含んだ瞬間に鯛の甘い香りがするご飯は絶品!おかわりも全然OK(笑)!!

なお料理は仲居さんが絶妙のタイミングでひと品ずつ配膳されます。
(写真は撮影のために一度に配膳されたものです)

「湯けむりの道」を通って、ホテル自慢の大浴場へ。

「湯けむりの道」を通って、ホテル自慢の大浴場へ。
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大浴場へと向かう通路は「湯けむりの道」と名付けられ、古い町並みを彷彿とさせます。この道の脇にも水路を配し、耳を澄ませば、せせらぎの音を聞く事ができます。

館内を流れるすべての水は地下水からの汲み上げ。実は近くにある酒蔵の仕込み水と同じ水脈といいます(温泉ではありません)。

この「湯けむりの道」の突き当りには、リラクゼーションスペースである「湯あがり茶屋」があり、一番奥まったところに地元の信仰が篤い「道後湯狸お玉さん」が祀られています。四国の中でも松山周辺は国内随一の狸伝説の残る土地柄で、お玉さんは道後舘でも人気のパワースポットとなっています。願いが叶うと評判のお狸さんにお参りしてみませんか?

それでは情緒あふれる道を通って3000年の昔から湧き続ける名湯へ参りましょう。

三千年の昔から湧き続ける、におい立つ名湯に入る。

三千年の昔から湧き続ける、におい立つ名湯に入る。

提供元:道後舘

http://www.dogokan.co.jp/地図を見る

大浴場は100パーセント道後温泉の引き湯です。浴槽内は熱交換循環濾過式。また、うたせ湯はかけ流し式の100パーセントさら湯を使用しています。
広々としたゆとりの浴場には、あつ湯、ぬる湯、打たせ湯、露天風呂、寝風呂、サウナがあり、中でも人気は新設の「檜露天風呂」。日々の喧騒を忘れさせてくれる癒しの空間を堪能しましょう。

道後温泉の一番の特徴は、何度湯船に入っても湯疲れしないこと。繰り返し入るお客さんが何人もいるとか!

泉 質
アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
効 能
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など

谷川俊太郎 × 道後舘 =『はなのいえ』

谷川俊太郎 × 道後舘 =『はなのいえ』
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「道後オンセナート」とは、道後温泉とART(アート)を掛け合わせた造語で、道後温泉とその周辺をアートで彩る祭典のことを指します。道後のホテル・旅館ではオンセナートの一環として、10以上のホテル・旅館の1室を著名アーティストたちの作品に変える「HOTEL HOLIZONTAL(ホテルホリゾンタル)」を企画、昨年末より全国で初めてとなる「宿泊・見学」イベントを実施中です。

道後舘では日本を代表する詩人・谷川俊太郎とコラボレーション。
『はなのいえ』と名づけられた一室は、詩人ならではのアイデアいっぱいの谷川ワールドを堪能できます。普段は本の中にある詩が部屋中に解き放たれ、言葉を視覚で訴える演出はお見事!また部屋に隠されている彼の遊び心を探すのも楽しみのひとつです。

写真の和菓子は阿波和三盆糖で作られた干菓子です。抹茶といただく和三盆にも「は」「な」「の」「い」「え」の文字が配され、ここにも言葉の遊びを感じ取ることができます。


■見学 2,000円/人(50分) 抹茶・オリジナルお菓子「和菓詩」付き

“プチ贅沢”を大切な記念日に、両親への贈り物に‥

いかがでしたか?

今回はレストラン「四季」の日帰りランチプランの紹介でしたが、道後舘ではその他にいろんな日帰りプラン(入浴券付き)があります。詳細は関連メモにある「道後舘」のホームページをご覧ください。

目的や予算に応じて「宿泊するほどでもない」気軽な日帰りプランを大切な記念日や両親への贈り物などにご利用されてはいかがでしょうか。

イベント開催中の「道後オンセナート2014」と併せれば、ほぼ1日中を道後温泉で過ごすことが出来ます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/12/23−2014/01/31 訪問

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