中世の街並みにアートスポット!映える街、スイス・バーゼル

中世の街並みにアートスポット!映える街、スイス・バーゼル

更新日:2018/10/15 10:34

平川 郁世のプロフィール写真 平川 郁世 現地密着型ライター
美術、建築、歴史、国境、そしてライン川。ここ最近、スイスのバーゼルは観光地としてもにわかに注目を浴びるようになってきました。そこで今回はバーゼルの街を「インスタ映え」に限定、たっぷりの写真でご案内いたします!

アートな街、バーゼル

アートな街、バーゼル

写真:平川 郁世

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バーゼルは、キネティックアートの巨匠・ティンゲリーのゆかりの地。水を用いて遊び心いっぱいに表現されたこの「ティンゲリーの噴水(Tinguely-Brunnen)」は、バーゼル最大のお祭り「ファスナハト(カーニバル)」がモチーフ。「蜘蛛」「シャベル」「ざる」などと名前のついた作品たちが、それぞれ違った動きをくり返しています。

<基本情報>
アクセス:トラム6、10番「Theater」下車、徒歩0分

ティンゲリーの作品をもっと見たいなら、ティンゲリー美術館へ(下記MEMO参照)!

アートな街、バーゼル

写真:平川 郁世

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バーゼルには40ものミュージアムがあること、ご存知でしたか?
なかでもバイエラー財団の美術館(FONDATION BEYELER)は、ピカソ、モネ、セザンヌなど常設展示もさることながら、特別展でも常に話題をさらっています。また建物も庭もすべてがエレガント。その日一日が、豊かな気持ちで満たされます。

<基本情報>
住所:Baselstrasse 101, 4125 Riehen/Basel
電話番号:+41‐61‐6459700
アクセス:トラム6番「Fondation Beyeler」下車

アートな街、バーゼル

写真:平川 郁世

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しかし代表格は、なんといってもバーゼル市立美術館(Kunstmuseum)。個人コレクションをバーゼル市が購入、公開していて、ゴッホ・ピカソ・ゴーギャン・エルグレコ・ホルバイン等々、見応え充分。2016年に新装オープンしたばかりの、広々とした空間もお楽しみください!

<基本情報>
住所:St. Alban-Graben 8, 4010 Basel
電話番号:+41‐61‐2066262
アクセス:トラム2番「Kunstmuseum」下車

住宅からビル、メッセまで〜建築名作の数々を鑑賞

住宅からビル、メッセまで〜建築名作の数々を鑑賞

写真:平川 郁世

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バーゼルといえば、バーゼルワールド。世界最大の宝飾・時計見本市です。その会場となるメッセ(Messe Basel)は、ヘルツォーク&ド・ムーロンの二人による作品。
ご来場の際は、会場の外もぐるりと回ってご覧ください!

<基本情報>
住所:Messeplatz 10, 4055 Basel
電話番号:+41‐58-2002020
アクセス:トラム2, 6, 15番「Messeplatz」下車

住宅からビル、メッセまで〜建築名作の数々を鑑賞

提供元:Louise Teo

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製薬会社ノバルティスは、敷地内(Novartis Campus)がまるで建築ショールームのよう。関係者以外は立ち入り禁止なので、見学希望者はバーゼル観光局主催のツアーにお申し込みください(下記のMEMO参照)。

<基本情報>
住所:Fabrikstrasse 2, 4056 Basel
電話番号:+41‐61-3241111
アクセス:トラム1番「Novartis Campus」下車

住宅からビル、メッセまで〜建築名作の数々を鑑賞

写真:平川 郁世

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街中にひょっと現れるのは、こんな建物。もとはビール工場、現在はダンススタジオや劇場などに使われるレンタルスペース(Werkraum Warteck pp)です。

<基本情報>
住所:Burgweg 15, 4058 Basel
電話番号:+41‐61‐6933439
アクセス:バス34番「Rosengartenweg」下車、徒歩3分

見逃せない!バーゼルの教会

見逃せない!バーゼルの教会

写真:平川 郁世

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セント・ポール教会(Pauluskirche)は、前の庭に一年中お花が植えられていて、とにかくフォトジェニック。内部のステンドグラス鑑賞も忘れずに!

<基本情報>
住所:Steinenring 20, 4051 Basel
アクセス:トラム1,8番「Zoo Bachletten」下車、徒歩1分

見逃せない!バーゼルの教会

写真:平川 郁世

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威風堂々たるエリザベーテン教会(Offene Kirche Elisabethen)。実はこれ、オープンチャーチと呼ばれるイベント会場およびカフェになっています!このギャップを楽しみたい方は、ぜひ足を運んでみてください(カフェについては下記の記事参照)。

<基本情報>
住所:Elisabethenstrasse 10–14,4051 Basel
電話番号:+41‐61‐2720343
アクセス:トラム1,2,14番「Bankverein」下車、徒歩2分

見逃せない!バーゼルの教会

写真:平川 郁世

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バーゼル観光の穴場、サンクトアルバン地区。時が止まったかのような店が連なる道を行くと、サンクトアルバンの塔が。坂を下りれば、そこは通称「小さいベネチア」、運河の流れる古い街並み。やがて木々の間から、ピンクの可愛いサンクトアルバン教会(St.Alban‐Kirche)が見えてきます。

<基本情報>
住所:St. Alban-Kirchrain, 4052 Basel
電話番号:+41-61-3121010
アクセス:トラム3番「St.Alban-Tor」下車、徒歩7分

狭い路地を歩いて発見!

狭い路地を歩いて発見!

写真:平川 郁世

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バーゼルの旧市街には、細い路地がいっぱい!
例えばこの通りの名前「ホイベルク(Heuberg)」は干し草の山の意で、かつて農家が並んでいた頃の名残り。現在は趣のある静かな路地となって、地元民と観光客に愛されています。

<基本情報>
アクセス:トラム3番「Musik‐Akademie」下車、徒歩2分

狭い路地を歩いて発見!

写真:平川 郁世

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ホイベルクから一本下に下がったところにあるのが、ウンタラ―ホイベルク(Unterer Heuberg)。年月を感じさせる木々のからまりは、訪れる時によって違った姿を見せてくれます。

<基本情報>
アクセス:トラム3番「Musik-Akademie」下車、徒歩5分

狭い路地を歩いて発見!

写真:平川 郁世

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そこから坂を下りて右へ歩いていくと、路地の壁に巨大なグラフィティが。これは向かいのレストラン(L’Unique)によって描かれたもので、歴代のロックスターがずらり。レストランのガラス窓に写ると、まるで彼らが店内にいるように見えます!

<基本情報>
住所:Gerbergaesslein 20, 4051 Basel
電話番号:+41-61-2616262
アクセス:トラム6,8,14番「Barfuesserplatz」下車、徒歩5分

最後はやっぱりライン川へ

最後はやっぱりライン川へ

写真:平川 郁世

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バーゼル観光のハイライトと言えば何といってもライン川(Der Rhein)でしょう。時にまったく別の顔を見せる、いくら撮影してもし足りないスポット!

最後はやっぱりライン川へ

写真:平川 郁世

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ライン川沿い(Oberer Rheinweg)の散歩も、また楽しいもの。天気のいい日はベンチに腰を下ろし、川を眺めながらまったりと過ごすのが最高!

最後はやっぱりライン川へ

写真:平川 郁世

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捨てがたいのが、ラインの夕暮れ時。古い建物が集中しているミットレレ橋(Mittlere Bruecke)周辺で撮るのがベストです。こんな風に白鳥が写ることも!

フォトジェニックなだけでない見どころもたくさん!

もちろん、バーゼル観光の王道である
・市庁舎(Rathaus)
・ドゥオーモ(MUuenster)
などは、ここにあえてとりあげるまでもなく、SNS映え抜群。見逃さないでくださいね。

他にもバーゼルは、ドイツ・フランスと国境を接しているため、国境に立って「2ヵ国同時滞在」なんて写真も撮影可能!
詳しくは、下記の関連MEMOにある記事をご覧ください。

2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2006/12/15−2018/10/09 訪問

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