写真:波奈 美月
地図を見る「竹島水族館」は、見上げるような大水槽も無い、イルカもいない、サッと見るだけなら15分もあれば十分という、小さな水族館。
でも、年々来館者が増え続け、2018年度はタケスイ史上最高の47万5千人を達成するという人気ぶり!土日のチケット売り場には、まず行列ができています。
写真:波奈 美月
地図を見る入館料は、カビバラショー・アシカショーも含み、大人500円(小・中学生200円)。財布に優しいことも人気の理由ですが、それだけではありません。
館内は、常に500種類前後・約4500匹の生き物を展示しています。すべて撮影OKですよ。ほとんどの水槽の高さは低めで、高い場所の水槽には踏み台があり、子供にも優しい水族館です。
写真:波奈 美月
地図を見る入口近くには、入館者を歓迎するように、青い光の演出が美しい「ミズクラゲ水槽」が展示されています。プレートには、どんな学術的な説明が書いてあると思いきや…。
『こんなにキレイなのに、上から見たらゴミ袋と間違えちゃう人がいるのよ!ホント失礼しちゃう!』
タケスイに来れば、従来の水族館のイメージが打ち砕かれることは、間違いありません。
写真:波奈 美月
地図を見る館内には、いたる所にスタッフ手書きの解説ポップが貼られており、手作り感が満載!解説ポップは、ちょっとユルいイラスト入りで、自虐ネタまで効かせており、ついつい主役の生き物より目がいってしまいます。
そのため、タケスイは「日本一解説が読まれている水族館」と呼ばれています。一般的に「キモチ悪い」とか「コワイ」と言われる生き物でも、なんだか可愛く思えてきますよ。
写真:波奈 美月
地図を見る特に話題になっているのが「魚歴書」。その生き物になりきって、経歴や性格などが履歴書形式で紹介されています。
ひとつひとつが面白く、思わず読んでしまうので、けっこう長居をすることに!帰る頃には、知らない間にタケスイ所属の生き物の知識が身に付いています。
写真:波奈 美月
地図を見るここで、館内の展示水槽をご紹介!
狭い所が好きなカサゴの習性を生かした「カサゴマンション」や、キモチ悪さを逆手にとった「ウツボ軍団水槽」、いつも笑顔で水槽に張り付いている淡水エイの「モトロ」などは大人気!よくメディアにも登場します。
特に珍しい生き物は、解説に「珍」マークが付いているので、一目でわかりますよ。
写真:波奈 美月
地図を見る「上からサンゴ」は、2018年の再オープン時にリニューアル。サンゴを上から覗き込むだけでなく、横から眺められるようになりました。その美しさはSNS映え間違いなし!
ちょっと疲れたら、「まったりうむ」に行きましょう。薄暗い空間の中、優しく輝く水槽が並んでおり、「まったり」眺められるように椅子が用意されています。大きな目が可愛い水泡眼(すいほうがん)や美しいサンゴなどの生き物が、疲れを癒してくれますよ。
写真:波奈 美月
地図を見るそのほか、館長自慢の日本のメダカの改良品種を集めた「メダカ水族館」・サンゴとカラフルな熱帯魚の「コーラル水槽」・地元の三河湾の生き物がいる「三河湾大水槽」・種類豊富な「熱帯淡水魚コーナー」などがあります。
いずれも見ごたえ十分!それは、スタッフが面白い生き物がいないか常に目を光らせ、来館者の反応を見て、すぐに展示を改善する努力をしているからなんです。
写真:波奈 美月
地図を見る蒲郡市の漁港は深海魚漁が盛んです。タケスイは、その漁師と協力関係があるため、貴重な深海生物をたくさん展示することができます。特に、冬から春のはじめがシーズンで、ファンにはオススメ!
その時期、「たけすいの小窓」には、小さくて"激レア"な深海生物が並びます(夏は海辺の海岸生物などを展示)。「深海生物水槽」には、なんと100種類以上の深海生物が!タカアシガニは冬場に限らず、年間を通して大型のものを展示していますよ。
写真:波奈 美月
地図を見るタッチングプールの「さわりんぷーる」は、タケスイ入館者数大幅アップのきっかけとなった自慢のコーナー。特に冬場は、貴重な深海生物にタッチできます。
タカアシガニやイガグリガニを気軽に触ることができるのはタケスイだけ!キモ可愛いと人気のオオグソクムシもいます。夏場は、身近な海の生物等にタッチできますよ(※深海生物がいる場合もあり)。
その隣の「パクパクおさかなプール」では、エサやり体験ができます。アカウミガメが餌を食べる様子は、ちょっとした迫力!
写真:波奈 美月
地図を見る竹島水族館といえば、珍しすぎる「カピバラショー」が有名!あの癒し系動物のカピバラが、お手や時計回り・反時計回り、輪くぐりなどをしてくれます。
しかし、そこはカピバラ。気が向かないと全く動こうとせず、スタッフを振り回します。その“やる気の無さ”が妙に癒され、お客さんに大ウケ。カピバラのことがわかる雑学タイムもありますよ。
開催は、1日2回(11時15分・14時30分)ですので、見逃さないように注意しましょう。
写真:波奈 美月
地図を見るもうひとつの目玉が「アシカショー」。タケスイにも、アシカ類のオタリアという海獣がいます。大きな水族館に負けない内容で、こちらも大人気!
スタンドやステージがちょっと狭いですが、そのぶん近くから見ることができます。直前に行くとまず立ち見になるので、座りたい場合は30分ほど早めに行きましょう。
ショーは、15〜20分ほどで、土日祝は4回、平日は3回開催します。16時過ぎ頃から公開トレーニングをする時があるので、見逃してしまったときは、こちらで見学してみてもいいかもしれませんね。新技が見られるかも!
2018年11月より、ミナミアメリカオットセイも仲間入り!土日祝は1回、平日は2回、トレーニングの様子を公開していますよ(1回10分前後)。
写真:波奈 美月
地図を見るお薦めのお土産は、タケスイの人気者にちなんだ「超グソクムシ煎餅」、「超ウツボサブレ」、2018年より発売の「カピバラの落し物」など。その生き物を印刷した立体パッケージがインパクト大!
オオグソクムシの粉末がせんべいにまぶしてある「超グソクムシ煎餅」、7本中の1本に15倍濃度で食用ウツボが入った「超ウツボサブレ」、チョコ菓子をお尻の部分から取り出す「カピバラの落し物」…。
どれも強烈ですが、ちゃんと美味しいお菓子になっているので、ご安心を!入荷してもすぐに売り切れてしまうほどの人気ですよ。
「竹島水族館」の最新情報は、公式ホームページや公式フェイスブックに掲載されます。記事下の"関連MEMO"よりアクセスできますので、お出掛け前にぜひご覧くださいね。
住所:愛知県蒲郡市竹島町1-6
電話番号:0533-68-2059
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)・6月の第1週目の水曜日・12月29〜31日
※春休み・GW・夏休み・冬休み期間等は火曜日も開館
入館料:大人500円・小、中学生200円・小学生未満は無料
駐車場:周辺観光施設と共用
・水族館前駐車場 約40台(無料)
・竹島園地駐車場 約200台(平日無料)
※土日祝と4月27日〜5月8日は有料・4、5月は500円、それ以外は300円
アクセス:
・JR東海道本線または名鉄蒲郡線 蒲郡駅南口よりバスで約5分、「竹島遊園」下車
・東名音羽蒲郡ICよりオレンジロード経由で約15分
・国道23号線バイパス終点蒲郡ICより約10分
その他:
・カピバラショー開演時間 11:15・14:30
・アシカショー開演時間 10:30・12:00(土日祝のみ)・13:30・15:00
・オットセイ公開トレーニング 11:30(平日のみ)・15:40
※公開時間以外でも、公開の練習で見ることができる場合もあります。
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/4更新)
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