写真:浅井 みら野
地図を見る温暖な気候に丘や川など自然から成る緩やかな曲線に囲まれたリューデスハイム(Rudesheim)。ドイツ国内でも白ワインの産地として名高く、フランクフルトからも日帰りで訪れられる人気観光スポットです。
ラインシュタイン城はライン川を挟んだリューデスハイムの対岸に位置します。高さ90mの崖の上に築かれ、周囲も鬱蒼とした森林に覆われた様子は、中世時代から時が止まっているようです。
写真:浅井 みら野
地図を見るラインシュタイン城目の前でリューデスハイムやアスマンスハウゼン(Assmanhausen)など周辺の町からの船が到着します。ラインシュタイン城の入場券と船のチケットがセットになったロマンチックツアーなどお得なプランもリューデスハイムの観光案内所で購入できます。
船着き場から見上げるラインシュタイン城はそそり立っていて、孤高な印象。決して緩くない斜面をジグザグに上りながら、城門を目指します。
写真:浅井 みら野
地図を見る城門で入場チケットを購入する時には汗ばんだ状態になることも。しかし、展望台からは世界遺産として評価されたライン川のパノラマビューが一望でき、切れ切れだった息がこぼれるまでに。夏の別荘地として使われた歴史もあるラインシュタイン城ですが、この眺望を見れば納得です。
写真:浅井 みら野
地図を見る展望台では今まで見上げていたラインシュタイン城を見下ろすことができ、複雑な造りに驚くことも。
写真:浅井 みら野
地図を見る冬は閉鎖しているため、ラインシュタイン城を見学できるのは春から秋まで。その中でも、おすすめは春と夏。城外からは見えなかった中庭が春になると一斉に花が咲き誇り、濃密な香りが辺り一帯を包みます。
写真:浅井 みら野
地図を見る夏に訪れれば、ワインの名産地らしい淡い葡萄のカーテンが強い日差しを和らげようと頭上で広がり、ライン川からの清々しい風が感じられます。
写真:浅井 みら野
地図を見る13世紀に建てられたラインシュタイン城は時代の権力者の手に渡り続けますが、20世紀後半になると一時は誰も住み着かなくなり、廃墟の状態に。しかし、ヘッヒャー一家が所有したことをきっかけに壊れた箇所は修復されたり、何もなかった部屋にアンティーク家具が配置されたりして当時の姿を取り戻します。
そして、城内は中世時代の雰囲気を伝える古城博物館として公開されるようになりました。廃墟だった様子も展示され、今の姿からは想像もできないほどの大変身ぶりが窺えます。
写真:浅井 みら野
地図を見る一部屋ごとに壁紙の色から調度品までガラリと雰囲気が変わり、新鮮な印象。当時着用されたドレスや流通していた書籍にミシンなどの日用品も丁寧に保管されていて、すぐにでも住み始められそうです。
写真:浅井 みら野
地図を見るネオゴシック様式のチャペルは現在も結婚式として活用され、日本人カップルも挙式を挙げたことも。現在はホテルやレストランもオープンし、見学のみだった古城のイメージがどんどん身近な存在になっています。ぜひ訪れた際は、夢物語みたいなヨーロッパの古城暮らしをより身近なものとして想像する楽しみを味わってみてはいかがでしょうか。
住所:Burg Rheinstein, 55413 Trechtingshausen
電話番号:+49-6721-6348
営業期間:2018/3/17-2018/12/16
営業時間:3/17-11/4 月曜 10:00〜17:30、火曜-日曜 9:30〜18:00(最終入場は30分前)、11/10-11/18 土・日曜 12:00〜16:00(最終入場15:30)、11/24-12/16 土・日曜 12:00〜19:00(最終入場18:00)
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/17更新)
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