写真:沢原 馨
地図を見る埼玉県吉見町の東部に位置する「さくら堤公園」は、その名が示すように桜並木が見事な公園です。江戸時代の初期に洪水の被害を軽減するために設けられた「吉見領囲堤」の遺構を公園として整備し、約1.8km続く桜並木が設けられているのです。桜が咲く頃の景観は素晴らしいもので、町内外から多くの花見客が訪れます。
その「さくら堤公園」、夏を過ぎ、秋の気配を感じる頃になると、今度は彼岸花に彩られます。彼岸花は公園全域に渡って見ることができます。花の数は公表されていませんが、自生していたものに植えたものを加え、かなりの数であることは間違いありません。知名度はあまり高くないものの、彼岸花の隠れた名所と言っていい規模です。
写真:沢原 馨
地図を見る彼岸花の咲き誇る「さくら堤公園」の景観は素晴らしいものです。彼岸花に縁取られた堤体上のサイクリングロードをのんびり歩くのもよし、堤体下の道路から彼岸花に覆われた堤を見上げるのもよし。美しい風景を堪能できます。彼岸花の咲く景観を楽しみたい人なら、ぜひ訪ねてほしいところです。
写真:沢原 馨
地図を見る「さくら堤公園」の堤体の上は、サイクリングロードとして整備されていて、休日になるとサイクリングや散策を楽しむ人たちが行き交います。そのサイクリングロードを縁取るように、初秋になると彼岸花が咲き誇ります。視界の奥への延びるサイクリングロードに沿って、彼岸花の朱色の帯が続いてゆく風景、美しいものです。
写真:沢原 馨
地図を見る桜の季節には花見の人たちが数多くサイクリングロードを行き交っていますが、彼岸花の季節には散策を楽しむ人はそれほど多くはありません。ときおり、サイクリングを楽しむ人たちが颯爽と走り抜けていきます。サイクリングロードの散策を楽しむ際には、お互いに不愉快な思いをしないよう(そしてもちろん、事故などのないよう)、脇の方を歩くなど、気を配りましょう。
写真:沢原 馨
地図を見るサイクリングロードを歩くだけでは少し単調になってしまいますね。ときどきは堤体上から堤体脇の道路に降りてみるのもお勧めですよ。場所によっては堤体の斜面を覆い尽くすように彼岸花が咲いていて、圧巻の光景を見せてくれます。下から見上げると、彼岸花の咲く風景も違った表情を見せてくれますよ。
写真:沢原 馨
地図を見る堤体を覆うように咲く彼岸花と、そろそろ秋の色に染まり始めた桜並木との取り合わせが、風趣に富んだ初秋の風景を見せてくれます。のんびりと歩きながら、素敵な風景を探してみましょう。
写真:沢原 馨
地図を見る「さくら堤公園」の周囲は水田地帯の広がる田園地帯。彼岸花はそんな風景によく似合いますね。水田の稲もそろそろ実りの季節を迎え、初秋の日差しを浴びて輝いています。そこへ彼岸花な鮮やかなアクセントを添えて、美しい初秋の田園風景を織り成してくれます。「さくら堤公園」を訪ねて、そんな風景を楽しみましょう。
写真:沢原 馨
地図を見る初秋の田園散歩、やはりすっきりと晴れた日に楽しみたいですね。直射日光を浴びた彼岸花は写真に撮ると鮮やかな朱色がうまく写らなかったりしますが、そんなときは露出を調整するといいですよ。カメラの機能を活かして、素敵な写真を撮ってみましょう。
写真:沢原 馨
地図を見る彼岸花が花期を迎えるのは、例年9月の中旬から10月の上旬にかけて。その年の気候にも影響されますが、その名の通り、お彼岸の頃がいちばんの見頃です。秋晴れに恵まれた休日、彼岸花の咲く田園風景を楽しみに、吉見町へ出かけてみてはいかがでしょう。
写真:沢原 馨
地図を見る長閑な田園風景の中、彼岸花を楽しみながらの散策は、日々の慌ただしさをすっかり忘れることのできるひとときです。お勧めです。お弁当を持って行くと、のんびりと半日過ごすことができますよ。レジャーシートもお忘れなく。
住所:埼玉県吉見町蚊斗谷〜飯島新田
電話番号:0493-63-5018(吉見町まち整備課都市計画係)
アクセス:東武東上線川越駅からバス「荒子」下車すぐ、来園者用無料駐車場有り(100台)
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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