写真:藤谷 愛
地図を見る徳川家との縁深き寺院「川越大師 喜多院」。数多くの文化財や重要建築がありますが、ここで紹介する3カ所は必見です。
写真の慈恵堂は第18代の天台座主慈恵大師を祀った喜多院の本堂で、厄除け大師として毎日多くの人が祈願に訪れています。堂内へは後述する庫裡から入場が可能です。
写真:藤谷 愛
地図を見る庫裡、書院(春日局化粧の間)、客殿(家光誕生の間)は江戸城紅葉山の別殿を移築したもので、現在国指定の重要文化財。また、庫裡から慈恵堂をつなぐ渡り廊下からは日本の庭園美を楽しめます。川越で1,2を争う紅葉スポットなので、秋の旅行ではお見逃しなく。
写真:藤谷 愛
地図を見る特徴的な表情が人気の「五百羅漢」。あり得ませんが、携帯電話でお話し中に見える像から写真のように自分の胸の中からもう一体(!)というエイリアン的像まで、ユニークと謎が交錯する500体もの羅漢像に思いのほか見入ってしまいます。
<喜多院の基本情報>
住所:埼玉県川越市小仙波町1-20-1
電話:049-222-0859
アクセス:JR川越駅から徒歩20分/東武東上線川越市駅から徒歩18分/西武新宿線本川越駅から徒歩15分
写真:藤谷 愛
地図を見る縁結びで有名な「川越氷川神社」は恋する女子旅では必訪のスポット。
二組の夫婦を含む五柱の神々が祀られていることから縁結びの神様として信仰されています。境内には心身の穢れを祓うことのできる小川や絵馬トンネルがあり、恋の成就を願う熱心な女子やカップルがたくさん。
写真:藤谷 愛
地図を見る「一年安鯛みくじ」「あい鯛みくじ」のおみくじが特に人気。どんな1年になるか釣りあげて運試し!
写真:藤谷 愛
地図を見る川越氷川神社は毎年10月に行われる例大祭「川越まつり」(2018 年は 10 月 20、21 日)でも有名です。2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された川越まつりでは絢爛豪華な山車行列が見どころの一つですが、その山車人形を題材とする彫刻が本殿には彫られています。江戸後期に制作された緻密な技術に柵越しから釘付け!川越まつりでは本殿を公開することが多いので10月の訪問ではHPで日時の確認をお忘れなく。
<川越氷川神社の基本情報>
住所:埼玉県川越市宮下町2丁目11−3
電話:049-224-0589
アクセス:喜多院から徒歩18分
写真:藤谷 愛
地図を見る川越まつり会館は蔵造りの建物が並ぶ一番街に面しています。この周辺はランチにもピッタリのお店がたくさんあるので鰻、お芋、川越太麺焼きそばなどの地元グルメを堪能してください(記事下「関連MEMO」にランチの参考となる記事を紹介)。
前述したように毎年10月に行われる川越まつり(2018年は10月20日・21日)ですが、それ以外の時期でも川越まつり会館を訪問すればお祭り気分を味わえます。
写真:藤谷 愛
地図を見る現在29台ある山車は絢爛豪華。江戸の天下祭りを元とした山車行列は川越では江戸後期に大きく発展しました。現在では首都圏随一の豪華な山車行列が見られるとあって毎年100万人以上が訪れるほど。
会館内には写真のように作りかけの山車が鎮座。個人で出資製作を試みたものの、途中でその方がお亡くなりになり川越市に寄贈されました。ちなみにこの状態までで約3700万円!完成までに1億円近くかかるというのですから、この方の心意気に脱帽です。
写真:藤谷 愛
地図を見るこちらは「龍神の山車」と「弁慶の山車」。車輪の付いた台座に360度回転するお囃子台が付いています。その後方には人形がせり上がるエレベーター仕掛けも。山車には緻密な彫刻が施され、美しい刺繍が末端まで広がる飾り幕が煌びやかさを演出します。100万人を魅了する山車の細部までじっくり見学してください。
<川越まつり会館の基本情報>
住所:埼玉県川越市元町2丁目1番地10
電話:049-225-2727
アクセス:川越氷川神社から徒歩12分
写真:藤谷 愛
地図を見る秋〜冬は夕方5時で店じまいをするところが多い一番街。残り3時間でメインストリートとその周辺を散策しながらお土産もゲットしましょう。
1792年に建てられた土蔵造りの大沢家住宅(一番街最古の建物)が明治26年の川越大火で焼け残ったことから、その後に建てられた商家もその造りにならい、現在まで小江戸の風景を残しています。
写真:藤谷 愛
地図を見る一番街を少し入ったところに川越のシンボルともいえる「時の鐘」があります。こちらも明治26年の大火後に復元されたもの。現在は機械仕掛けで午前6時、正午、午後3時、午後6時の1日4回鐘を鳴らしているので、観光途中でこの時刻になったら環境省の「残したい“日本の音風景100選”」に選定されたその音色を楽しんでみてください。
写真:藤谷 愛
地図を見る環境省選定「かおり風景100選」に選ばれた「菓子屋横丁」も一番街から徒歩2〜3分の場所にあります。昭和の駄菓子屋文化を現在でも体験できる場所として老若男女がホッコリ楽しめるスポットです。
写真:藤谷 愛
地図を見る菓子屋横丁に2018年8月にオープンした、川越の最新スイーツショップ「窯出し蜜いも ほくほく」。蜜いもペーストがベースの「サクとろスイートポテトパイ」(りんご、レモンレアチーズ、あんこの3種)がおススメです。サックサクのパイ生地に包まれた蜜いもペーストは、オーブンの熱で甘さを最大限に引きだしたという情熱作!一緒に包まれた各種フィリングとの絶妙な味のバランスを楽しんで下さい。
<窯出し蜜いも ほくほくの基本情報>
住所:埼玉県川越市元町2-10-11
電話:080-2337-1446
アクセス:一番街から徒歩2分
写真:藤谷 愛
地図を見る2017年9月に一番街にオープンした「川越ショコラ ブロマージェ」はチョコレートの専門店。おススメは写真の「芋けんぴ」。ザクザクした食感としっかりとした芋味が楽しめ川越らしいお土産になること間違いなしです。お芋生地にチョコを包んだ「お芋deショコラ」はブラブラグルメとしてもお勧めです。
<川越ショコラ ブロマージェの基本情報>
住所:埼玉県川越市幸町1-9
電話:0296-37-2613
アクセス:川越まつり会館から徒歩2分
写真:藤谷 愛
地図を見る「川越ショコラ ブロマージェ」から50メートルほどの距離にあるのが2018年7月にオープンした「川越プリン」。とろけるプリン生地に川越産のサツマイモを練りこみ、さらにカットしたお芋が底から出てくる「川越いも」はお土産にイチオシ。プリンのソフトクリームに川越芋のモンブランをトッピングした「川越芋のモンブランソフトクリーム」はブラブラグルメに人気です。
<川越プリンの基本情報>
住所:埼玉県川越市幸町1-13
電話:049-277-5762
アクセス:川越まつり会館から徒歩3分
川越には基本使用料金が1日200円の自転車シェアリングがあります。駅前や観光スポット周辺に駐輪ポートがあり、これを使用すれば時短又は訪問スポットを増やすことができます。その際は中院や本丸御殿、三芳野神社などの他、新河岸川周辺のサイクリングなども楽しんでみてくださいね。
*2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
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(2024/3/19更新)
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