写真:盛 千夏
地図を見る「アルベルゴ・ディフーゾ」(Albergo Diffuso)とは1980年代にイタリアで考え出された宿泊施設で、日本語に訳すと「分散型宿泊施設/ホテル」。
普通のホテルならば、敷地内に客室、飲食施設、プール、駐車場などがありますが「アルベルゴ・ディフーゾ」はそれらの施設が村内に分散しています。
村内の空き屋が客室となり、レストラン・バル・その他の施設も村人と共用し、村全体がホテルとして機能しています。
「アルベルゴ・ディフーゾ」のだいご味はなんといっても、現地の人とのふれあい!
各種サービスを受けるためには地元民との交流が必須で、村の一員になったような体験が可能です。
写真:盛 千夏
地図を見る「ボルゴ・デイ・コルシ」(Borgo dei Corsi)はラッジョーロ村(Raggiolo)の空き屋となっている一軒家やアパートを客室として利用。キッチン、冷蔵庫、居間、バス・トイレ、ベッドルーム、タオルやリネン類、無料WIFIなど、村生活に必要なものは一通りそろっています。
客室は村内に9つ点在するので、お部屋のデコレーションや間取りはそれぞれ異なります。
写真:盛 千夏
地図を見るどの客室も歴史あるラッジョーロの家屋が美しくリフォームされており、暖房も設置されているので、秋や冬も快適!
窓からは絶景も楽しめます。
<基本情報>
住所:Piazza San Michele 3 52010 Raggiolo AR
電話:+39 0575 514000
アクセス:村の中心部サン・ミケーレ広場から徒歩1分
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
写真:盛 千夏
地図を見る「ボルゴ・デイ・コルシ」には、旅行者が村人として快適に生活していくために欠かせない食料品店・バル・レストランもあります。
「アリメンタリ・マッジ」(Alimentari Maggi)は昔ながらの小さな食料品店で、村人こちらで買い物をしています。
バルも併設されていて、食料品を調達するついでにコーヒーを飲んだり、ハイキングやトレッキング用のサンドイッチなども用意してもらえます。
バルは広場とともに村の社交場でもあります。人懐っこい地元の人との会話もお楽しみください!
<基本情報>
住所:Via Piana, 14, 52010 Raggiolo AR
電話:+39 0575 514000
アクセス:村の中心部サン・ミケーレ広場から徒歩2分
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
写真:盛 千夏
地図を見る村の中心部にあるレストラン「リストランテ・イル・コンヴィヴィオ・デイ・コルシ」(Ristorante Il Convivio dei Corsi)では、イタリアやトスカーナの伝統料理がクリエイティブにアレンジされた料理がサーブされます。
パンやデザートはすべて手作りで、かぼちゃの花、チーズ、パスタ、ラッジョーロ名産の栗、トリュフなどイタリアやトスカーナの食材を使用。
食事のお供にワインも良いですが、地元で作られたクラフトビールもぜひ味わってみてください。
地元民にも人気で夏場は込み合うので予約必須です。
<基本情報>
住所:Piazza San Michele 3 52010 Raggiolo AR
電話:+39 0575 159 6737
アクセス:村の中心部
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
素敵なプールは、アルベルゴ・ディフーゾ専用です。ぜひ優雅なヨーロッパのバカンス気分を満喫してください。
写真:盛 千夏
地図を見るラッジョーロ(Raggiolo)の歴史は古く、村人のルーツはフランス領のコルシカ島からの移民と伝えられています。
戦後は人口が減少し、現在冬の村民数は80名程度ですが、夏はアルベルゴ・ディフーゾ効果もあってほぼ10倍!
トレッキングコースや豊かな自然、古い教会、中世の佇まいを残した石造りの建物が印象的な村です。
写真:盛 千夏
地図を見る村にはエコ・ミュージアム「エコムゼオ・デラ・カスターニャ」(Ecomuseo della Castagna)があり、村の歴史、現在は廃れてしまった移牧、栗(カスターニャ)の栽培や粉ひきについての展示があります。
写真:盛 千夏
地図を見るエコ・ミュージアムの一環として、村にある粉ひき所は今も健在で見学が可能。
栗を収穫し、たき火でゆっくり乾燥させた後は、村はずれにある粉ひき所で栗を粉にします。
<基本情報>
住所:Via Piana 6 52010 Raggiolo AR
アクセス:村の中心地
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
写真:盛 千夏
地図を見る山に囲まれた村の天候は変わりやすく、夏でも薄めのジャケットやカーディガンは必要です。また急こう配の村なので、足元はスニーカーなど歩きやすい靴がお勧めです。
そして一番大事なのが「あいさつ」。
宿泊客同士、そして村の人にも顔を合わせたら必ず「チャオ!」(イタリア語でHi!)と笑顔で!
車をレンタルしない場合は、アレッツォ(Arezzo)という町からバスでのアクセスも可能。
ルートは、アレッツォ(Arezzo)−ビッビエーナ(Bibbiena)−Raggiolo(ラッジオーロ)となり、ビッビエーナで乗り換えで所要時間は1時間半〜2時間です。
<基本情報>
住所:Piazza San Michele 3 52010 Ortignano Raggiolo (AR)
電話番号:+39-0575-514428
アクセス:アレッツォや周辺の村からバス、あるいはレンタカー。
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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