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写真:古都の U助
地図を見る臨済宗南禅寺派大本山の南禅寺は正応4年(1291年)に創建されました。南禅寺の前身は亀山法皇によって営まれた禅林寺殿でしたが、当時離宮で相次いだ妖怪な出来事が無関禅師の勤行や座禅によって静まったことから、亀山法皇は無関禅師に深く帰依され禅師を迎え、離宮を改め禅寺としました。
ただ惜しいことに無関禅師は開山に迎えられた後すぐに亡くなられてしまったので、第2世として選任された規庵祖圓禅師(南院国師)によっておよそ15年の月日をかけて完成に至りました。
写真:古都の U助
地図を見る世に名高い南禅寺の三門は、開創当時のものは永仁3(1295)年西園寺実兼の寄進によって創立。その後応安年間に新三門へと改築されましたが、それも文安4(1447)年の火災で焼失。
現在のものは大阪の陣で亡くなった家臣らの供養の為藤堂高虎によって再建されました。
歌舞伎の演目「楼門五三桐」での絶景かなの科白が有名ですが実際には石川五右衛門は三門の再建よりおよそ三十年も前に刑場の露と消えています。
三門は(大人500円)楼上に上がり境内や市内の景色を一望することもでき、また柱と柱から見る紅葉も絵画のようで見応えがあります。
写真:古都の U助
地図を見る三門から入り境内では美しい紅葉が楽しめます。
南禅寺の広大な境内にはおよそ200本ものカエデの木があります。
写真:古都の U助
地図を見るこちらは明治42年に再建された法堂(はっとう)で、釈迦如来像をご本尊としています。
法堂とは禅寺において本堂に当たる中心的な建築です。
現在の南禅寺・法堂の床は一面の瓦敷きとなっており、天井には今尾景年画伯畢生の大作と云われる幡龍が描かれています。
通常こちらの内部は非公開ですが、壇上より参拝することができます。
写真:古都の U助
地図を見るこちらは紅葉の美しい南禅寺方丈の入り口です。
南禅寺の方丈は大方丈とその背後に接続した小方丈からなり、その建物は慶長16年(1611)御所の建物の下賜を受けて再建されたもので国宝の指定を受けています。
また、こちらから入って小堀遠州の作と伝えられる江戸時代初期の代表的枯山水庭園である方丈庭園(大人500円)を見学することができます。
写真:古都の U助
地図を見る南禅寺で忘れてならないのが明治21年完成した全長約93メートルもあるこの水路閣。場所は法堂の南側にあります。
赤煉瓦の風格あるこの水路閣は建設当時は南禅寺の景観にそぐわないとして夏目漱石や著名人らの反対もあったといいますが、今ではすっかり境内に馴染み南禅寺の魅力の1つとなっています。
写真:古都の U助
地図を見るテレビドラマでもこの水路閣はお馴染みかもしれません。
こちらは水路閣の東方側を望んだもので段々と橋脚の高さが低くなっているのがお分かりいただけると思います。
東に進むとやがて目線の高さに琵琶湖から流れてきた水路を目にすることができ、水の音を聞くのも風流です。
また水路閣沿いの通路を東(写真奥方向)へ進むと最勝院があります。南禅寺境内とともに無料で参拝することができるのでぜひ足を運んでみましょう。
写真:古都の U助
地図を見るこちらは水路閣西端から水路を見たもの。
今もしっかりと水が流れ、橋の上はさすがに歩いて渡ることはできませんが水路閣の西端には石段があり一部橋上からの景色を見ることができます。小さな階段なので足元にはくれぐれも注意するようにしましょう。
南禅寺のさらに南側に位置する琵琶湖疏水の船運ルートであった蹴上インクラインの周辺も春は桜、秋は紅葉が美しくぜひ南禅寺と併せて訪ねていただきたい場所の1つです。
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
電話番号:075-771-0365
アクセス:市営地下鉄蹴上駅より徒歩約10分、
京都市バス東天王町または南禅寺・永観堂道下車、徒歩約10分
境内無料(有料参拝場所有り)
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイト等でご確認下さい。
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