写真:カノオミツヒサ
地図を見る鶴峰八幡宮の最寄り駅は、JR内房線の佐貫町駅。東京からは約2時間です。駅からは田園風景の広がるなかを20分ほど歩きます。お車の場合は東京湾アクアラインを通って木更津へ渡り、館山自動車道を一路南へ。富津中央ICを利用すると、およそ5分で到着します。
鶴峰八幡宮は718年、荒れる海を鎮めるために神事が行われたことが始まりとされており、漁師たちによって神社が創建されました。地域にあった15の村の鎮守として信仰をあつめ、今日に至っています。銅製の大鳥居は平成7年に奉納されたもの。長い年月を経た現在でもなお、信仰をあつめ続けています。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る大鳥居をくぐって参道を進むと、狛犬さんたちがお出迎え。階段を昇ると目の高さに近づいてくるので、こちらに駆け寄ってくるように感じられます。
写真:カノオミツヒサ
地図を見るさらに進むと右手に手水舎があります。ちょっと見慣れないものが左側に立ててありますが、これは「自己祓幣」(じこはらいぬさ)です。手を清めた後はこちらを持って、左・右・左の順番で三回お祓いします。精神を集中させ、身も心もきれいになってから、拝殿へと参ります。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る朱色がまぶしい拝殿です。ご祭神は「誉田別尊」(ほんだわけのみこと)。家内安全、航海・漁業守護、安産守護、身体健勝、方位除、芸事上達、武道上達といったご神徳があります。
両側の提灯のほか、屋根やお賽銭箱などには鶴丸の紋様が描かれています。参道横には鶴の石像が設置してあるなど、よく見ればいたる所に鶴の姿が。鶴といえば、「鶴は千年、亀は万年」といわれるように、おめでたい席には必ず登場し、長寿を象徴する吉祥の鳥です。何匹の鶴がいるのか、数えながらお参りしてみてはいかがでしょうか?
写真:カノオミツヒサ
地図を見る境内はよく掃き清められています。整然とした砂紋は、京都・龍安寺の石庭を思い起こさせるほど美しいです。時を忘れてしまうような、非日常の空間がそこにあります。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る社前には弁天宮があり、こちらも朱色が目を引きます。水難除け、商売繁盛、学業成就、大漁祈願、安産祈願、五穀豊穣、延命祈願といったご利益があります。
写真:カノオミツヒサ
地図を見るお社の右手には「延命の井戸」があり、江戸時代中期に起こった天明の水飢饉でも、枯れることなくこんこんと湧き続け、近隣の人々を救ったそうです。橋の下の池には、優雅に泳ぐ魚たちの姿が。人々を救ったありがたい水は、いまも枯れることなく命をつなぎ、育んでいます。
みなさまもぜひ、鶴峰八幡宮を訪れてみてください。
住所:千葉県富津市八幡字鶴屋敷143
電話番号:0439-66-0336
アクセス:JR内房線・佐貫町駅から徒歩およそ20分
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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