写真:舟津 カナ
地図を見るメキシコシティーからグアナファトへ、リーズナブルに移動するなら長距離バスが便利です。
メキシコシティーには目的地によって数カ所長距離バスターミナルがありますが、グアナファト行きは「Central de Autobuses del Norte(北方面ターミナル)」から出発。シティーからバスターミナルまではメトロで行けます。
バスのチケットはターミナルで購入できますが、ネットで購入すると割引になることもあるので、予定が立っている場合はネットの方がお得。バスは等級違いでPrimera Plus、ETN、Estrella Blancaと数社の会社が運行しています。2等のPrimera Plusでもテレビ、軽食、リクライニングシート付きで快適です。
シティーからグアナファトまではバスで5時間ほどかかるため、早朝バスで移動しましょう。
(例:Primera Plus/出発6AM-到着10:30AM / $563ペソ)
写真:舟津 カナ
地図を見る到着するグアナファトのバスターミナルは町から少し離れています。乗り合いバスで行くことも可能ですが、荷物がある場合は、ウーバーでホテルまで行くのがおすすめ。1泊しかないときはそうすることで、観光の時間を多くとれます。
写真:舟津 カナ
地図を見るできるだけグアナファト滞在時間を延ばしたい人は、飛行機を利用しましょう。メキシコシティー空港からレオン/グアナファト空港までは約1時間。インテルジェットやエアロメヒコ航空など数社が運航しています。
レオン空港はグアナファトの中心地から30分ほど離れています。公共交通機関がないためタクシーもしくはウーバーでの移動になります。(ウーバーで約$200-$250ペソ)
写真:舟津 カナ
地図を見るホテルに荷物を置いたら早速町に繰り出しましょう。くねくね道はわかりづらいですが、町自体はこじんまりしており徒歩で見学可能です。
まず町の中心地、ラ・ウニオン公園へ。そこにはピンクのサン・ディエゴ教会、ヨーロッパに来たかのような重厚なフアレス劇場など見どころたっぷり。劇場前の階段には「GUANAJUATO」の文字があり、絶好の写真スポットです。
写真:舟津 カナ
地図を見るアートに興味がある人は、メキシコの壁画作家ディエゴの「ディエゴ・リベラ生家博物館」へ。独立した建物ではなく、道の片隅にありわかりづらいですが、オレンジ色の壁が目印です。中は小さいですが、ディエゴが当時住んでいた時の家具や彼の絵が所狭しと飾られ見ごたえあり! 彼の奥さんでありメキシコを代表する画家フリーダ・カーロとディエゴのパネルもあります。
<基本情報>
住所:Positos 47, Zona Centro, 36000 Guanajuato, Gto
写真:舟津 カナ
地図を見る小腹がすいたらイダルゴ市場へ。市場内だけでなく市場周辺にも屋台が並び、呼び込みしています。屋台のほかにギフトショップも充実。グアナファトの特産品ミイラキャンディーもここで販売しています。
写真:舟津 カナ
地図を見るグアナファト観光で絶対に外せないスポット、ピピラの丘に登るケーブルカー近く、少し高台のところに数件レストランがあります。レストラン「El Gallo Pitagorico」は、カラフルな街並みを望めながら一杯飲めます。店内の調度品もかわいいですよ。
<基本情報>
住所:Constancia 10, Zona Centro, 36000 Guanajuato
写真:舟津 カナ
地図を見る休憩をしたらケーブルカーに乗って丘の上へ。カラフルな街並みを一望できる丘は、観光客だけでなく地元の人にも人気のスポット。昼と夜で景色が異なるので、夕方明るいうちに登り「昼の景色」と、沈む夕日を見ながら「夜の景色」の両方を楽しみましょう。
写真:舟津 カナ
地図を見るピピラ記念像前の階段がベストスポット。人気スポットなので、早めに場所を確保しましょう。昼間のカラフルな街並みも素敵ですが、温かいオレンジ色の灯に包まれた街も幻想的です。
丘までは歩いて行けますがひったくり多発地帯。安全なケーブルカーを利用しましょう。丘の上にもギフトショップやドリンクの売店がたくさんあります。
夜は、伝統的な衣装をまとってセレナータを演奏する「エストゥディアンティーナ」が週末を中心に行われています(不定期)。ツーリストインフォメーションで開催情報を確認し、ぜひ参加しましょう。
スタートはサン・ディエゴ教会。そこから楽団が街を歩きながら各スポットで音楽を奏でるので、その後ろをついて行き、町を散策しながら音楽を楽しみます。ツアーは約1時間。チケットは事前に販売していますが、その場で購入も可能です。
エストゥディアンティーナが行われなくても、夜のグラナファトも魅力的です。メキシコの他の都市より安全で、夜でもブラブラ街歩きができるのはグアナファトの魅力のひとつ。もちろん、海外なので注意は必要です。
写真:舟津 カナ
地図を見る2日目は朝から動きましょう。グアナファトの人気スポット「口づけの小道」は、日中人が多いので朝一に行くのがおすすめ。その後はリアルなミイラが見られるミイラ博物館へ。こちらも観光客が並ぶ人気スポット。オープンとともに行くと人が少なくゆっくり見られます。少し中心部から離れた所にありますが、イダルゴ市場の先のバス停からバスに乗って行けます。必ずミイラ博物館行きかドライバーに確認して乗車してください。
<基本情報>
住所:Explanada del Panteón Municipal s/n, Centro, Panteon, 36000 Guanajuato
写真:舟津 カナ
地図を見るその後は「旧サン・ガブリエル・デ・ヴァレラ博物館」へ。ここも中心地から離れています。バスは頻繁にでていないため、ウーバーで行くのがよいでしょう。
<基本情報>
住所:KM 2.5, Guanajuato-marfil, El Cerrito, 36251 Guanajuato
もしくは、教会やグアナファト大学など引き続き町をぶらぶらしながら、カフェでゆっくしてもよいでしょう。ただし、グアナファトの町は道が細くよく渋滞します。移動する場合は、余裕を持ってバスターミナルや空港へ向かいましょう。
メキシコを旅した人が「1番よかった!」と絶賛する人も多い町「グアナファト」。ヨーロッパ風の街並みですが、メキシコ文化も色濃く残り、夜遅くまで楽しめます。こじんまりとした町なので、効率よく周れば1泊だけでも十分堪能できますよ。
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
舟津 カナ
10年間、旅行会社に勤務。その後、そのノウハウを活かし編集プロダクションで日本旅行協会の会報誌、政府観光局のパンフレットやウエブの編集、執筆を担当。取材先を選定し、一眼レフカメラを片手に取材をしていま…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索