写真:小浜 みゆ
地図を見る南イタリアのナポリ湾に浮かぶカプリ島は、日本人に人気のヨーロッパ旅行先。カプリ島で、最も有名な観光スポットといえば、幻想的な青の洞窟ですよね。
でも「青の洞窟は100%の確率で入れるわけじゃない」というのも、これまた有名。残念ながら青の洞窟の入り口は狭く波が高いと入れないために、「カプリ島にわざわざ行ったけど入れなかった…」という人もいるのです。
しかし青の洞窟だけがカプリ島の魅力…では決してないんです!逆に青の洞窟だけに入って、ここに行かないのはもったいない、と断言できるスポットが「ソラーロ山(モンテソラーロ)」です。
写真:小浜 みゆ
地図を見るソラーロ山とは、標高589mのごつごつとした岩肌が特徴的なカプリ島で一番高い山。その山の頂上から見る景色が、まさに言葉の通り「絶景」なんです。断崖絶壁の下に広がるブルーのグラデーションがかったカプリブルーの海は、息を呑むほどの美しさ。
写真:小浜 みゆ
地図を見る頂上は庭園になっており、色々な方向から絶景が望めます。海だけではなく、カプリ島のシンボルとなっている3つの「ファラリョーニ岩礁群」もよく見えますよ。カプリ島を深く愛していたという、初代ローマ皇帝アウグストゥスの像も要チェック。
写真:小浜 みゆ
地図を見るソラーロ山の頂上にはカフェテラスがあり、ゆったりと景色をながめながら過ごせます。どこを見ても大パノラマが広がるこの場所は、まさに「天空のカフェ」といったところ。
写真:小浜 みゆ
地図を見るカフェではイタリアならではの、カプチーノやエスプレッソを楽しむのがおすすめ。絶景を眺めながらいただくコーヒーは格別です…!
写真:小浜 みゆ
地図を見る滞在時間の目安は、ソラーロ山の頂上から景色を見るだけであれば15分ほどでも良いかもしれません。しかし頂上にはフォトジェニックでインスタ映えする撮影スポットが、たくさんあります。ゆっくりお茶する時間も考えると、30分〜1時間ほどをみておくとよいでしょう。
写真:小浜 みゆ
地図を見るソラーロ山は、日本・東京にある高尾山とほぼ同じ標高。「行ってみたいけど、大変な登山やハイキングはちょっと…」という方もご安心を。ソラーロ山の頂上までは、一人乗りのチェアーリフトで楽に行くことができるんです!
写真:小浜 みゆ
地図を見る所要時間は10分ほどで、このチェアーリフトに乗っている間の景色も最高。ケーブルカーのような安定感はなく、1本のバーだけを支えにした空中散歩なのでドキドキ感はありますが、アトラクション感覚で楽しめます。落ちるほど揺れることはないので、ご安心を。
写真:小浜 みゆ
地図を見るチェアーリフト乗り場はアナカプリにあり、カプリ島の港「マリーナ・グランデ」からアナカプリまでのアクセスはバスが便利です。ちなみにカプリ島への行き方は、ナポリからフェリーで約45分ほどなので、日帰りも可能。移動時間もすべて日本では感じられない、非日常感を楽しめます。
写真:小浜 みゆ
地図を見る「青の洞窟には入れなかったけど、やっぱりカプリブルーを近くで見たい!」という方には、カプリ島を船で一周する周遊クルーズがおすすめです。カプリ島には青の洞窟以外にも「緑の洞窟」や「白の洞窟」など、海の青さを体験できる洞窟があり、周遊クルーズは青の洞窟に行くツアーよりも高い確率で催行されます。
写真:小浜 みゆ
地図を見る周遊クルーズに参加するには、マリーナ・グランデあるチケット売り場・乗り場へ。こちらにはお土産店も連なっているので、名物のレモンを使ったリキュール・リモンチェッロや、可愛いレモン柄の食器などをチェックしてみてくださいね。
青の洞窟に入れなくとも、最高の思い出を作れるカプリ島。青の洞窟に入れる確率が高い夏がベストシーズンと言われていますが、それ以外の季節もおすすめです。ぜひイタリア旅行のプランに、絶景のソラーロ山を組み込んでみてくださいね。
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/12更新)
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