青と緑の絶景スポット!栃木の秘境「おしらじの滝とスッカン沢」

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青と緑の絶景スポット!栃木の秘境「おしらじの滝とスッカン沢」

青と緑の絶景スポット!栃木の秘境「おしらじの滝とスッカン沢」

更新日:2019/04/04 16:11

津田 泰輔のプロフィール写真 津田 泰輔

深く青い滝壺がインスタ映えすると話題のおしらじの滝。スッカンブルーと称される独特の青白い水が有名で数々の美しい滝が続くスッカン沢。
この二つは栃木県矢板市と那須塩原市の境目付近に広がる八方ヶ原にあって、両方一緒に訪れることができる。
人気急上昇中の注目スポットの中でも、押さえておきたい絶景スポットを紹介していこう。

コバルトブルーの美しい滝壺「おしらじの滝」

コバルトブルーの美しい滝壺「おしらじの滝」

写真:津田 泰輔

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おしらじの滝へ訪れるなら、まずは「山の駅たかはら」を目指そう。小さな売店もある道の駅で、おしらじの滝やスッカン沢へ訪れる際の拠点になる場所だ。ここからスッカン沢に直接歩いて行ける遊歩道もあるのだが、少しアプローチが長いのとおしらじの滝に行けなくなってしまうので、今回はまずは車でおしらじの滝へ向かうルートを紹介したい。

山の駅たかはらから那須塩原方面へ車で約5分も進めば、チェーン着脱場を兼ねた駐車場にたどり着く。向かって右側に大きな駐車場があるが、いっぱいなら少し先に進んだ左側にも駐車スペースがある。

<山の駅たかはらの基本情報>
住所:栃木県矢板市下伊佐野991番地3
電話番号:0287-43-1515
営業時間:9:00〜16:00(4月〜11月)

コバルトブルーの美しい滝壺「おしらじの滝」

写真:津田 泰輔

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おしらじの滝はかつては知る人ぞ知る秘瀑で道なき道を進む必要があったが、SNS等で話題になってからというもの、かなり遊歩道も整備されてきている。駐車場から滝まで道ができていて、10分程度あれば簡単に滝までたどり着くことができるだろう。

ただ、道ができているとはいえ、舗装されていない自然のままの道。雨が降れば地面はぬかるみ滑りやすくなっている。しかも行きはずっと下り坂になるのだが、必然的に帰りは登り坂。足元の悪い道を10分登り続けるというのは山道に慣れていない人にはそれなりの運動である。気軽に訪れることができるとはいえ、スニーカー程度の靴と多少汚れても良い服装は確保しておいてほしい。

コバルトブルーの美しい滝壺「おしらじの滝」

写真:津田 泰輔

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遊歩道を降りきった先に、美しい滝壺が待っている。よほど雨が強く降らないと滝にはならず、普段はこのように水は流れず岩肌を濡らす程度。それでも水はよどむことなく、透き通ったブルーの水を湛え続けている。
特に日差しが差し込んだ時の美しさは格別で、宝石のように青く輝く水を見ることができる。天気予報とにらめっこしながら天気の良い日を選んでいくことをお勧めする。

滝壺からあふれた水がちょろちょろと流れて川になっている。流れ込む水に比べて流れ出す水が明らかに多いので、滝壺の底から水が湧いてきている事が想像できる。湧き水が生み出した美しいブルーの水を堪能してほしい。

スッカン沢「雄飛の滝線歩道」

スッカン沢「雄飛の滝線歩道」

写真:津田 泰輔

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おしらじの滝の次はセットでスッカン沢の雄飛の滝まで訪れるのがオススメ。おしらじの滝からスッカン沢の駐車場まではすぐの距離。車でそのまま進めば見えてくる雄飛橋の横に駐車場があるので迷うことはないだろう。
橋の横から階段を降りると川沿いに遊歩道が続いていて、沢に降りることができる。

スッカン沢「雄飛の滝線歩道」

写真:津田 泰輔

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階段を降りるとすぐに別世界。木漏れ日の差し込む遊歩道はやがて川沿いの道へと続く。
整備された遊歩道とは言え、舗装されている訳ではないので、少なくともスニーカー程度の靴は用意した方が良い。滑りやすい箇所もあるので、登山靴があればベストだろう。雄飛の滝までは約2キロの道のり。アップダウンは比較的少ないが、往復2時間はかかるので飲み物などは用意して向かいたい。

至る所から湧水が流れる水の楽園

至る所から湧水が流れる水の楽園

写真:津田 泰輔

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スッカン沢の水源は火山の噴火でできたカルデラにあり、火山の成分が溶け込んでいるため、白く白濁したりスッカンブルーと呼ばれる青い水が特徴的である。
火山成分の大地には豊富な水が溶け込んでいて、スッカン沢の遊歩道を歩いていると至る所から川の中へ水が流れ込んでいることに気づくだろう。

最初の見所は素簾の滝。川の対岸から染み出すように流れ落ちる滝だが、火山の成分を含んだ水が川へ溶け込むと、白い絵の具を垂らしたような不思議な白濁した流れになっている。

至る所から湧水が流れる水の楽園

写真:津田 泰輔

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このように川の本流に流れ込む水が多いのがスッカン沢の特徴。この対岸からの流れが素廉の滝の一部なのだが、滝の本体はここからだとよく見えない。対岸に渡れば岩壁から染み出すように落ちる美しい滝を近くで見ることができるのだが、川を徒渉しなければならないので一般向きではない。

この辺りは遊歩道から少し川岸まで近寄ることができるので、川に入る装備のない人はここから川の雰囲気を楽しむだけにしよう。

至る所から湧水が流れる水の楽園

写真:津田 泰輔

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素廉の滝の次の見所は仁三郎の滝。素廉の滝からは5分ちょっとぐらい。遊歩道沿いに豪快に落ちているので見落とすことはないだろう。
滝の迫力もさることならが、この辺りから俄然川の水がブルーに染まってくる。
さらにここからは谷が深くなり、対岸からは常に水がすだれのように落ちてきて、川には常に雨が降ってきているような状態になる。

雄飛の滝へは橋を渡らず上流へ

雄飛の滝へは橋を渡らず上流へ

写真:津田 泰輔

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仁三郎の滝からしばらく進むと展望台が見えてくる。これが雄飛の滝の展望台なのだが、この展望台からは滝上半分しか見ることができない。展望台の下へも行くことができるのだが、最後は切り立った崖に阻まれて川まで降りることができない。

雄飛の滝へは橋を渡らず上流へ

写真:津田 泰輔

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雄飛の滝の正面に回るにはもう少し先に進んでから引き返す必要がある。
遊歩道に戻ってしばらく進むと川を渡る橋があるのだが、この橋を渡らず手前に右へ進む道があるのでそちらに進もう。踏み跡ぐらいの道なので少しわかりづらいので見落とさないように注意しよう。
ここからはあまり整備されていない細い道になるので足元に気をつけて進んで行く。

雄飛の滝へは橋を渡らず上流へ

写真:津田 泰輔

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細い道だが少し進めば開けた場所に出る。ここの名もなき小さな滝の滝壺がスッカン沢で最も水が青く見える場所かもしれない。
この青白い水には火山の鉱物や炭酸の成分がたくさん含まれているため、酸っぱい味がするとか。酸っ辛い水という事から「スッカン沢」と名前が付けれれたとか。

光芒差し込む「雄飛の滝」

光芒差し込む「雄飛の滝」

写真:津田 泰輔

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あとは深い谷底を上流向かって歩くだけ。切り立った垂直の壁の上からはひっきりなしに水が滴り落ちてくる。

光芒差し込む「雄飛の滝」

写真:津田 泰輔

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見上げれば緑の隙間から滝のように落ちる場所もある。とにかくいたるところから水が流れ落ちているという非常に水の豊富な場所。

光芒差し込む「雄飛の滝」

写真:津田 泰輔

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谷底の終点に現れるのがこの「雄飛の滝」。スッカン沢を代表する滝である。
このように滝が生み出す水飛沫が差し込む日差しを反射して光芒を生み出すこともある。この光芒を撮影しようと時間帯によっては三脚をセットしたカメラマンがずらりと並ぶことも。
谷に光が差し込むのは天気の良い午後だけ。カメラマンたちを魅了する神秘的な光景を見てみたいなら、時間帯を狙って訪れるのが良いだろう。

青と緑の絶景スポット

今回紹介した「おしらじの滝」と「スッカン沢」は高原山のカルデラが作り出したここにしかない特徴的なブルーの水と、豊富な水が育む鮮やかな木々が織りなす青と緑の絶景スポット。
かつては一部のカメラマンだけしか知らない場所だったが、口コミでその魅力が広まり、SNS等で拡散されたため、今や超人気のインスタ映えスポットになっている。

綺麗なスッカンブルーを撮影するだけでなく、自然の水があふれる独特な雰囲気をぜひとも現地で感じてみて欲しい。
まだまだ日本にはこうした美しい自然が残っているのだと実感させられるに違いない。

2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/08/18 訪問

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