写真:bow
地図を見る京都の代表的な観光地、嵐山の渡月橋。その後方にそびえる小高い山に「嵐山モンキーパークいわたやま」があります。ここでは約120頭の野生のニホンザルが餌付けされていて、可愛らしいニホンザルたちと間近で触れ合うことができます。
ここは、日本人観光客のみならず外国人観光客にも人気のスポット。特に頂上の展望台広場にある休憩小屋でニホンザルにエサを手渡しできる体験が大人気なのです!
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地図を見る「嵐山モンキーパークいわたやま」のメインイベントともいえるエサやりなのですが、少〜しばかり変わった点が。なんとエサをあげる人間の方が小屋に入り、中からサルたちに餌を差し出すのです。
そう、まるで人間の方が檻の中に入れられているような感覚で、少し不思議な感じもします。端から見ればちょっとシュールにも見えますが、これは安全上の問題から。相手はれっきとした野生動物。ちゃんとルールを守って安全に触れ合うためにこうした方法が取られているのです。逆にルールを守れば、サルでも全然怖くないことが理解できます。
まるでカメレオンの舌のように素早い動きで手を伸ばしてエサをとる仕草にはきっと大興奮間違いナシ!ちなみにサルにあげてもいいエサはこの小屋の中で買うことができます。エサの持込みは禁止で、エサをあげることができるのはこの小屋だけです。
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地図を見る「嵐山モンキーパークいわたやま」のサルたちは全て個体識別がされていますが、ちゃんとした野生の群れ。人間が近くにいるとはいえ、普段通りの生活をしています。人間と同じように家族愛に溢れたサルたちを眺めているとついつい微笑ましくなってしまうことでしょう。
ちなみに何故ここが外国人観光客に人気なのかというと、サルの仲間はほとんど温帯から熱帯の暖かい地域に生息しているから。実は日本人があまり知らない事実なのですが、人間以外で地球上で最も北に暮らす霊長類はニホンザルだったのです。つまりヨーロッパや北米などではサルを見ることができないため、非常に珍しい存在として扱われているからです。それ故にここ嵐山だけでなく、日本各地のサルを見れるスポットで外国人人気が高いのです。
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地図を見る「嵐山モンキーパークいわたやま」の見所はサルだけではありません。山頂の広場は着いてビックリ、京都市内一望の絶景がお出迎えなのです!嵐山・嵯峨野界隈ではここがbP絶景スポット。この景色を味わうためだけに訪れても恐らく文句はないかと思える程です。
また、頂上の少し下には長い滑り台やターザンロープなどの遊具が揃った広場もあるので、お子様連れにはありがたいところです。
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地図を見る嵐山の渡月橋から「嵐山モンキーパークいわたやま」の入口までは目と鼻の先で、渡月橋を渡って右折すればすぐに見えてきます。入口で入場料を払ったあとは、豊かな自然の中を歩く約20分程の軽登山となります。
運動不足の人には若干辛い区間もありますが、途中に休憩ポイントがいくつかあり、また上りながらサルについて勉強できるようなコーナーも設けられていますので、辛い山道気分を和らげてくれます。思わず「へぇー!」と言ってしまうような知識も得られるかもしれませんよ!
世界的な旅行口コミサイト『トリップアドバイザー』が発表した「外国人に人気の日本の観光スポット2014」では、なんと堂々14位ランクインという偉業を達成した「嵐山モンキーパークいわたやま」。
どうしても日本人はサルに対して”悪さをする”ようなイメージを抱きがちです。しかし、ここ「嵐山モンキーパークいわたやま」でサルたちと触れ合ってみてください。「あれ、サルってこんなにかわいかったっけ?」と再確認できると思いますよ!
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(2023/12/5更新)
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