写真：鎌倉 万里子
地図を見る江ノ島へのアクセスは、小田急線片瀬江ノ島駅が便利。途中の「片瀬江の島観光案内所」で、マップやパンフレットをもらうのがお勧め。島全体のルートや観光スポットがよく分かりますよ。
また、島内有料施設がお得になるパスポートや割引き切符もありますので、ここでぜひご相談を。
江ノ島へ向かう弁天橋の途中から、島の反対側の稚児ヶ渕を約10分で結ぶ、遊覧船「べんてん丸」に乗船することができます。
海風を感じながら江ノ島を海上から眺める船旅は、とても新鮮。江ノ島を1日でくまなく満喫するのにお勧めです。
＜べんてん丸の基本情報＞
住所：神奈川県藤沢市片瀬海岸2-20-13
電話番号：0466-22-4141
アクセス：江ノ電江ノ島駅から徒歩約15分
乗船料：片道大人400円
※天候・波状況などにより休航あり
下船先の「稚児ヶ渕」は、岩場の自然美が美しく、波の穏やかな日は人々が磯遊びをする風景も。夕景はかながわの景勝50選にも選定されています。
いつもの江ノ島とはまた違った、迫力ある岩場と波の風景をぜひ楽しんで。通路を3分程歩くと、洞窟「江の島岩屋」に到着します。
長い歳月の波の浸食でできた「江の島岩屋」。その洞窟内を、途中ろうそくの明かりを持って入洞することができます。
奥行152ｍの第一岩屋と奥行56ｍの第二岩屋からなり、洞内には文化遺産の石造物やオブジェなども展示されていて、大人も子どもも楽しめますよ。
＜江の島岩屋の基本情報＞
住所：神奈川県藤沢市江の島2丁目
電話番号：0466-24-4141（藤沢市片瀬江の島観光案内所）
アクセス：小田急片瀬江ノ島駅から徒歩40分
入洞料：大人500円
岩屋を出たら、道なりの狭い階段を高台まで上がります。途中見晴らしの良い海鮮のお店などもありますよ。
続いてスロープ状の下り坂を島に沿ってしばらく歩き、右方向に入れば「江島神社 辺津宮（へつのみや）」へ到着します。辺津宮・中津宮(なかつのみや)・奥津宮(おくつのみや)の三つの宮を総称して江島神社と呼び、それぞれが海の守護神である女神さまです。
また、並びの「奉安殿」には日本三大弁財天の一つ「裸弁財天」が祀られており、芸能・音曲上達祈願として信仰を集めています（拝観料あり）。
＜江島神社 辺津宮の基本情報＞
住所：神奈川県藤沢市江の島2-3-8
電話番号：0467-22-0315
アクセス：小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅から徒歩20分
写真：鎌倉 万里子
地図を見るお参り後の「弁財天仲見世通り」での食べ歩きやお土産選びは、江ノ島での最大の楽しみですね。新旧さまざまな店舗が軒を連ねる歩いて5分程の通りは、いつも大勢の観光客で賑わっていますよ。
写真：鎌倉 万里子
地図を見る仲見世通りを出ると、江ノ島の入口正面左手に、3階建ての島最大級の磯料理とお土産の店「江の島 貝作」があります。
店頭から漂うサザエなどの磯焼きの芳ばしい香りは、昔からの江ノ島の風情。2階のフロアは窓際に座敷があり、景色がよく、ゆったりとしていて混雑がちな島内の海鮮店の中でも穴場の食事処。
名物の「釜揚げしらす丼」は老舗らしいワンランク上の美味しさ。また店員さんいちおしの単品「焼きはまぐり」は、甘くとろける貝肉が絶品です。
＜江の島 貝作の基本情報＞
住所：神奈川県藤沢市江の島1-3-20
電話番号：0466-22-3759
アクセス：小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅から徒歩10分
写真：鎌倉 万里子
地図を見る昼食後は、いよいよ江ノ島の頂上へ。弁財天仲見世通りの突き当たり、朱の鳥居横に江の島エスカー1区のりばがあります。
「江の島エスカー」とは、坂や階段の多い行程差46ｍを時短で移動する野外エスカレーターのこと。頂上までは1区から3区まで3回のエスカーを乗り継ぎます。
勾配があり、歩くと20分ほどかかるこの距離、エスカーと徒歩で約5分と短縮することができますよ。
＜江の島エスカーの基本情報＞
住所：神奈川県藤沢市江の島2-3-9
電話番号：0466-23-2444（江の島遊園事業所）
アクセス：小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅から徒歩16分
料金：大人360円（区間により異なる）
写真：鎌倉 万里子
地図を見る江ノ島頂上に着いたら、まずは左手にある亀ヶ丘広場へ。階段を上った先には相模湾をひろびろと見渡せる絶景の見晴らし台があります。
広大な水平線をまじかに感じることができるのは、江ノ島の頂上ならでは。
写真：鎌倉 万里子
地図を見る亀ヶ丘広場には、行列のできる「たこせんべい」の店、「あさひ本店江の島頂上店」があります。目の前で新鮮なたこ2～3匹をまるまる高温プレス焼き、パリパリのせんべいをあつあつの状態でいただくことができます。
ぎゅっとタコの旨みが凝縮された「たこせんべい」はかみしめるほどに美味。仲見世通りの本店はいつも非常に混み合っているので、こちらでの購入がお勧めです。
＜「あさひ本店江の島頂上店」の基本情報＞
住所：神奈川県藤沢市江の島2-3-28
電話番号：090-4826-0364
アクセス：江の島エスカー（3区）出口より徒歩約1分
写真：鎌倉 万里子
地図を見る亀ヶ丘広場の向かいには、英国人貿易商サムエル・コッキング氏が由来の、南洋樹木と四季折々の花が見られる植物園があります。
苑内には、日本で初めての人気のフレンチトースト専門店「LON CAFE」があり、シービューに面したテラスで、優雅な“江の島時間”を過ごすのもお勧め。
＜江の島サムエル・コッキング苑の基本情報＞
住所：神奈川県藤沢市江の島2-3-28
電話番号：0466-23-2444
アクセス：小田急片瀬江ノ島駅徒歩20分
入苑料：200円
苑内にある「江の島シーキャンドル」は海抜約100ｍの展望灯台。そこから見る景色は、日中は遠く富士山が見渡せ、夜は湘南夜景の大パノラマ！
また、日没後のライトアップも美しく、冬季はイルミネーションに彩られます。
＜江の島シーキャンドルの基本情報＞
住所：神奈川県藤沢市江の島2-3-28
電話番号：0466-23-2444
アクセス：小田急片瀬江ノ島駅徒歩20分
昇塔料：300円
江の島シーキャンドルからの帰路は、下りの歩きやすい通路。15分ほどで仲見世通りに到着することができます。
江ノ島を1日で満喫するには、ルート選びが大きなカギ。夕刻はライトアップや島夜景を楽しんだり、仲見世通りに隣接の天然温泉スパリゾート「江の島アイランドスパ」でのんびりと疲れを癒したりするのもお勧め。
近年、江ノ島は夏だけでなく、秋はフラの祭典や野外フェスの「江ノフェス」、冬季シーズンは「湘南の宝石」として夜間ライトアップやフラワーイベントが開催され、年間を通して楽しめる島となっています。
東京2020オリンピックではセーリング競技開催が予定の、ますます盛り上がりを見せる江の島。今週末、日帰りでゆっくり訪れてみませんか？
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/16更新)
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