「王家の谷」だけじゃない!エジプト・ルクソールを遊び倒す

「王家の谷」だけじゃない!エジプト・ルクソールを遊び倒す

更新日:2019/03/25 17:13

Grace Okamotoのプロフィール写真 Grace Okamoto 世界一周フォトライター
エジプトと言えば歴史の国。その中でもルクソール(旧テーベ)は、最も有名なファラオ・ツタンカーメンの墓が発掘された場所として知られています。
世界に名高い「王家の谷」はもちろん、市井の人々の生活や、カラフルなお土産が安く買える市場、美しいナイル・サンセットなどの魅力がいっぱい!エジプトを訪れるならば、決して外せない街をご紹介します。

まずは定番「王家の谷」ツアー参加で効率よく回ろう!

まずは定番「王家の谷」ツアー参加で効率よく回ろう!

写真:Grace Okamoto

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ルクソールといえばここは外せない!世界的に有名な遺跡、王家の谷。60以上の墓があり、あの有名なツタンカーメンの墓も遺されています。副葬品のほとんどはカイロにある考古学博物館などに移されていますが、玄室に描かれた壁画や刻まれたヒエログリフは、ここでしか見ることができません。
谷の奥深く、墓の中へ降りて行くと、暑い屋外とは打って変わってひんやりとした空気が体を包みます。壁や天井を彩る壁画は、とても3000年以上前のものとは思えないほど色鮮やかで、見る者を圧倒します。

掲載している写真は王家の谷近くにある「ハトシェプスト女王葬祭殿」です。王家の谷内部は写真・ビデオ撮影共に厳しく禁止されていますので、ご注意ください。

<基本情報>
住所:Luxor, ニューバレー県
アクセス:ルクソール駅より車で約1時間

まずは定番「王家の谷」ツアー参加で効率よく回ろう!

写真:Grace Okamoto

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ルクソールの中央にはナイル川が流れており、川の東側は生者、西側は死者の街とされています。西岸には王家の谷以外にも多くの遺跡が点在しており、「メムノンの巨像」をはじめとする見どころも欠かせたくありません。効率良く回るには、やはりツアー参加が一番!現地のホテルや旅行代理店などでも、毎日ツアーが行われています。申し込みの際には、遺跡での入場料などが含まれているか否かをよくご確認ください。

ルクソールの昼間は大変暑くなり、空気も乾燥しています。日焼け対策と、たっぷりの水分補給をお忘れなく。

<基本情報>
住所:Al Bairat, Luxor, ルクソール県
電話番号:+20-114-813-0616
アクセス:ルクソール駅より車で約45分

ミイラを見よう!おしゃれな展示が魅力の「ルクソール博物館」

ミイラを見よう!おしゃれな展示が魅力の「ルクソール博物館」

写真:Grace Okamoto

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暑い中、砂だらけの遺跡を回るのに疲れた時に訪れたいのが、市内中心部にあるルクソール博物館です。エアコンがしっかりと効いており、清潔かつ静かな空間で、身体に負担をかけずに歴史を堪能できます。

カイロのエジプト考古学博物館などと比較すると小規模ですが、より洗練された現代的なキュレーションになっており、解説パネルなども分かりやすい!小さな博物館とは言え所蔵品は逸品揃い。なんと、本物のミイラも展示されています。
別料金を払えば写真撮影もOK。好みの彫像をインスタでシェアすれば、誰にも真似できないユニークな投稿になるかもしれませんね。

<基本情報>
住所:Kornish Al Nile, Luxor City, Luxor, Luxor Governorate
電話番号:+20-95-2370569
アクセス:ルクソール駅より徒歩約20分

カイロよりお買い得!?市場でカラフルなお土産を探そう

カイロよりお買い得!?市場でカラフルなお土産を探そう

写真:Grace Okamoto

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ルクソール神殿の前から始まる、長い長い市場通り。アラビア語で「スーク」と呼ばれています。せっかくエジプトに来たのならば、素敵なお土産も見つけたいところですね。規模は大きくないものの、カイロよりお買い得である場合が多いです。

ラインナップは豊富で、革小物・ガラス細工の香水瓶・スパイス・タイルなどなど。女性ならば、ムスリム・ガールズ御用達のスカーフも気になります。カラフルかつ生地も様々で、豪華な刺繍やビーズ細工が施されたものも。歴史ファンには、パピルス紙の写本やヒエログリフが彫られた銀細工などもたまりません。
お土産屋さんの言い値は、基本的には交渉ありき。すぐに半額以下になることもあります。値切るプロセスも楽しんでみてくださいね。

「なにもしない」贅沢を。ナイル川に沈む夕陽は必見

「なにもしない」贅沢を。ナイル川に沈む夕陽は必見

写真:Grace Okamoto

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エジプトを訪れた多くの旅行者が絶賛するのが、ナイル川に沈む夕陽です。どんなにインフラが不便でも、アラビア商人との駆け引きに疲れても、この国の夕景は文句なしに美しい!

ルクソールの市内を流れるナイル川沿いにはきれいな遊歩道が整備されており、日没頃には地元の人々も数多く散歩しています。ナイル・クルーズをしている船もたくさん(要交渉)。揺れる船から、あるいは川沿のカフェでシーシャ(水タバコ)をふかしながらサンセットを眺めれば、日常を忘れて優雅な気分に浸れることでしょう。

夜も遊べる!ライトアップされた神殿は幻想的

夜も遊べる!ライトアップされた神殿は幻想的

写真:Grace Okamoto

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エジプトの中でも観光客が多く、治安が比較的安定しているルクソールでは、夜遊びも楽しめます。宗教上の理由で豚肉はありませんが、美味しい鶏肉の丸焼きを出してくれるレストランや、欧米人が経営するアイスクリーム・カフェなどが市内中心部に点在しています。

お腹がいっぱいになったらぜひ訪れていただきたいのが、ルクソール神殿とその広場。駅やホテルのあるエリアから徒歩5分程度で到着できます。ライトアップされた神殿は、昼間とはまた違う荘厳さに溢れています。広場には馬車(値段は要交渉)がたくさん待機しており、周囲を一回りするもの素敵。ライトアップを眺めながら、砂漠気候らしい爽やかな夜の風に吹かれる気分は最高!

<基本情報>
住所:Luxor, Luxor City
電話番号:なし
アクセス:ルクソール駅より徒歩約15分

ルクソールのまとめ

はるばるエジプトを訪れるならば、カイロだけではもったいない!
歴史・生活ともに魅力的なルクソールを、ぜひ堪能してくださいね。

2018年9月の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/01/01 訪問

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