提供元:文京区立肥後細川庭園
http://parks.prfj.or.jp/higo-hosokawa/東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅から神田川沿いを西へ歩くこと約15分、住宅街の中に突如と現れるお屋敷風の門!これこそが「肥後細川庭園」の正門です。風格を感じさせる佇まいに、入る前から気分も盛り上がるでしょう。
元は「新江戸川公園」という名の公園でしたが、その後、2017年3月に現在の「肥後細川庭園」へ改名されました。それもそのはず、肥後(現在の熊本県付近)54万石大名の細川家の下屋敷が残る場所であったため、当時の面影を取り戻すべく池泉回遊式庭園として綺麗に整備されたのです。
写真:木村 優光
地図を見るお目当ての庭園内へ入るには、正門から入り、さらに中門を潜ります。中門の手前にて参加費300円を払い、いざ庭園内へ!すると竹あかりに周囲を囲まれ、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような気分になります。一時は美しい竹あかりの存在でで視界を遮られたような感覚となりますが、数分経てば目も慣れてきます。
目が慣れた頃に竹あかりの先を眺めてみると、今度は手前の池泉回遊式庭園とそれを取り囲む真っ赤な紅葉ライトアップ!中央には松の雪吊りもライトアップされていて、様々な要素がミックスされて幻想的な空間を作り上げています。しばし足を止めて見入ってしまいそうですが、回廊が狭いため他の方の邪魔にならないように歩みを進めていきましょう。
写真:木村 優光
地図を見る竹あかりと松の雪吊りとのコラボレーションを、期間限定の紅葉ライトアップイベントで見ることができるなんて非常に贅沢ですね。紅葉ライトアップ目的で訪問したつもりが、思わぬ嬉しい大誤算!これだけでも十分に幻想的なのに、この先にさらなる素晴らしいものが待ち構えているなんて、この段階では全く予想できないでしょう。
写真:木村 優光
地図を見る庭園内に設置された順路に従って進めば、池の周りを1周することができます。庭園の入口付近からさらに園内の奥へと入り、50mほど歩いた辺りで入口側を振り返ってみると?!紅葉のライトアップを背後に従い、今まで間近で見ていた竹あかりや松の雪吊りなどをまとめて見ることができるのです!これには「素晴らしい!」や「幻想的!」といった言葉以外、全く思い浮かびません。
紅葉ライトアップを見る日というのは、風が殆どない日がベストコンディションですので、運良くそのような天候に恵まれたら・・・。池の水面を含めて目の前にある風景を眺めてみましょう。すると、水面に映り込むもう一つの世界が現れます。光の量も二倍となり、比例するように感動指数もアップしますよ。
写真:木村 優光
地図を見る庭園内の東側は紅葉の木が多いエリアとなり、近づけば近づくほどその全貌が明らかになります。ライトアップされた真っ赤な紅葉が池を覆う様子は、和の美しさを象徴するもの!「日本人に生まれてよかった!」と思う瞬間でもあります。このエリアももちろん、水面に映り込むライトアップされた真っ赤な紅葉によって、幻想的なシンメトリーの世界を作り上げています。時間を忘れてしばし見ていたくなるような眺めです。
写真:木村 優光
地図を見る池の周りを周遊する形で形成されている回廊ですが、所々に置かれた灯火によって程よい明るさが雰囲気をさらに良くしています。回廊途中には少なからずベンチが設けられていて、座ったままゆっくりと庭園内のライトアップを眺めることも可能!そのため、秋のデートコースとして「肥後細川庭園」を訪問しても良いかもしれませんね。ライトアップされた紅葉の美しさに見とれたあとは、二人で回廊沿いのベンチに腰を下ろすのも良いでしょう。
なお、期間限定の紅葉ライトアップ期間中に三脚を使用して写真を撮る場合は、折りたたんだ状態の一脚としての使用であれば認められています。また一つの撮影ポイントに長時間滞在することは、他の方の通行の妨げとなりますので、節度のある行動を心がけましょう。期間限定の紅葉ライトアップイベントは毎年11月20前後〜12月上旬の日曜日となります。
住所:東京都文京区目白台1-1-22
電話番号:03-3941-2010
アクセス:東京メトロ有楽町線江戸川橋駅より徒歩約15分、東京メトロ東西線早稲田駅より徒歩約15分、都電荒川線早稲田駅より徒歩5分
期間限定中の参加費:300円(ただし、参加費は日中は無料、夜間ライトアップ時のみ有料)
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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