写真:木村 優光
地図を見る「日本大通り」への第一歩は横浜スタジアムがある横浜公園からスタートすると良いでしょう。最寄駅もJR根岸線関内駅もしくは石川町駅から徒歩すぐですので、アクセスはピカイチ!横浜公園の北側から「日本大通り」を眺めると、横浜港側にまっすぐに伸びた道路沿いにはイチョウの木がスラリ!その姿はまさに黄金色のトンネルのよう!
写真:木村 優光
地図を見る横浜公園側から見る「日本大通り」とは反対に、今度は象の鼻パーク側から見てみましょう。遠近法で見ると遥か彼方には横浜スタジアム、そしてそれらを向かいいれるかのような黄金色のイチョウが林立していて、まるで絵に描いたかのような光景!また、この光景を絵で表そうと、多くの絵描きさんの姿も目にします。そんな姿も秋の横浜の風物詩!
「日本大通り」は両端がT字路になっている全長約250mの道路のため、道路の終始ポイントに立てば反対側の端まで続く綺麗なイチョウ並木を見ることができます。そして、南端の背後は横浜公園、北端は象の鼻パークであることから、後ろから車に轢かれるなんてことは絶対にありませんので、両端のポイントこそ最後のビューポイント!
写真:木村 優光
地図を見る横浜といえば洋風の建物があちこちに林立していますが、この「日本大通り」沿いも多くの洋風の建物が林立しています。横浜公園側の南端には旧関東税務局の建物がありますが、現在はおしゃれなショップとカフェが入居しています。外観も非常に異国風で、黄金色に輝くイチョウとの相性も抜群!向かい側の歩道から写真を撮ると、インスタ映えしそうな1枚になりますよ。
写真:木村 優光
地図を見る「日本大通り」沿いには神奈川県の行政施設も多く建ち並んでいます。その中でもひときわ目に付く神奈川県庁(通称「キングの塔」)は横浜三大塔と呼ばれ、横浜のシンボル的存在となっています。「日本大通り」沿いからも「キングの塔」を見上げることが出来るため、黄金色に輝く銀杏とのコラボレーションも可能!これこそが「横浜」へ観光しに行ってきたと胸を張れる1枚になるでしょう。
写真:木村 優光
地図を見る横浜には「赤い靴をはいた女の子」という有名な童話があることを多くの方がご存知でしょう。それにちなんで、横浜中心部では「あかいくつ」と名の付けられた周遊バスが運行されています。ワインレッドとベージュを施したツートンカラーに、レトロな外観は、誰もが乗ってみたくなるほどオシャレ!
そんな「あかいくつ」周遊バスが黄金色に輝く日本大通りを横切るシーンも、横浜ならでは!歩道に設けられた外灯も周囲の景観に見事にマッチしています。写真は「日本大通り」の車道ではなく歩道でのワンシーンですが、歩道は車道以上の道幅があるため、通りに面したカフェではオープンテラスが設けられることがあります。秋の昼下がりに観光で歩き疲れた身体を、オープンテラスでコーヒーと共に休息なんて良いかもしれません。
写真:木村 優光
地図を見る夜の「日本大通り」はあまりメディアに取り上げられませんが、実は夜こそが昼間とはまた違った良さがあります。黄金色に輝くイチョウはライトアップされていませんが、ストリートに設置された外灯によって照らされる様子はため息もの!故意的に作り出したライトアップ夜景ではないからこそ、レトロな横浜が体感できるわけです。
写真:木村 優光
地図を見る黄金色に輝くイチョウ並木ばかりに目を奪われてしまいがちですが、目線を変えてみると、歩道の縁石で囲まれたエリアにはライトアップされたオブジェが置かれています。一見、シカのオブジェのようにも見えますが、イチョウが黄金色になる11月末はあちこちでクリスマスイルミネーションの点灯が始まります。この「日本大通り」でもクリスマスに向けてイルミネーションが施されるため、シカではなくトナカイなのです。
写真:木村 優光
地図を見る「日本大通り」沿いは横浜を代表する観光スポットが密集しています。一番側近にある神奈川県庁(通称「キングの塔」)は行政施設ですが、横浜を代表する建物に違いありません。日没後はちょうど塔の部分がライトアップされ、その存在が昼間以上に浮かび上がります。イチョウ並木とのコラボレーションも可能で、両者とも藍色の夜空を背景に黄金色に輝く様子はまるで向かい合うライバルのよう!
写真:木村 優光
地図を見る「横浜情報文化センタービル」もそのうちの一つ!とてもレトロでモダンな外観は、黄金色に輝くイチョウとの相性はバッチリ!それに加え、モダンな外灯もさらなる雰囲気を濃く出すための要素の一つ!なお、「横浜情報文化センタービル」に入居するレストラン「アルテリーベ」は音楽家の演奏を聴きながらお食事をすることができるので、ウェディングパーティによく使用されます。
なお、「横浜情報文化センタービル」は、元は横浜商工奨励館という名称で、関東大震災により崩壊した建物を再利用した旧館と新造された12階建ての新館から構成されています。旧館側はそのモダンな造りから「横浜市認定歴史的建造物」になっています。
写真:木村 優光
地図を見る上で紹介した「横浜情報文化センタービル」の横に位置する「KN日本大通ビル」も非常にレトロでモダンな建物で、中にはオシャレなショップが入居しています。元は三井物産横浜ビルという名称で1911年に竣工されました。関東大震災の揺れにも耐えた、日本で初の全鉄筋コンクリート造りのビルで、その後、鉄筋コンクリートが耐震に対して有効的であることが判明しました。
住所:神奈川県横浜市中区日本大通
アクセス:JR根岸線関内駅より徒歩約5分。またはみなとみらい線日本大通り駅より徒歩すぐ。
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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