写真:小林 理沙
地図を見る「ハウス・オブ・ハンガリアン・アール・ヌーボー」の建物は1903年にベド家の邸宅として建てられました。ベルギーの建築家ポール・アンカールやヴィクトール・オルタの建築様式の影響を受けて建築家エミル・ヴィドーによって造られた建造物です。
ファサードを飾るのは有名なジョルナイ社の陶器です。
写真:小林 理沙
地図を見る窓の上部がアーチ状で、曲線を多く使った優しく美しいデザインです。初めて行くお店の中が外から見えなかったり、特にそれが外国だったりすると入るのにちょっとした勇気がいることもありますが、1階にあるカフェは窓が大きく通りからも中の様子が見えるので、なんとなく安心して建物の中に入れる雰囲気を持っています。
写真:小林 理沙
地図を見るカフェ内に置かれたアンティークな家具は色調が暗く重い印象を与えますが、同時に落ち着いた雰囲気もかもし出しています。高い天井には素敵な照明がついており、また白い壁を飾るレトロなポスターも店内にシックな色合いを与えて全体的にユニークな美しさのインテリアデザインとなっており、そして何よりも居心地の良い雰囲気です。
写真:小林 理沙
地図を見る自家製のケーキもおいしいです。外国のケーキは甘過ぎたり重かったりして、あまりいい思い出にならなかったりするのですが、ハンガリーのケーキは一般的に日本人の味覚にも合ったおいしさです。
ケーキと合わせて飲むのはコーヒーやお茶もいいですが、レモネードもオススメです。レモネードというとレモンに砂糖やハチミツを加えた飲み物をイメージされる方も多いと思います。しかし、レモンだけでなく他の柑橘類が使われていたりとレモネード像を変える飲み物ですので、一度は挑戦していただきたいものです。
こちらのカフェのレモネードもレモン、オレンジがグラス一杯にザクザク入って見た目も美しいです。ミントがアクセントになっています。ブダペストのレストランやカフェではよく自家製のオリジナルレシピのレモネードが作られていますから、飲み比べをするのも楽しいと思います。
写真:小林 理沙
地図を見るアール・ヌーボーミュージアムはアンティークの家具屋や骨董屋のように20世紀初頭の調度品や絵画などが所狭しと展示されています。家具に彫られた模様にもアール・ヌーボーの特色の一つの曲線を多用したものが見られるだけでなく、モチーフにハンガリー独自の伝統的模様が使用されていたりと凝っていますので、見応えがあります。
写真:小林 理沙
地図を見る『華麗なるギャツビー』の世界から抜け出してきたような華麗なドレスも展示されています。アール・ヌーボーよりアール・デコの女性たちの体の曲線があまり目立たないシルエットのドレスがエレガントです。スパンコールやビーズを使った華やかなドレスに、羽やビジュー付きのヘッドアクセサリーを合わせて着飾っていた女性たちが目に浮かんでくるかのようです。
住所:Honved utca 3, 1054, Budapest
電話番号:+36-1-269-4622
アクセス:ハンガリー国会議事堂から徒歩5分
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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