石仏に囲まれたパワースポットで紅葉観賞!京都「愛宕念仏寺」

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石仏に囲まれたパワースポットで紅葉観賞!京都「愛宕念仏寺」

石仏に囲まれたパワースポットで紅葉観賞!京都「愛宕念仏寺」

更新日:2018/11/12 13:47

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

「愛宕念仏寺」は京都市右京区の嵯峨鳥居本にある寺院。もう少し北上すると周囲を山々に囲まれた清滝というエリアとなり、谷に沿って清流の清滝川が流れています。愛宕念仏寺の特徴は、境内のあちこちに並ぶ無数の石仏。一歩足を踏み入れたら、まるで異次元へ迷い込んだかのようなパワースポットなのです!なかでも境内を真っ赤な紅葉が覆いつくす晩秋がおすすめ。晩秋の異次元世界に足を踏み入れてみよう!

清滝トンネルの手前にある山門

清滝トンネルの手前にある山門

写真:木村 優光

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「愛宕念仏寺」は、嵯峨の山側である清滝の手前に造られた寺院。起伏に飛んだ境内は、所々に植えられた紅葉の木々と沢山置かれた石仏によって、絶妙な光景を作り上げています。周囲は山深く、境内のすぐ脇には清滝へ抜けることができる清滝トンネルがあります。ちなみに、読みは「おたぎねんぶつじ」。

なお愛宕念仏寺は、天平時代に聖武天皇の娘でもある称徳天皇により、東山五条で有名な六波羅蜜寺の近くに開基創建されました。当時、東山界隈も愛宕と呼ばれていた場所です。

しかし、鴨川の洪水により流され、醍醐天皇の命により千観(せんかん)というお坊さんに再建されます。この千観は常に念仏を唱えていたことから、愛宕のあとに念仏が付けられて「愛宕念仏寺」という現在の名称になったわけです。

山の斜面をうまいこと利用した境内には?

山の斜面をうまいこと利用した境内には?

写真:木村 優光

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受付を済ませたあと、境内へ一歩足を踏み入れてみると、山の斜面をうまいこと利用して造られた境内が広がります。そしてそこには、無数の石仏がたくさん置かれています。その数なんと1200!そんな様子を見ると、まるで異次元世界へ迷い込んだかのような気分になってしまうでしょう。しかし変な意味ではありませんので、ご安心を。

なおこの石仏は、釈迦の弟子にあたる羅漢様と呼ばれ、仏教を広め伝えた僧達。昭和56年から一般の参拝者によって掘られた羅漢様が、境内の至るところにいらっしゃいます。

山の斜面をうまいこと利用した境内には?

写真:木村 優光

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羅漢様を注意してじっくり見ていくと、それぞれ様々な表情をされています。笑ったり怒ったり、中には手を合わせられている羅漢様も。表情が豊かな羅漢様を拝見していると、和やかムードになっていくでしょう。

多宝塔付近の羅漢様の数にびっくり!

多宝塔付近の羅漢様の数にびっくり!

写真:木村 優光

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愛宕念仏寺の境内はそれほど広くはないので、全てを見て回るにはそれほど時間はかかりません。しかし、多くの羅漢様の表情を見て回ると結構な時間を要します。境内の最深エリアには多宝塔があり、それを取り囲むように非常にたくさんの羅漢様がいらっしゃいます。初めて愛宕念仏寺を訪問する方は、この様子に圧倒されてしまうでしょう。

この多宝塔の中には、お説法をする姿で祀られたお釈迦様がいらっしゃるのです。そのお説法を聞くような形で非常にたくさんの羅漢様が周囲を取り囲んでいます。愛宕念仏寺の多宝塔は、現代で言うステージのようなもので、羅漢様が観衆と行ったところでしょうか。そんな光景を見ることができるのも愛宕念仏寺ならでは。訪問したら必見ですよ!

多宝塔付近の羅漢様の数にびっくり!

写真:木村 優光

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境内には、多くの羅漢様に囲まれたお釈迦様と多宝塔を俯瞰できるポイントがあります。それは、多宝塔から境内の回廊を少し上がった場所。背後にそびえる真っ赤な紅葉も素晴らしいですが、何より目がいってしまうのは非常にたくさんの羅漢様!上から見ればかなりの迫力で、本当にステージと観衆の関係のように見えます。

境内のあちこちにある紅葉と羅漢様のコラボは必見!

境内のあちこちにある紅葉と羅漢様のコラボは必見!

写真:木村 優光

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晩秋の季節は境内の所々に植えられた紅葉が真っ赤になるため、ズラリと並ぶ羅漢様とのコラボレーションは愛宕念仏寺だから見ることができる光景!さらに、境内がやや薄暗いことから、パワースポットとしての雰囲気も十分にあります。

写真の左端に映る建物は地蔵堂と呼ばれ、平安時代からあたご本地仏「火除地蔵菩薩」として京都を火災から守ってきたお地蔵様です。延命地蔵としても親しまれており、毎月24日には縁日法要が行われます。そのため、紅葉が綺麗な時期にあたる11月24日に訪問すれば、真っ赤な紅葉と同時に法要の様子を拝見することができます。

境内のあちこちにある紅葉と羅漢様のコラボは必見!

写真:木村 優光

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写真右側に映る建物は愛宕念仏寺の本堂で、重要文化財に指定されています。頭上には真っ赤な紅葉を従える様子は貫禄十分!本堂内部には本尊千手観音が安置されています。愛宕念仏寺を訪問したからには本堂にて手を合わせるようにしましょう。

三宝の鐘に立ち寄るのを忘れずに!

三宝の鐘に立ち寄るのを忘れずに!

写真:木村 優光

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昔から釣り鐘は、その響き鳴る音によって仏法僧の心を伝える手段として用いられていました。愛宕念仏寺では、1つの鐘ではなく3つの鐘の鳴る音の違いによって、仏の心を世界に伝えています。

実際に三宝の鐘の内部へ入ってみると、写真のように3つの鐘がぶら下がり、その真中に突き棒が取り付けられています。せっかく訪問したのですから鐘を突いてみるのも良いでしょう。

愛宕念仏寺の基本情報

住所:京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
電話番号:075-865-1231
アクセス:京都バス「おたぎ寺前」バス停下車すぐ
※例年の紅葉の見頃は11月上旬から11月下旬

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/05 訪問

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