奈良・藤原宮跡の秋で一面に咲き誇るコスモスを愛でよう!

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奈良・藤原宮跡の秋で一面に咲き誇るコスモスを愛でよう!

奈良・藤原宮跡の秋で一面に咲き誇るコスモスを愛でよう!

更新日:2018/09/22 20:11

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

奈良県橿原市にある藤原宮跡は、日本初の本格的な都城「藤原京」の中枢部の跡です。藤原京は、7世紀末に飛鳥から遷され、平城京遷都までの16年間、日本の首都でした。現在、国の特別史跡として保存されている藤原宮跡は花園が整備され、秋には約300万本ものコスモスが開花します。日本最初の本格的な都城で、可憐に咲き誇るコスモスを愛でてみませんか?

大和三山をバックに咲き誇るコスモス

大和三山をバックに咲き誇るコスモス

写真:モノホシ ダン

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藤原宮跡のコスモスの見頃は、10月上旬から10月下旬です。コスモスは熱帯アメリカ原産で、日本では「秋桜」とも呼ばれています。これは秋に咲き、花びらのかたちが桜に似ているためです。藤原宮跡では、3万平方メートル(甲子園球場の約2倍)に7種類、約300万本のコスモスを植栽しています。

コスモス花園は、大極殿跡南側のエリア、鴨公小学校東側のエリア、朝堂院東エリアです。開花状況につきましては、関連MEMOをご覧ください。

大和三山をバックに咲き誇るコスモス

写真:モノホシ ダン

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藤原京の大きさは、南北約4.8km、東西約5.3kmと、有名な大和三山をすっぽりと含んでいます。大和三山とは、天香久山、畝傍山、耳成山のことで、古来より、神の山や国見の展望地として神聖化されていた山です。日本最古の歌集『万葉集』によると、すでに7世紀末には「三山」と認識。そして藤原京の時代には、天皇家と藤原宮を守護する景勝として信仰されていました。

畝傍山(うねびやま)は、標高約198mで、三山の中では最も標高が高い山。山頂へは、東麓の橿原神宮側と、西麓の畝火山口神社側から登山道が通じていて、約20分ほどで登頂可能です。山頂からは、耳成山や遠く金剛山を望むことができます。

大和三山をバックに咲き誇るコスモス

写真:モノホシ ダン

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大和三山の中で、万葉集に「春過ぎて夏来るらし白たへの衣乾したり天の香具山」と百人一首にも収録された持統天皇の歌で知られる天香久山(あまのかぐやま)。標高約152mで三山の中では2番目に高い山です。名勝としては、香具山と呼ばれ、「天」をつける場合は「天香久山」です。大和三山の中で、「天」という文字がつくのはこの山だけで最も神聖視されています。

その証拠に、山中には天岩戸神社、天香山神社、さらに国常立神社があり、三山の中でも一番のパワースポットです。

いろいろな種類のコスモスを楽しもう

いろいろな種類のコスモスを楽しもう

写真:モノホシ ダン

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藤原宮跡では、いまなお発掘調査が続いています。それは、平城京に遷都のあと、奈良時代に入ると水田化が進み、ついには田園風景に変わってしまったからです。建物があったことを示す赤い摸造柱の彼方に見える山は、耳成山(みみなしやま)で、標高は約139m、大和三山の中ではもっとも北に位置します。

万葉集では、「耳梨山」と呼ばれ、ほぼ円錐形の山の形から「耳無し」と呼ばれるようになったといわれています。

いろいろな種類のコスモスを楽しもう

写真:モノホシ ダン

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藤原宮跡では、ベルサイユやセンセーションなど一般的なコスモスのほかに、キバナコスモスのブライトライトなどを植栽しています。

いろいろな種類のコスモスを楽しもう

写真:モノホシ ダン

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さらに半八重咲きのサイケや、花びらの外周が異なる色で縁取られているピコティなども注目です。

ミツバチやシジミチョウなどの観察も楽しみ

ミツバチやシジミチョウなどの観察も楽しみ

写真:モノホシ ダン

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ほかには、コスモスと昆虫のツーショットも。とくによく見かけるのはミツバチ。コスモスに近づくホバリングの瞬間を狙って撮ってみましょう。

ミツバチやシジミチョウなどの観察も楽しみ

写真:モノホシ ダン

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ほかに、シジミ貝の形に似た羽根の形に由来するシジミチョウもよく見かけます。シジミチョウの仲間はたいへん多く、昆虫図鑑を持参して参照しながら撮影するのもおすすめです。写真は、ベニシジミです。

橿原市藤原京資料室にも立ち寄ってみよう

橿原市藤原京資料室にも立ち寄ってみよう

写真:モノホシ ダン

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藤原宮跡のコスモスを堪能したら、すぐ近くのJAならけん橿原東部経済センター2階にある「橿原市藤原京資料室」にも立ち寄ってみましょう。

橿原市藤原京資料室にも立ち寄ってみよう

写真:モノホシ ダン

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橿原市藤原京資料室の展示物には、藤原京の1000分の1の模型や、柱や瓦といった出土品、藤原宮の解説パネルなどがあります。藤原京は、中国の都城制に倣い、初めて本格的な都市計画のもとに造営された飛鳥時代の都城で、694年から、平城京に都が遷る710年まで、日本の首都でした。

藤原宮では官庁組織のほかに、701年の「大宝律令」の制定によって、国を治める政治の制度である律令制度が整備されたのです。さらに藤原京の中心、藤原宮では、初めて屋根に瓦が葺かれ、その数は200万枚にものぼりました。当時の人口は約3万人と推定されています。資料室で、律令制度の原点となった藤原京の魅力をより深く感じてみてください。

<橿原市藤原京資料室の基本情報>
住所:奈良県橿原市縄手町178-1 JAならけん橿原東部経済センター2階
電話番号:0744-21-1114
開館時間:9:00〜17:00(最終入室は16:30まで)※入室無料
休室日:毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は、その翌日)
年末年始(12月27日〜1月4日)
アクセス:JR畝傍駅または近鉄畝傍御陵前駅・耳成駅下車、徒歩約30分
駐車場:あり(無料)

藤原宮跡の基本情報

住所:奈良県橿原市醍醐町 高殿町ほか
電話番号:0744-21-1114(橿原市役所 世界遺産・文化資産活用課)
コスモス開花時期:10月上旬〜10月下旬
アクセス:近鉄耳成駅・畝傍御陵前駅、JR畝傍駅より徒歩約30分
近鉄大和八木駅よりコミュニティバスで約20分「橿原市藤原京資料室前」下車
車利用の場合は、周辺の無料駐車場を利用

2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/07−2018/03/19 訪問

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