夜の動物園の中でどんな体験ができるだろう? 子供はもちろん、大人の心もときめかせるのではないでしょうか。
紫色の光のカーテンを抜けると、様々な光の粒がお出迎え。今まで出逢ったことのないような演出の「Rainforest LUMINA」は、「Singapore Wildlife Reserve」と、パートナー企業の「Moment Factory」により共同運営されています。
モントリオールのマルチ・メディアプロダクション「Moment Factory」は、世界が注目するアート集団。スーパーボウルのハーフタイムショーからオリンピックまで、数々のイベントの演出を手がけてきた企業です。今まで、世界各地で“ルミナ”シリーズのナイトウォークを手掛けてきた中、シンガポールの「Rainforest LUMINA」は、東南アジア初の動物園を舞台にしたマルチメディア・ナイトウォークとなっています。
ナイトウォークは、約1km。10以上のゾーンに分かれた熱帯雨林歩道に沿って歩きながら、ミステリアスな光の演出を愉しむことができます。
入り口で配られるリストバンド。カラーや、入っている言葉にはバリエーションがあります。「COURAGE(勇気)」の他にも「TEAMWORK」「RESILIENCE(回復する力)」などもあります。これはアトラクションの後半で使うので腕にはめて進んでいきましょう。
多種多様な木々の説明は、ほのかにライトアップされています。
「クリーチャー・クルー」と名付けられた動物たちが、プロジェクションマッピングにより岩肌に映し出され、ふわりふわりと飛び回ります。まるで絵本の世界に自分が飛び込んだような感覚です。
ウォーキングの間は、インドネシアのガムランやインドのシタールなど、アジアンなせつない音色が静かに流れ、それがなんとも気持ち良く癒されます。
ウォーキングコースの最後のコーナーで、最初にもらったリストバンドを使います。バンドのバーコードをかざし、カメラに顔を向けると……。
リストバンドに記された「COURAGE(勇気)」の文字と共に、顔と動物の映像が映し出されます。ふわりと現れては消える、この演出に集まった子供たちはとても喜ぶことでしょう。
園内で動物ににほとんど出会うことはありません。基本的にここで楽しむのは幻想的な光のショウ。キラキラとまたたく光に体ごと包まれたり、シタールの音色に合わせて弾む光の動物を眺めたり……異次元の空間を泳ぐように楽しめるイベントです。
とはいえ、ふっと気づくと、こんな風にひっそりと佇んでいる鳥と出会えることも。
皆さんもぜひ、シンガポールを訪れてミステリアスな光の冒険をぜひ楽しんでみてください。
住所:80 Mandai Lake Road Singapore 729826
電話番号:+65-6269-3411
営業時間:19:30〜0:00(最終入場 22:30)
アクセス:MRT Khatib駅からシャトルバス「Mandai Express bus」で約15分
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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