まずは絶対外せないマンモス・ホットスプリングスを見に行きましょう。アッパーテラスとテラスマウンテンに分かれていますが、隣接しているので一緒に見学できます。
アッパーテラスマウンテンは、ドライブルートがあるので車から見学することができます。写真はオレンジ・スプリング・マウンド。隆起した石灰が藻やバクテリアの影響でオレンジ色に染まっており、違う星の風景のよう。アッパーテラスマウンテンにはこれ以外にも、木々が石灰に閉じ込められて立ち枯れていたりと独特な世界が広がっています。
次に、「マンモス」エリアを代表する景勝地、テラスマウンテンへ。石灰の白さと美しい棚に息をのむ光景が広がります。写真はパレットスプリング。ここには多くの石灰棚があるのですが、温泉の噴き出す量により色が変わるため、どれが美しく見えるかはその日次第です。
テラスマウンテン内は歩きやすい木のトレイルコースが設けられていて、30分もあれば一周できます。
温泉に含まれる石灰が折り重なり、まるで芸術品のようですね。時間を忘れ見とれてしまいます。
次に挑戦してほしいのは、なんと川の中にある天然の温泉!イエローストーン内の温泉はすべて入湯が禁止されていますが、この川は大丈夫。ただし水着は必須です。ちなみに、現地の方はここを"温泉"ではなく"温かいお湯が流れ込む川"と認識しています。ビジターセンターで場所を聞くときは「はいれる温泉はどこか」ではなく、「Boiling Riverはどこか」と聞きましょう。
場所は、「マンモス」から車でさらに公園北口に向かいキャンプ場を通り過ぎしばらく走った先にある「Boiling River」。駐車場が見えてくるので場所はわかりやすいはず。駐車場に止めたら荷物を持って、写真の看板の左横にある川沿いの道を10分程度歩きます。更衣室はないので、あらかじめマンモス・ホットスプリングの各種施設のトイレか車の中で着替えておいたほうがよいです。
温泉に到着すると、写真の左側の岸から温泉の熱湯が流れ込んでいるのが見えます。川の水と混じってよい温度になるように石で囲みを作ってあるので、温度を確かめて入ってみましょう。
川にはロッカー等はありませんが、荷物置き場になるベンチはあるのでタオルやサンダル等はこちらへ。多くの人が訪れるので、貴重品には十分に気を付けましょう。
最後にお勧めするのは、ビーバーポンドへのハイキングコース。ループになっていて、一周約3時間でまわれます。入り口はマンモスホットスプリングホテルの裏手か、リバティキャップの近くから。
ビジターセンターで地図をもらえるので、聞いてみましょう。
目的地のビーバーポンドにはビーバーが作ったようなダムを見ることができます。ただ、ビーバー自体はなかなか見ることができません。あくまで景色を楽しむことに集中した方がよいでしょう。
途中の景色も素晴らしく、リスや鹿といった小動物も多くいるのでゆっくり自然を感じながら歩いてみてくださいね。アップダウンも比較的少なめなので、ハイキング初心者にもおすすめですよ。
住所:Mammoth Hot Springs, Yellowstone National Park, Park County, Wyoming
アクセス:ジャクソンホール空港から約2時間半
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/13更新)
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