写真:スズキ ミズエ
地図を見る台北当代芸術館は台北のMRT「中山」駅から徒歩5分の所にあります。20世紀初頭、日本統治時代に日本人小学校として建てられました。約20年間小学校として使用された建物は、今でも全体の半分以上を学校として使用されています。
写真:スズキ ミズエ
地図を見る統治後は一部を台北市役所として使用されていましたが、市役所の移転に伴い今は現代アート美術館として生まれ変わりました。内部は当時のままを活かし、教室だった部屋は展示室として使われています。廊下のアーチや教室の窓、レンガの壁などは当時の面影を感じさせます。
歴史的な建物の中に現代アートというコントラストがまた作品に一味加えています。
写真:スズキ ミズエ
地図を見る入口すぐ横にあるイベントホール。古い窓に色とりどりの小さな窓ガラスがはめられたこの窓は、ノスタルジックでありながらとてもポップ!
写真:スズキ ミズエ
地図を見るこの美術館は台北で最初の現代美術館として2001年に開館し、国内外を問わず世界中の様々な現代アートを、次世代の担い手に提供することを目的としています。それは大きな美術館などで観るアートにはない、大人も子供も気軽にアートを楽しむ場所でありたいという館長のコンセプトで作品が展示されています。
作品は映像から写真、オブジェなど様々。
写真:スズキ ミズエ
地図を見るテーマに合わせてチケットもデザイン。今回の展示テーマであるテクノロジーの支配をイメージしたディスク型のチケット。両面にデザインされ、裏面にはディスクらしくホログラムがデザインされています。
写真:スズキ ミズエ
地図を見るテクノロジーのシンボルとも言える基盤を組み合わせたアート。レンガの壁とのコントラストが“過去から未来”を感じさせます。
写真:スズキ ミズエ
地図を見る作品は部屋だけでなく階段の踊り場も活用。
この作品は香港のアーティスト白雙全(パク・シェン・チェン)の作品で、自身が裁判の時に感じた闇を描いたもの。彼は香港のみならず台北、横浜、ベネチアでのビエンナーレにも参加して高い評価を受けています。
写真:スズキ ミズエ
地図を見る展示は外にも!
この作品のタイトルは「鳥の巣」。まさに鳥と巣、鳥と木が一体化した作品です。
写真:スズキ ミズエ
地図を見る1階奥の展示室の先にはカフェも併設されています。ここでも作品が展示され、実際に購入することも可能です。
写真:スズキ ミズエ
地図を見る作品は定期的に変更します。
美術館に入場しなくてもカフェだけの利用も可能です。その際は外の正面入口から入れます。
<缶子茶館 CANSBOOKARTの基本情報>
電話番号:+886-2-2550-8506
営業時間:9:00〜19:00
写真:スズキ ミズエ
地図を見るチケット売り場と反対側にはミュージアムショップもあります。天井には龍をイメージしたカラフルなチューブが泳ぐように舞っています。
写真:スズキ ミズエ
地図を見るこのカラフルなチューブの先端にはモニターが付いていて、過去の展示作品が映し出されています。
写真:スズキ ミズエ
地図を見るショップでは、台湾伝統の布を使ってアレンジしたものや、アーティストが作った一点ものなども販売されており、自分だけの特別なお土産を見つけることができるかもしれません。ミュージアムショップは美術館に入場していなくても購入可能です。
ノスタルジックな雰囲気の中で現代アートを堪能するのも、台湾らしいもの。ぜひ街散策で訪れてみてください。
住所:No. 39, Chang’an West Road, Datong District, Taipei City,
電話:+886-2-2552-3721
入場料:50TWD
開館時間:10:00〜18:00
休館日:月曜日
2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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