写真:かのえ かな
地図を見る仙台から車で約70分、電車で約90分の場所にある女川町。東日本大震災では、震源地に最も近い場所にあったことから甚大な被害を受けました。
しかし1日1日と震災復興が進み、今では女川ならではの海鮮グルメやアクティビティが観光客に注目されています。そんな女川の玄関口が、こちらの女川駅です。
建築家・坂茂氏によって設計された女川駅は建築的価値が高く、翼に見立てた白い屋根は特に目を引きます。
そして2017年8月、女川駅のそばにもうひとつ目を引く場所が誕生しました。それは、約1.5km離れた清水地区からやってきた、ホテル・エルファロです。
写真:かのえ かな
地図を見るホテル・エルファロは、トレーラーハウスを客室にした個性的な宿泊施設。赤、青、緑とカラフルに彩色されたトレーラーハウスがギュッと集まる空間は、まさに非日常的。
奥に進むにつれてBBQ広場やパティオが広がり、宿泊客は秘密基地に遊びに行くかのようにその空間に吸い込まれていきます。
写真:かのえ かな
地図を見る日が暮れるとそれぞれのトレーラーハウスにオレンジの照明がついて、ますます神秘的なムードが漂います。
写真:かのえ かな
地図を見るホテル・エルファロの敷地に入ると、中央あたりにフロントがあります。チェックインを済ませて部屋のカギをもらうと、好きなアメニティを選ぶことができます。
アメニティの種類は、ヘアブラシ、歯ブラシ、固形石鹸、カミソリ、ボディスポンジ、レディースセット(コットン、ヘアゴム、綿棒)、緑茶のティーバッグです。専用のポーチも用意されているので、必要なものを入れて客室へ向かいましょう。
写真:かのえ かな
地図を見るホテル・エルファロでは、トレーラーハウス1台につき2つの客室があります。とはいえ扉は離れた位置にあるので、一般的なホテルよりも客室がそれぞれ独立している印象が強いです。
部屋番号が書かれた可愛らしいプレートは、スペインタイルによって作られています。製作したのは、地元女川の「みなとまちセラミカ工房」です。こうした些細なところからも、地元の方とのつながりを感じられます。
写真:かのえ かな
地図を見る扉を開くと、天井が高くて解放感な客室が!写真のスタンダードルームは、1〜2人で泊まれる客室です。手前にはゆったりくつろげるソファーとコーヒーテーブルが、そして奥にはシングルベッド2台が並びます。
白を基調とした室内の天井に、シーリングファンが回っているのがオシャレですね。また、大きな窓が3つあるので自然の光が入りやすく、朝の目覚めも良いですよ。清潔なユニットバスもついています。
ホテル・エルファロには、3人以上の宿泊におすすめなロフト付きルームもあります。お子様連れの家族には、ロフト付きルームが人気です。
写真:かのえ かな
地図を見るホテル・エルファロの客室をじっくり見ていきましょう。まずは広々とした玄関です。2人で使っても十分ゆとりがある玄関には、ブーツもしまえる靴箱付き。さらに、天気が悪くなったときのために雨傘も用意されています。
写真:かのえ かな
地図を見る客室には、コーヒーテーブルのほかにも作業デスクがついています。デスクにはテレビと冷蔵庫が完備。さらに、電子ポットや湯飲み・ガラスコップのほか、ドライヤーも用意されています。デスクのわきにはハンガー掛けも設置されていますよ。
写真:かのえ かな
地図を見るシングルベッドはそれぞれにコンセント付きサイドテーブルが設置されており、枕元でスマホの充電もできます。さらに中央にはカーテンレールがあり、それぞれのプライベート空間を作ることもできちゃいます。
秘密基地のようなホテルの客室は、細やかな心づかいがいっぱいで、至れり尽くせり状態です。
写真:かのえ かな
地図を見るホテル・エルファロは女川駅そばに移転したのを機に、さらにパワーアップ!中でも注目なのが、宿泊プランの充実っぷりです。女性におすすめなのが「女子旅プラン」。女子旅プランなら、旅をさらに快適にするアメニティがたくさんついてきます。
まずはこちら、POLAのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ3点セット。セットは2種類あり、好きな方を選ぶことができます。
こちらの青系ボトルは、グレープフルーツオイルやラベンダーなど、リフレッシュできる香りをブレンド。赤系ボトルは、ローマンカモミールやミモザをブレンドしたリラックスできる香りになっています。
写真:かのえ かな
地図を見るつづいて、ホテルの女性スタッフ厳選したスキンケアセット(メイク落とし、洗顔料、化粧水、乳液)です。着物に見立てたケースに入っているところが、女子力高いですね。
ほかにも身だしなみを整えるマイナスイオンドライヤーやヘアアイロン、姿見もついてきます。
写真:かのえ かな
地図を見る疲れを癒してくれるのは、ダージリンティーとルイボスティーのティーセット。また、冷蔵庫にはよく冷えたミネラルウォーターが入っています。お風呂上りに飲めるので嬉しいですね。
ティーバッグのそばにあるチョコレートみたいなものは、三陸石鹸KURIYAによる手作り石鹸です。宮城県の自然素材を使っており、優しい香りが楽しめます。ぜひ、洗顔や手洗いに使ってみてください。石鹸は女子旅プランじゃなくてもついてきますよ。
ホテル・エルファロの宿泊プランには、自転車旅におすすめのサイクリストプランや女川駅に併設された「女川温泉ゆぽっぽ」のチケット付きプランなどもあります。
写真:かのえ かな
地図を見るホテル・エルファロに泊まったら、ぜひ朝食もいただきましょう。朝食はフロントの近くにあるレストランでいただきます。
写真:かのえ かな
地図を見るホテル・エルファロの朝食は和定食。ご飯と味噌汁はセルフサービスです。ほかにも温泉卵や納豆、お新香、ふりかけなどもお好みでいただけます。
写真:かのえ かな
地図を見る港町のホテルらしい、大きな魚がど〜んと盛られた和定食です。写真のメニューはしまがつおのみりん焼きに蟹つみれの小鉢、そしてわかめサラダ・煮ひじき・柚子こんにゃくの3点盛りです。
女川で70年の歴史を持つ岡清魚屋による魚料理なので、その味は折り紙つき。「朝からこんなに食べていいの?」というくらい食べ応えがあり、贅沢気分を味わえます。
秘密基地のように自分空間を楽しめるホテル・エルファロは、宿泊プラン次第でさらに自分らしい旅を実現することができます。
またホテル内で出会ったスペインタイルや手作り石けん、朝食の魚料理が気に入ったら、ぜひ女川駅前にあるシーパルピア女川と地元市場ハマテラスへ行きましょう。それぞれの店舗があるので、食事や買い物が楽しめますよ。
ホテル・エルファロを拠点に、女川の魅力を堪能してくださいね。
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(2024/3/19更新)
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