写真:岡本 大樹
地図を見るまずご紹介する神社は「宇受賀命神社」です。宇受賀命(うづかのみこと)というのはこちらの神社の祭神であり、また中ノ島の神様でもあるとされています。
神社は島の北部に位置していて、田園地帯の中にぽつんと立っています。それほど大きな神社ではないものの、島根県どころか国内随一のパワースポットである出雲大社と同格の名神大社に位置付けられているほどの場所なのです。
写真:岡本 大樹
地図を見る宇受賀命は隣の西ノ島の女神様「比奈麻治比賣命(ひなまちひめのみこと)」と結婚したとされており、この周辺は縁結びや夫婦円満のご利益があると言われています。
少し離れた明屋海岸(あけやかいがん)では、出産を行なったという伝説も残されているため、宇受賀命神社から明屋海岸までの一帯は全てパワースポットに。
訪問の際は神社や海岸だけではなく、その周辺の散策も同時に行うことをオススメします。
<宇受賀命神社の基本情報>
住所:島根県隠岐郡隠岐郡海士町宇受賀 宇受賀747番地
アクセス:菱浦港から車で約15分
祈願・朱印については、現在は隠岐神社にて受付しています。
写真:岡本 大樹
地図を見る隠岐神社が造られたのは比較的最近の1939年。後鳥羽天皇をおまつりする神社として創建されました。
後鳥羽天皇といえば文武両道であったことでもよく知られる人物。開運や厄除けのご利益がある隠岐神社ですが、そのことから学業成就祈願に訪れる人も多いことも特徴の一つとなっています。
写真:岡本 大樹
地図を見る春の季節には境内の桜並木が咲き誇るスポットでもある隠岐神社は、少し変わったものを見られる神社なので、細かい見どころにも注目です。
例えばこちらの写真の狛犬ですが、通常狛犬というと行儀よく座っているところ、ここではお尻を上げている姿で作られています。またよく見ると子供の狛犬がお腹のあたりにいることにも気づかれるでしょう。こういった点は全国的にも珍しい特徴なので、訪問の際はお見逃しなく。
隠岐神社が珍しいのは夜にも参拝ができること。海士町観光協会の企画「夜の隠岐神社まいり」として催行されており、2つのコースが用意されています。
夜の参拝では、後鳥羽天皇が歌を詠まれた場所で実際に筆をとって文字をしたためるという体験をすることができます。書くのは自分の願いや想い。
文字を書く必要性がどんどん減っている現代ですが、筆をとることで改めて自分の気持ちと向き合い身体も心も整えられる、という内容となっています。
参拝の最後には自分で書いた紙を入れたお守りをいただけるので、特別な体験と一緒に持って帰りましょう。
<隠岐神社の基本情報>
住所:島根県隠岐郡海士町海士1784
アクセス:菱浦港から車で約8分
※「夜の隠岐神社まいり」の予約方法や料金は下記リンクをご参照ください。
写真:岡本 大樹
地図を見る最後にご紹介するのは、中ノ島の東部に位置している知々井(ちちい)という地区にある「北野神社」です。
あまり観光地としては知られていない穴場的なスポットでありながらも、境内は広く見応えがあります。特に本殿前に立っている3本の大樹(銀杏と杉2本)はとても立派な立ち姿で参拝者を迎えてくれます。
写真:岡本 大樹
地図を見る本殿の裏手にはさらに樹齢が長い椿の木もあるのでぜひ一緒に見てまわりましょう。2mほどの石垣を貫くように根元がむき出しになっており、その姿はとても力強く生命力に満ちています。ぜひここでも自然のパワーを感じてみてください。
<北野神社の基本情報>
住所:島根県隠岐郡海士町知々井1618
アクセス:菱浦港から車で約25分
隠岐諸島の観光において中ノ島は外せない島の一つです。そんな中ノ島は島中に見応えのある神社が点在しています。ご利益を調べて行くのも、体験を重視して隠岐神社の夜の参拝を狙ってみるのも、色々な神社を巡るのもそのコースはあなた次第。
中ノ島訪問時にはぜひ神社の参拝も予定に組み込んで島を楽しんでくださいね。
※2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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