独モーゼル河畔沿い「ベルンカステル」のクリスマスマーケット

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独モーゼル河畔沿い「ベルンカステル」のクリスマスマーケット

独モーゼル河畔沿い「ベルンカステル」のクリスマスマーケット

更新日:2018/10/09 18:02

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

ドイツのモーゼル川流域は、コブレンツで合流するライン川と共にヨーロッパ有数のワイン産地として知られています。その中心地ともなるのが、ベルンカステル・クース。モーゼル川を挟む二つの町の総称で、川の東側にあるのがベルンカステル、西側がクースです。特にベルンカステル側では、クリスマス時期ともなれば、広場や通りでクリスマスマーケットが繰り広げられ、豪華な木組み建築とともに観光客の人気を集めています。

葡萄畑に囲まれたベルンカステル・クース

葡萄畑に囲まれたベルンカステル・クース

写真:Hiroko Oji

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ドイツの父なるライン川とコブレンツで合流するモーゼル川。この川を挟んでベルンカステルとクースという二つの地域からなるベルンカステル・クースは葡萄畑に囲まれており、モーゼルワインの名産地。

ドイツには150以上もあるクリスマスマーケットですが、このベルンカステル・クースも例外ではありません。温かい雰囲気が漂うクリスマスマーケットを楽しみにたくさんの観光客が集まってきます。

葡萄畑に囲まれたベルンカステル・クース

写真:Hiroko Oji

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情緒ある狭い石畳の路地が縦横に張り巡らされ、その両側には素敵な木組み家屋が建ち並びます。クリスマス時期になると窓辺や入り口、通りの頭上に控えめながら可愛らしいクリスマスのお飾りが飾り付けられて、一年の中でも一番輝く時期!歩くだけでも楽しくなってくる町並みです。

葡萄畑に囲まれたベルンカステル・クース

写真:Hiroko Oji

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町並みの背後では、葡萄畑に囲まれた小高い丘の上に古城が聳えています。古城には美味しいワインとお料理を出してくれるレストランが入り、周辺を360度展望できる塔にも上れ、長閑で素晴らしいモーゼル河畔沿いの風景が楽しめます。

豪華な木組みに囲まれたマルクト広場

豪華な木組みに囲まれたマルクト広場

写真:Hiroko Oji

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ベルンカステルの中心地は何といっても市庁舎が面するマルクト広場。広場はゆるい傾斜のある石畳で覆われ、その周りを豪華な木組みの切り妻家屋が取り囲んでいます。

木組み家屋に交じって建つのは、1608年建造のルネッサンス様式の市庁舎。特に目を引くのは、玄関上部の装飾が素敵な出窓。市庁舎前には1606年にできたという聖ミヒャエルの噴水が、美しい姿を保っています。年末には大きなクリスマスツリーも飾られ、夜になるとライトアップされる広場は、幻想的な雰囲気に包まれます。

豪華な木組みに囲まれたマルクト広場

写真:Hiroko Oji

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そして何よりも目立つのは、薬局が入る大きな家屋!立派な造りに加えて窓がたくさんあるので、クリスマス時期にはアドベントカレンダーとして利用されます。

アドベントとは、クリスマス前の約4週間のことで、クリスマスを楽しみに待つ人々のワクワク感が最大に詰まっている時期です。アドベントカレンダーは、クリスマスまでの期間、日にちを数えるために使われます。ベルンカステルでは、この薬局の建物の窓を利用して、1日に1個ずつ絵の掲げられた窓を開けていき、クリスマス当日には全部の窓が開いて、夢のある絵でうめられるようになっているのです。

豪華な木組みに囲まれたマルクト広場

写真:Hiroko Oji

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マルクト広場では、辺りが真っ暗になってからアドベントカレンダーの窓を開けるセレモニーが始まります。入り口の真上の窓では日ごとに入れ替わって町人が登場し、歌やお話、寸劇、楽器の演奏などが披露され、最後にライトが照らし出す当日の「窓」がオープン!どんな絵が用意されているかワクワクの瞬間です。

教会横の広場でも

教会横の広場でも

写真:Hiroko Oji

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クリスマスマーケットの屋台が並ぶのはマルクト広場だけではありません。教会横の小さめの広場でも、山小屋風の屋台が並びます。近くにある仮設トイレの建物も木組み風造りでとっても可愛らしい!

教会横の広場でも

写真:Hiroko Oji

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子供たちに人気の仮設メリーゴーランドももちろん!暗くなってから行われるショーのステージもスタンバイしています。

通りや小さなスペースでもクリスマスモード全開!

通りや小さなスペースでもクリスマスモード全開!

写真:Hiroko Oji

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ベルンカステルの石畳の通りは縦横に延び、その通りにも屋台が張り出しています。ちょっとしたスペースにはクリスマスタワーも。卓上用のクリスマスタワーは蝋燭を灯し、その熱でてっぺんのプロペラが回るようになっているのですが、町角では自然の風で回るようです。

通りや小さなスペースでもクリスマスモード全開!

写真:Hiroko Oji

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屋台で売られているのはクリスマス時期ならではのもの。主にドイツやオランダで伝統的にクリスマスケーキとして食べられる「シュトーレン」は欠かせません。ドイツ語で「坑道」を意味しており、トンネルのような形をしていることから名づけられました。

酵母入りの生地に、レーズンやレモン・オレンジピール、ナッツ類、マジパン、バターなどを練りこんで焼き上げたケーキは、粉砂糖がまぶされていて真っ白!見た目が、真っ白のおくるみに包まれた幼子キリストのようで、クリスマス用となっているのです。重量感があるもののほんのりした甘さで、ついつい食べ過ぎてしまうかもしれません。

通りや小さなスペースでもクリスマスモード全開!

写真:Hiroko Oji

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他にも、彩が綺麗なお菓子もたくさん並んでいます。クリスマス菓子の定番のひとつ、レープクーヘンは食用と装飾用があり、ハートや星、サンタクロース、ツリー、トナカイなどの形をしておりカラフルにデコレーションされています。たっぷりのハチミツとシナモンやジンジャー、コリアンダーなどのスパイス、レモンピールやナッツが入った、ねっちりとした食感の焼き菓子です。

他にもクリスマスのクッキー「プレッツヒェン」、バームクーヘンなどもあって、目も舌も楽しめる時期です。

クリスマスマーケットならではの飲み物や食べ物も

クリスマスマーケットならではの飲み物や食べ物も

写真:Hiroko Oji

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なんといってもクリスマスマーケットの主役はグリューワイン!ワインにシナモンやクローブなどのスパイス、オレンジやレモン、リンゴといった果物に砂糖もしくは蜂蜜を加えて温めたホットワインのこと。多くは赤ワインで作られることが多いのですが、少数ながら白ワインをベースにしたものもあり、色々飲み比べてみるのも面白いですよ。

グリューワインはその町独自のデザインされたマグカップで提供されることが多いのですが、ここではアルミ製のカップ。カップを返却すると2ユーロほどの返金があるのですが、記念にお持ち帰りすることもできます。

クリスマスマーケットならではの飲み物や食べ物も

写真:Hiroko Oji

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ドイツではブラートヴルスト(焼きソーセージ)をパンにはさんだB級グルメが定番の一つですが、ポメス(フライドポテト)も人気があります。ここベルンカステルでは、マッシュしたポテトを油で揚げ、甘いリンゴジャムをたっぷりかけて食べるというものです。

クリスマスマーケットならではの飲み物や食べ物も

写真:Hiroko Oji

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また、冷えた体を温めるにはスープがお勧め。グリューワインでもポカポカしてきますが、スープもボリュームがあって元気が出ますよ。

木組み建築とワイン、そこにクリスマスマーケットというこの季節ならではの楽しみもプラスして、ベルンカステル・クースはお楽しみに溢れています。フランクフルトからもアクセスしやすいので、一度足を延ばしてしてみてくださいね。

ベルンカステル・クースのクリスマスマーケットの基本情報

開催期間:2018年11月23日〜12月23日
開催時間:(月〜木)11:00〜19:00、(金〜土)11:00〜21:00、(日)11:00〜20:00
アクセス:フランクフルトからコブレンツでトリアー行きに乗り換えWittlich Hbf下車。ここからバスで約40分

2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。



掲載内容は執筆時点のものです。 2017/12/06−2017/12/08 訪問

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