今もなお進化し続ける魅力的な5区にある屋内市場「マルクトハレ・イム・ヴィアドゥクト(Markthalle im Viadukt)」の内部は高架線のアーチの石をそのままインテリアの壁として使用し、それにコンクリート打ちっ放しとダクトむき出しを掛け合わせた斬新なデザインになっています。そのモダンな内装のホール内には規模こそは小さいながら、スイスの特産物を始め、世界中の様々な食品を売るショップの数々が並びます。
「Viadukt」とはドイツ語で「高架線、高架橋」の意、「im Viadukt」 で「高架線内の」という意味合いになります。Markthalleはマーケットホール、つまりMarkthalle im Viaduktを日本語に直訳すると「高架線の屋内市場」となります。参考までに!
スイスと言えばチーズ!この屋内市場に入っているチーズと乳製品の専門店「Tritt Kase(トリット・ケーゼ)」は一押しの店舗の一つです。このチーズ屋さんは1988年からずっとチューリッヒっ子の舌を楽しませて来たチーズ店なのです。ハード系からソフト系までウシ、ヤギ、羊、バッファローのミルクを使用してオリジナルのチーズを作り続けています。
欲しい分だけ切り分けて量り売りをしてくれるので少量を買ってホテルの部屋や公園で食べてみるのはもちろんの事、要望に応じて真空パック梱包もしてくれるので、日本へお土産として持ち帰ることだって可能です!ソフトチーズ系は日持ちしないのでスイス滞在中に美味しいパンやワインと共にに食べてしまう方がいいでしょう。
こちらは「Berg und Tal(ベルク・ウント・タル)」。山と渓谷を意味する店名を持つこのショップは、スイスを意識した食品を取り揃えています。テーマは「スローフード」。つまりスイス各地の伝統的な食文化や食材を活かした食品を提供しているのです。ジャム、ペースト、マスタード、焼き菓子、パン、ハーブティー、チョコレートなど、スイスを代表する食品を全国各地で生産される食材を用いて作られている素敵なコンセプトを持つショップです。綺麗なデザインのパッケージもとても魅力的なのでお土産にもってこいです。
ワイン好きにはこちら!赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインなど、「Sudhang(ズートハンク)」では高品質でエコロジーを意識したリーズナブルな値段のワインの数々を揃えています。店頭でおつまみをつまみながらマイペースにワインを嗜むも良し、店主とワイン談義をしながら店舗で試飲するも良し、お土産に買うも良し、楽しみ方は人ぞれぞれ!
「The British Cheese Centre(ザ・ブリティッシュ・チーズ・センター)」という、イギリスのチーズばかりを揃えた面白い店舗もあります。チューリッヒにはイギリス人もかなり在住しています。イギリス人はチェダーチーズが大好き!ところがスイスのスーパーでチェダーチーズを見かけることはほとんどありません。きっとチェダーチーズが恋しいイギリス人の多くの要望で生まれたのでしょう。チーズ以外にも、イギリス特有のパイなども売られています!スイス以外の食品に興味がある方は是非!
ホールの一番奥にあるのが「Restaurant Markthalle(レストラン・マルクトハレ)」。旬の食材を使った地中海料理からインスピレーションを受けた創作料理を提供しています。シンプルなランチメメニューから、豪華なディナーまで提供しています。もちろんお茶をしにくるだけでも!
このホール内には、レストラン・マルクトハレ以外にもお寿司屋さんの「Tokyo Tapas(トーキョー・タパス)」やスープや魚介類のタパスなどの魚介類のファーストフード店「VOM FISCHER & SYNER FRU(フォム・フィッシャー&シーネル・フル)」など、ホール内で食べられる店舗があるのでぜひご利用ください!どこも都会風味で美味しいですよ。
住所:Im Viadukt, 8005 Zurich
営業時間:月ー土:9:00〜20:00、日曜休み
※店舗により営業時間が異なるので関連MEMO記載のHPを要確認。
アクセス:チューリッヒ中央駅よりトラム(路面電車)4、11、13、17番で
Dammweg下車すぐ。所要時間約10分。
2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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