古い街並みと柑橘林と島遍路!愛媛県の睦月島は歩いて回るのに最適な島

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古い街並みと柑橘林と島遍路!愛媛県の睦月島は歩いて回るのに最適な島

古い街並みと柑橘林と島遍路!愛媛県の睦月島は歩いて回るのに最適な島

更新日:2018/10/05 16:55

いづやんのプロフィール写真 いづやん 島旅ブロガー

瀬戸内海には数多くの島々がありますが、有名なのは「瀬戸内国際芸術祭」で脚光を浴びた香川県の直島や小豆島ですね。

瀬戸内の島は他にもたくさんありますが、香川の島ほど知られていない愛媛県は松山市の忽那諸島にも、のんびり島旅を楽しめるほどよい大きさの島があちこちにあります。秋から冬にかけては柑橘に彩られた山の風景も魅力。そんな島の一つ、睦月島の魅力をご紹介します。

多島美を楽しみつつ、古い町並みが残る睦月島へ

忽那諸島へは、松山の中心地から伊予鉄道に乗り、終点の高浜駅まで。駅の目の前の高浜港から中島汽船のフェリーや高速船に乗ると行くことができます。

まずは、高浜港から一番近い、睦月島(むづきじま)へ渡ってみましょう。フェリーだと30分、高速船だと20分弱の船旅ですが、オススメはフェリー。瀬戸内の多島海の美しさをデッキの上からゆっくり堪能できるからです。

多島美を楽しみつつ、古い町並みが残る睦月島へ

写真:いづやん

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瀬戸内に浮かぶ島々や行き交う船を眺めていると、やがて睦月島に到着します。睦月島の集落は港前に広がっている一つのみですが、古き良き離島の町並みを残しています。ぜひとも散策してみましょう。

多島美を楽しみつつ、古い町並みが残る睦月島へ

写真:いづやん

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黒っぽい板壁も印象的な家々が並ぶ町並みがまず目に入ります。耐久性を増すために杉板の表面を焼いたこの「焼杉」という技法は、西日本にのみ伝わっています。東日本だと焼く代わりに墨を塗りますが、そんな伝統技法の違いも面白いですね。

離島の集落ならではの軒先が触れ合うような狭い路地や、時間が止まったような港の風景の中を当てどなく歩くのも楽しいでしょう。 睦月島は柑橘農家が多く、そのため港に留められている船も漁船ではなく農産物を出荷するための船が多いのが印象的です。

<基本情報>
住所:愛媛県松山市睦月
アクセス:伊予鉄道松山市駅から高浜駅下車、高浜駅から中島汽船のフェリーでおよそ30分。高速船でおよそ20分。集落は港を降りてすぐ。

多島美を楽しみつつ、古い町並みが残る睦月島へ

写真:いづやん

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往時の繁栄を今に伝える長屋門

往時の繁栄を今に伝える長屋門

写真:いづやん

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集落を歩いていると、ひときわ大きな門構えの家があることに気がつくかもしれません。睦月島は明治時代に「伊予絣(いよかすり)」という織物の行商「縞売り」が多く住み、全国に反物を売り歩いて財を成したそうです。当時の集落には豪邸が立ち並び、その名残として立派な長屋門が今でも家々に残っています。

往時の繁栄を今に伝える長屋門

写真:いづやん

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長屋門は普通、武家屋敷の表門の形式として発生し発展しましたが、それがこの小さな離島に並んでいるのは壮観です。当時、島がいかに栄えたかが伺い知れる風景です。

長屋門は蔵や部屋の機能を持ちつつ、奥にある母屋を台風や高波から守る大事な役割も持っています。門の形も家々によって様々です。その前を歩くだけでも歴史を感じられるのも睦月島の集落の魅力です。

<基本情報>
住所:愛媛県松山市睦月
アクセス:伊予鉄道松山市駅から高浜駅下車、高浜駅から中島汽船のフェリーでおよそ30分。高速船でおよそ20分。長屋門が多い一角は、港を降りて右手の海沿い。

島四国八十八箇所と柑橘の山の景色

睦月島の東西には山があり、その間を縫うように8の字の道が続いています。「睦月スカイライン」と呼ばれるその道からは、集落を一望できたり、瀬戸内の海を眺めることのできる絶景ポイントがいくつもあります。

山を覆うのは、伊予柑の木々。12月には大きな伊予柑のたわわになった景色越しに、海を眺めることができます。

島四国八十八箇所と柑橘の山の景色

写真:いづやん

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また、睦月スカイラインの西側9kmの道には、「島四国八十八ヶ所」、東側7kmの道は「西国三十三ヶ寺」があり、気軽に楽しめるミニお遍路道として歩くこともできます。柑橘林と海の眺めを楽しみつつ、道端に祀られた仏像を参拝して回るのも、秋の季節にはぴったりのウォーキングコースと言えるでしょう。

<基本情報>
住所:愛媛県松山市睦月
アクセス:伊予鉄道松山市駅から高浜駅下車、高浜駅から中島汽船のフェリーでおよそ30分。高速船でおよそ20分。島四国八十八ヶ所は、島の西側の山道に点在。

島四国八十八箇所と柑橘の山の景色

写真:いづやん

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歩いて回れる景色と街並みを堪能できる睦月島

松山市の忽那諸島に属する睦月島の旅、いかがでしたか。半日もあれば歩いて回れるこぢんまりした大きさと、小さいながらも古い街並みが残る島は、のんびり旅するにはオススメの島と言えます。春から秋にかけては、予約制ですがオコゼづくしの海鮮料理が楽しめる「海遊亭」というお店もあります。松山本土からも行きやすい睦月島、ぜひ足を伸ばしてみてください。

2015年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/19 訪問

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