北海道八雲町の梅村庭園は紅葉の名所!近くには木彫熊資料館も!

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北海道八雲町の梅村庭園は紅葉の名所!近くには木彫熊資料館も!

北海道八雲町の梅村庭園は紅葉の名所!近くには木彫熊資料館も!

更新日:2018/10/16 15:01

ヨッシー 宙船のプロフィール写真 ヨッシー 宙船 乗り物好きライター

北海道八雲町にある梅村庭園は紅葉の名所。北海道では極めて珍しい池泉回遊式の庭園で、四季折々の景観を楽しめる場所です。またすぐ近くには八雲町の歴史を展示する郷土資料館や北海道の民芸品で有名な木彫り熊の資料館も。八雲町の開拓や木彫り熊の発祥は尾張徳川家が関係していました。梅村庭園、郷土資料館、木彫り熊資料館へ歴史を感じる旅に出かけてみませんか。

四季折々の景観が味わえる梅村庭園

四季折々の景観が味わえる梅村庭園

提供元:八雲町郷土資料館

http://www.town.yakumo.lg.jp/modules/syakyo/catego…地図を見る

梅村庭園は現在の愛知県春日井市から八雲町に移住してきた梅村多十郎氏が屋敷の庭として造園。梅村多十郎氏は1892年に現在の八雲町に入植して農業を始め、後にデンプン製造や菓子製造業を営んだ実業家です。1912年から現在地に住宅と庭の造園にとりかかり、1930年頃に完成したといわれています。2001年には八雲町が梅村家の厚意により譲受た後、2002年、2003年に都市公園として整備されています。2014年には日本造園学会北海道支部から北の造園遺産に認定されています。

園内はツツジ、桜、紅葉、赤松などの樹木が植えられています。特に秋は10月下旬から11月上旬にかけて紅葉がきれい(写真)。また八雲町の初雪は平年で10月下旬ですが、状況次第ではきれいな紅葉にさらっと雪が積もった景色になる時もあります。

四季折々の景観が味わえる梅村庭園

写真:ヨッシー 宙船

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庭園は北海道では非常に珍しい池泉回遊式、金沢市の兼六園のように中心に池(写真)を設けて周囲を巡りながら鑑賞する方式です。池は湧水に満たされて1年中枯れません。

四季折々の景観が味わえる梅村庭園

写真:ヨッシー 宙船

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池の周りには枯山水などが巧みに配置されています。また、大正時代には珍しいコンクリート製の灯籠(写真)が2か所配置されています。

梅雲亭は庭園見学の休憩施設

梅雲亭は庭園見学の休憩施設

写真:ヨッシー 宙船

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梅雲亭(写真)は1912年に出来た旧梅村家住宅の蔵や離れを利用し、2つの建物をつなぐように2003年に八雲町によって建設された庭園見学の休憩施設。梅雲亭には旧梅村邸の欄間などがそのまま使用されていて、建物内部から庭園を見る事が可能です。開館時間内なら誰でも自由に利用出来、和室にはお茶用の炉や水屋があり、見学のみなら無料です。

梅雲亭は庭園見学の休憩施設

写真:ヨッシー 宙船

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奥の間(写真)は新設部分の蔵や池に近い側です。隣には似た造りの中の間があります。

梅雲亭は庭園見学の休憩施設

写真:ヨッシー 宙船

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蔵(写真)は旧梅村家の建物を使用しており、梅村家の写真、よろい、瓦などの資料や道具などが展示中。

<梅村亭・梅雲亭の基本情報>
住所:北海道二海郡(ふたみぐん)八雲町末広町151番地1
電話:0137-63-3131(八雲町教育委員会)
開館時と間休館日:5月1日〜10月31日は9:00〜17:00開館
         休館日は毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)
         
         11月1日〜4月30日は9:00〜16:30開館
         休館日は毎週月曜日と祝祭日、12月29日〜翌年3月31日
アクセス:JR八雲駅より徒歩5分
     JR函館駅より特急でJR八雲駅まで約1時間10分
     JR新函館北斗駅より特急でJR八雲駅まで約48分
     函館空港より車で約1時間30分
     札幌市中心部より車で約3時間30分
     室蘭市中心部より車で約2時間

*車での来園時は、八雲町公民館の駐車場を利用して下さい。

尾張徳川家が開拓した八雲町の歴史!八雲町郷土資料館

尾張徳川家が開拓した八雲町の歴史!八雲町郷土資料館

写真:ヨッシー 宙船

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八雲町郷土資料館(写真)は、八雲町の自然、考古遺跡、アイヌ、そして産業の歴史を展示。現在、八雲町の主な産業は酪農、ホタテ養殖、サケ人工ふ化が中心ですが、明治時代は馬鈴薯デンプンの製造・販売、ニシンで栄え、大正時代はイワシ漁が盛んになり、酪農が始まる時代です。また鉛やマンガンの採掘も1966年まで行われるなど鉱業も盛んでした。展示資料からは特に八雲町の産業史を知る事が出来ます。

尾張徳川家が開拓した八雲町の歴史!八雲町郷土資料館

提供元:八雲町郷土資料館

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八雲町の本格的な開拓が始まったのは1878年。旧尾張徳川藩士族の集団移住からです。尾張徳川家第17代当主徳川慶勝(よしかつ)が、明治維新によって職を失い、生活に苦しむ旧家臣達を助けるため、北海道開拓によって自分たちと国益になる事業を目指します。開拓事業は徳川家が土地を国から払い下げを受ける代わりに、開拓にかかる費用を負担するものでした。館内には1881年に建てられた開拓移住者の住居(写真)などが展示されています。尾張徳川家は八雲の発展に多大な貢献をしました。

あの木彫り熊は八雲町が発祥!木彫り熊資料館

あの木彫り熊は八雲町が発祥!木彫り熊資料館

提供元:八雲町郷土資料館

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北海道土産で有名な木彫り熊。実は発祥の地は八雲町で、きっかけは尾張徳川家当主の意向でした。

尾張徳川家の当主・徳川義親(よしちか)は1921年から1922年にかけて欧州を旅行し、スイスのベルンで熊の木彫り(民芸品)を購入。翌1923年徳川農場へ送って、農民や付近のアイヌに冬季収入源として熊の木彫りを生産するよう勧めました。1924年には道内で最初に作られた熊の木彫りが登場。八雲の木彫り熊は次第に知られるようになります。1960年代の北海道観光ブームで木彫り熊が売れると、全道的に生産されるようになり、「鮭をくわえた木彫り熊」のイメージが定着しました。

2012年から八雲町郷土資料館内に八雲木彫り熊展示が開設され、2014年には八雲町木彫り熊資料館となります。展示物には徳川農場の歴史に始まり、徳川義親がスイスから持ち帰った木彫り熊、北海道第1号の木彫り熊があります。八雲町の木彫り熊をはじめ、道内各地の木彫り熊(写真)を展示しています。

あの木彫り熊は八雲町が発祥!木彫り熊資料館

写真:ヨッシー 宙船

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隣の八雲町公民館の敷地内には木彫熊北海道発祥の地記念碑(写真)が建立されています。また隣には徳川義親の胸像もあります。なお、八雲町木彫り熊資料館は郷土資料館と建物がつながっており、入口は同じです。

<八雲町郷土資料館・木彫り熊資料館>
住所:北海道二海郡八雲町末広町154
電話:0137-63-3131(八雲町教育委員会)
休館日:月曜日、祝日、12月29日から1月5日
入館料:無料
アクセス:JR八雲駅より徒歩5分
     JR函館駅より特急でJR八雲駅まで約1時間10分
     JR新函館北斗駅より特急でJR八雲駅まで約48分
     函館空港より車で約1時間30分
     札幌市中心部より車で約3時間30分
     室蘭市中心部より車で約2時間

北海道八雲町の梅村庭園、郷土資料館、木彫り熊資料館へ出かけよう!

北海道八雲町の梅村庭園、郷土資料館、木彫り熊資料館はJR八雲駅から徒歩5分と八雲町の中心部にあってアクセス抜群!梅村庭園は紅葉が素晴らしい庭園です。梅雲亭、郷土資料館、木彫り熊資料館は八雲町の歴史を知ることが出来る施設。函館から札幌や室蘭へ向かう途中にある、八雲町の入場無料の施設、梅村庭園・郷土資料館・木彫り熊資料館へ出かけてみませんか。

2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/09/24 訪問

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