ブルガリアの世界遺産「リラ修道院」で必見の絶景とフレスコ画

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ブルガリアの世界遺産「リラ修道院」で必見の絶景とフレスコ画

ブルガリアの世界遺産「リラ修道院」で必見の絶景とフレスコ画

更新日:2019/02/20 13:45

大里 康正のプロフィール写真 大里 康正 旅する写真家、タイと台湾に詳しい旅作家

ブルガリアのリラ山脈の奥にある「リラ修道院(Rila)」は、1983年に世界遺産に登録されたブルガリアで最も有名な正教会です。

歴史は10世紀まで遡り、現在の形になったのは14世紀。オスマン朝の支配下にありながら、この僧院だけは様々な規制が緩和される程、重要視されたのです。

あまりに美しい僧院と、圧倒的な迫力で見る者を魅了する一大フレスコ画の世界。ブルガリア観光で必見の名勝地をご紹介します。

リラ修道院(Rila Monastery)は入口から既に美しい

リラ修道院(Rila Monastery)は入口から既に美しい

写真:大里 康正

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ブルガリアのシンボルの一つと言われ、その美しい景観から大人気の観光地がリラ修道院です。入口は小さな作りとなっていますが、そこは既に美しいブルガリア正教会の世界観が描かれています。

リラ修道院(Rila Monastery)は入口から既に美しい

写真:大里 康正

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アーチ型の門と歴史を感じる石畳。そこを通り抜けて、圧倒的なリラ修道院の魅力に迫りましょう。

リラ修道院の歴史と外観の魅力

リラ修道院の歴史と外観の魅力

写真:大里 康正

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リラ修道院の歴史は10世紀まで遡ります。イヴァン・リルスキ(Sveti Ivan Rilski 876年頃-946年頃)という一人の僧が、ブルガリア皇帝ペタル1世(927年-967年)の時代に周囲の援助を受けながら小さな教会を作ったのが最初と伝わっています。イヴァン・リルスキは後に聖者として、ブルガリア正教会の重要な一人となるのです。

イヴァン・リルスキは自らの財産を貧しい人々に分け与え、やがてリラの荒野で祈りを捧げる日々をおくるのです。長い年月を自然の恵みだけで過ごしていましたが、たまたま放牧をする人が見つけ、その様子が人伝で広がりやがて多くの人が集まってくるのです。そして作られたのがリラ修道院の最初です。

リラ修道院の歴史と外観の魅力

写真:大里 康正

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14世紀になると、フレリョ・ドラゴヴォラ王の支援で現在の位置関係がほぼ完成します。周囲の美しき大自然もまた、修道院の魅力をさらに引き立てていると言えるのではないでしょうか。

リラ修道院の歴史と外観の魅力

写真:大里 康正

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敷地内の重要な建築物である聖堂は、19世紀半ばに建設されたものです。建築家はペタル・イワノビッチで、1834年から約4年の歳月を必要としました。ブルガリア正教会の世界観をじっくりと眺めてみましょう。

なお、聖堂内部は撮影禁止となっていますので、ご注意下さい。

圧倒的なフレスコ画の世界

圧倒的なフレスコ画の世界

写真:大里 康正

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聖堂の魅力は建築様式の見事さだけではなく、あまりにも美しく圧倒的なフレスコ画も外せません。白黒横模様のアーチの柱から中に入ると、外壁と天上のほぼ全てを利用してフレスコ画が描かれているのです。

圧倒的なフレスコ画の世界

写真:大里 康正

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描かれているのは36の聖者やリラ地方の生活様式など。ザハリ・ゾクラフを含む当時のイコン画家が無償で描いたとされますが、具体的にどの部分を誰が描いたかという特定はされていません。

しかし唯一、ザハリ・ゾクラフはイコン画の一部に自分の名前を残したので、その部分のみ確認が取れているということなのです。全体の完成は1846年のこと。

圧倒的なフレスコ画の世界

写真:大里 康正

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壁一面のフレスコ画にアーチの門が作る影。時間によって幻想的な美しさを見ることが出来るでしょう。

美しすぎる住居

美しすぎる住居

写真:大里 康正

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教会の正面に堂々とした姿で建っているのが、僧の住居となっています。全身を黒で覆った修道士の姿を見る機会があるかも知れません。

美しすぎる住居

写真:大里 康正

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白い壁に多くのアーチ門は、地下を除いて4階建て。

美しすぎる住居

写真:大里 康正

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1階部分は自由に歩くことが出来ますが、2階から上は立入禁止となっていますので、観光の際には留意して下さい。

14世紀当時のフレリョの塔

14世紀当時のフレリョの塔

写真:大里 康正

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14世紀当時のままのフレリョの塔です。これはセルビアの貴族フレリョ・ドロゴボラの寄進により造られたものです。残念なことにリラ修道院は19世紀に大火となっているのですが、唯一被害を免れたのがこのフレリョの塔なのです。

14世紀当時のフレリョの塔

写真:大里 康正

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周囲をぐるりと歩くことが出来ますので、歴史を感じてみて下さい。

14世紀当時のフレリョの塔

写真:大里 康正

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フレリョの塔の1階はお土産店。ブルガリア正教会にちなむ様々なものが販売されています。観光の記念となるものをじっくりと探してみましょう。

ブルガリアは歴史の中で、オスマン朝に支配をされキリスト教が制限された時代もありました。しかしながら、リラ修道院だけは特別扱いを受け、ブルガリア語で書物を読むことが黙認されていたのです。

世界遺産のリラ修道院では、美しい景色や聖堂、イコン画の美しさを感じながら、複雑な歴史があった時代にも思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

最後にリラ修道院への交通の窓口となる首都ソフィアを含め、その他のお勧めしたいブルガリアの観光地は以下の通りです。

「ヴェリコ・タルノヴォ」、首都ソフィアからは「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」と「散策が楽しい1日観光コース」、そして「コプリフシティツァ」。

詳細は関連MEMOをご覧のうえ、旅行の参考として下さい。

リラ修道院の基本情報

住所:Rila Mountains
電話番号:+359-7054-2208
アクセス:ソフィア発リラ修道院行きバス。日帰りツアー利用

2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/01/28 訪問

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