松岡修造が絶賛した裁ちそばの名店!福島・檜枝岐「かどや」へ

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松岡修造が絶賛した裁ちそばの名店!福島・檜枝岐「かどや」へ

松岡修造が絶賛した裁ちそばの名店!福島・檜枝岐「かどや」へ

更新日:2018/10/06 15:24

野水 綾乃のプロフィール写真 野水 綾乃 温泉ライター、安くていい宿案内人

福島県の山奥、檜枝岐村に伝わる「裁ちそば」をご存知でしょうか? 「くいしん坊!万才」で日本全国の美味しいものを知り尽くす松岡修造さんが「日本一美味しいそば」として紹介したのが、檜枝岐にある民宿食堂「かどや」の裁ちそばでした。独特な食感と暴力的なまでに強い香りは、現地で茹でたてを食べないと味わえません。名物の裁ちそばのほか、地元民に愛される意外な人気のメニューもご紹介します。

「かどや」がある檜枝岐(ひのえまた)村ってどんなとこ?

「かどや」がある檜枝岐(ひのえまた)村ってどんなとこ?

提供元:福島県観光物産交流協会

https://www.tif.ne.jp/index.php

檜枝岐村は福島県の西南端、栃木、群馬、新潟と県境を接する奥会津と呼ばれるエリアに位置しています。村の面積の98%は林野で、日本一人口密度が少ない市町村だそう。平家の落人伝説が残る、山深い自然豊かな村です。初夏のミズバショウをはじめ、四季折々の自然が楽しめる尾瀬の福島県側の玄関口にあたり、ハイカーの疲れを癒す湯量豊富な温泉も人気です。

標高の高い地域のため稲作に向かず、古くから主食にそばを栽培して生活してきました。そんな環境から生まれたのが、ご紹介する裁ちそばです。

「かどや」がある檜枝岐(ひのえまた)村ってどんなとこ?

写真:野水 綾乃

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「かどや」は国道352号線沿いに連なる尾瀬檜枝岐温泉の中心部にあります。昼間は食堂として営業するほか、温泉民宿も兼ねていて、1泊2食8000円〜で宿泊することもできます。

「裁ちそば」とは?フツーのそばとのちがいは?

「裁ちそば」とは?フツーのそばとのちがいは?

写真:野水 綾乃

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裁ちそばは、つなぎを一切使いません。普通のそばなら大きくのしたそば生地を折り重ねて切りますが、裁ちそばはつなぎが入っていないため、そうしてしまうとボロボロと切れてしまいます。小さく分割して丸めたそば生地を同じ大きさにのして広げ、それを数十枚重ねて切っていきます。

切り方も普通のそばのように大きなそば包丁は使わず、長めの菜切り包丁を使います。添えた手を定規のようにして、布を裁つように包丁を手前に引いて切ります。裁ちそばという名前はこの切る様子から来ているのだそう。ザクザクと厚い布を切り裂くような小気味よい音が響きます。

「裁ちそば」とは?フツーのそばとのちがいは?

写真:野水 綾乃

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裁ちそばは、昔は女性の仕事とされていて、裁ちそばができないとお嫁に行けないと言われたそうです。真ん中は平野さんのおばあさんが使っていたという包丁。刃の先端よりの中心部分が丸く削れているのが分かります。力の入れ具合が人によってちがうので、刃の削れ方もちがい、それぞれに使いやすい包丁になっていくのだそうです。

かどやの「裁ちそば」と郷土の味

かどやの「裁ちそば」と郷土の味

写真:野水 綾乃

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わっぱに盛られて登場した裁ちそば。茹でたての麺がツヤツヤとしています。このツヤがなくなり水分が飛んでしまうと美味しくなくなってしまうので、提供後すぐにいただきます。

かどやの裁ちそばは、地元・檜枝岐で採れた香りの強い在来種のそばを石臼挽きで使用していとのこと。口にひと口運ぶと、そばの香りがいっぱいに広がり、勢いよく鼻から抜けていきます。そしてしっかりとした歯ごたえがありつつも、つるりとなめらかな食感です。

かどやの「裁ちそば」と郷土の味

写真:野水 綾乃

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もうひとつ、檜枝岐を代表するそば料理が「はっとう」です。そば粉ともち粉を熱湯で練り上げ、ほんのり甘く味付けしたじゅうねん(エゴマ)をまぶしたもの。粘りはないものの、もっちりとした餅のような食感で、そばと香ばしいエゴマの香りの両方が口に広がります。

その昔、高貴な方に出したところ、あまりの美味しさに村人に出すのがご法度になったのだとか。そこから「はっとう」と呼ばれるようになりました。

かどやの「裁ちそば」と郷土の味

写真:野水 綾乃

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裁ちそばとはっとう、それに山菜の付け合わせが付く「そば定食」1300円がおすすめです。シソやミョウガなどを塩漬けにして刻んだ山人(やもーど)漬け、山ウドの炒めもの、ワラビの酢のものと、山菜の付け合わせも檜枝岐の食文化を感じさせるものです。

10月6日からは新そばが楽しめます。いっそう香り豊かな裁ちそばを味わいに訪れましょう。

実は人気!かどやの味噌ラーメン

実は人気!かどやの味噌ラーメン

写真:野水 綾乃

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かどやで裁ちそばと同じぐらい人気なのが味噌ラーメンです。あっさり味噌味にほのかな辛味とニンニクが利いたスープで、太めのちぢれ麺がよく絡みます。夏でも涼しい尾瀬のハイカーたちの冷えた体を温めるために考えられたメニューだそうで、このラーメンをめざして遠方から訪れる客も多いと聞きます。

かどやの基本情報

住所:福島県南会津郡檜枝岐村字上ノ原595-1
電話番号:0241-75-2004
営業時間:11:00〜15:00(そばは1日100食限定で、なくなり次第終了)
休み:不定休。11月中旬〜4月中旬は冬季休業
アクセス:東北道西那須野塩原ICから塩原温泉、上三依を経由し、国道121号、国道352号を檜枝岐方面へ約100キロ。電車の場合は、浅草駅から特急リバティ会津で会津高原尾瀬口駅まで約3時間、尾瀬沼山峠行きバスに乗り換え約1時間、ますや前下車。会津高原尾瀬口駅でレンタカーを予約し、移動することもできます。

2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/09/25 訪問

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