写真:浅井 みら野
地図を見る浜名湖から東へ約10kmの場所に位置する「うなぎパイファクトリー」。毎日20万本にも及ぶうなぎパイがここで製造されています。予約なしでも無料で工場を見学できますが、コンシェルジュが案内してくれるファクトリーツアー(事前予約・無料)なら、各工程を分かりやすく教えてくれます。
工場直営のお土産屋さんも入っていて、うなぎパイだけでなく、この土地名産のみそまんなど和菓子も購入できます。
写真:浅井 みら野
地図を見る工場を一通り見終わった先に見えてくるのが、うなぎパイカフェ。うなぎパイ色のあたたかなオレンジ色に統一され、落ち着いた雰囲気が印象的です。
写真:浅井 みら野
地図を見る視線を天井の方に移すと、ランプの外側には整然と並べられたうなぎパイが。今でこそ定番の細長いうなぎパイですが、当初は見た目がうなぎやかば焼きに見える様々な試作品を作ってきました。その結果、壊れにくく安定性がある今の形に落ち着いたのです。シンプルな形からは、職人のうなぎパイに対するこだわりと愛情が感じられます。
写真:浅井 みら野
地図を見るカフェではスイーツだけでなく、トーストなどフードメニュー含め10種類以上が勢揃い。ナッツとはちみつが入ったうなぎパイミニを使った“うなぎパイのミルフィーユ仕立て”。うなぎパイとの相性を考慮して作られた自家製ジェラートがうなぎパイと絡まり、従来のうなぎパイとは異なる食感に驚くはず。
定番メニューといいながら、秋はモンブラン(写真)、冬から春はイチゴ、夏はレモンと季節を考慮したアレンジがされ、毎回新しい味と出会えるのも嬉しいポイントです。
写真:浅井 みら野
地図を見るうなぎパイシリーズで最高級を誇る、うなぎパイV.S.O.P.を使った“うなぎパイV.S.O.P.の紅茶パフェ”はインパクトある一品。紅茶のアイスは甘さが控えめな分、茶葉の香りが際立ち優雅な気分に。しっとりしたクリームとジュレにうなぎパイのサクサク感が絶妙です。
他にもうなぎパイ全4種を熱々のホットチョコレートにつけて食べる“4種のうなぎパイ&メルティングショコラセット”や、うなぎパイを包んだクレープ“うなぎパイの‘う巻き’仕立て”などがあり、どれもうなぎパイの新たな魅力を発見するものばかり。他では食べられないオリジナルメニューは訪れる価値ありです。
写真:浅井 みら野
地図を見るドリンクも珍しいメニューがあります。“お茶すかっしゅ”は、レモンスカッシュが入ったグラスにスタッフが立てた抹茶を後から注ぐという、見た目も楽しめる飲み物。
写真:浅井 みら野
地図を見る炭酸の喉ごしと抹茶の清涼感が合わさり、あるようでなかった味わい。後味には爽やかさが残り、スイーツとの相性もバッチリです。その他にもお茶の名産地らしく静岡茶や抹茶、煎茶など充実したお茶メニューやコーヒーもあります。
うなぎパイの生みの親、当時2代目社長だった山崎幸一さんはお菓子の美味しさはもちろんのこと、栄養も配慮するなど付加価値も重視しました。その考えは今でも健在で、「うなぎパイカフェ」で頂く絶品メニューと穏やかな空間は気持ちの栄養補給にも。訪れた際は、こころも微笑むひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
住所:静岡県浜松市西区大久保町748-51
電話番号:053-482-1765
開館時間:9:30〜17:30(7〜8月は〜18:00) オーダーストップ17:00
定休日:年中無休(メンテナンスの際は休業)
アクセス:東名高速道路・浜松西ICより車で15分
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
浅井 みら野
イタリア生まれ、ドイツ育ちの日本人です。まだまだ知られていないけど、魅力的な土地を世界、国内問わず紹介しています。ヨーロッパ、アメリカ方面が多いですが、呼ばれればどこへでも。冬はゲレンデに出没すること…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索