「日光山中禅寺」奇蹟の立木観音と絶景パワースポット巡り

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「日光山中禅寺」奇蹟の立木観音と絶景パワースポット巡り

「日光山中禅寺」奇蹟の立木観音と絶景パワースポット巡り

更新日:2018/10/11 09:10

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 絶景・感動探究家、旅する音楽講師

日光中禅寺湖の名の由来となった「中禅寺」は、2018年に創建1234年を迎えた由緒ある古寺。台風による土石流で湖底に沈みながら奇跡的に流れ着いた御本尊、慈愛溢れる「立木観音」は、日光開山の祖・勝道上人作と伝えられています。愛染堂・波之利大黒天堂・諸願成就の梵鐘・身代わり瘤など、恋愛成就&パワースポットも多数。また、「五大堂」から一望する中禅寺湖の景観は、日光を代表する絶景スポット、必見です!

日光開山の祖・勝道上人が開いた1234年の法灯を守る古刹

日光開山の祖・勝道上人が開いた1234年の法灯を守る古刹

写真:フルリーナ YOC

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勝道上人により開かれた日光は、山岳信仰の場として歩んできた聖地。中禅寺湖や数々の滝は今では有名な観光スポットですが、当時は修験道の僧侶たちの厳しい修行の場でありました。

その法灯を守るのが中禅寺湖の名の由来ともなった「中禅寺」。中禅寺湖を見下ろすこの寺は世界遺産「輪王寺」の別院であり、坂東三十三観音霊場・第十八番札所としても多くの巡礼者を集めています。

日光開山の祖・勝道上人が開いた1234年の法灯を守る古刹

写真:フルリーナ YOC

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山門をくぐりまっすぐ進むと、「身代わり瘤」と言われる大きな瘤を持つ木が立っています。この瘤の正面に立ち、病の部分・痛い所を触ってから瘤に触れると身代わりになってくださるのだとか。

日光開山の祖・勝道上人が開いた1234年の法灯を守る古刹

写真:フルリーナ YOC

本堂の前の燈籠にもご注目を。燈籠を必死の形相で担いでるのは「天邪鬼(あまのじゃく)」。 へそ曲がりな鬼さんですが、ちょっと情けないユーモラスな表情が憎めないお顔。インスタスポットとしても人気です。

ご自分で湖を渡ってきた観音様

ご自分で湖を渡ってきた観音様

写真:フルリーナ YOC

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本堂の中に奉られる御本尊は通称・立木観音と呼ばれる「十一面千手観世音菩薩」(国重要文化財)。この立木観音は、実は大きな困難を超え、奇跡的にこのお御堂に立っています。

この観音様はもとは中宮詞二荒山神社の中に立っていました。しかし明治時代に台風が日光を襲った時に、土石流と共に湖に流され沈んでしまいました。その後この観音様は奇跡的に折れることもなく、歌が浜に流れ着いたのです。

ちょうど折しも明治政府が「神仏分離令」を発した後だったので、人々は「観音様が神社から湖を渡って中禅寺に来られた!」と、無傷で流れ着いた奇蹟の観音様を讃えたということです。

ご自分で湖を渡ってきた観音様

写真:フルリーナ YOC

この観音様が彫られた経緯は次の通り。約1200年前、勝道上人が中禅寺湖のほとりで祈っていると湖上に千手観世音菩薩が現れ、上人はその姿を桂の大木に根を残したまま彫り上げました。これが「立木観音」と言われる由縁です。

脇侍は四天王(右から持国天・増長天・広目天・多聞天)。源頼朝が戦勝祈願に寄進したものと伝えられています。

ご自分で湖を渡ってきた観音様

写真:フルリーナ YOC

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こちらは強力なパワースポット「波之利(はしり)大黒天堂」。勝道上人が日光山を開いた時、中禅寺湖の波の上に現れた大黒天を祀っています。ご利益は、安産・家出人や兵士の帰還・浮気防止・交通安全・盗難除け・心願成就etc・・・つまり何でも来い!という、太っ腹な日光由緒の大黒天です。通常は非公開ですが、波之利大黒天のお守りは五大堂で買うことが出来ます。

本当は教えたくない・・・穴場の中禅寺湖ビュー絶景スポット!

本当は教えたくない・・・穴場の中禅寺湖ビュー絶景スポット!

写真:フルリーナ YOC

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次は階段を登って「五大堂」に向かいましょう。ここは、本当は教えたくない中禅寺湖ビューの穴場スポット。紅葉の時期日光の絶景スポットは激混み覚悟なのですが、なぜかここはそれ程混みあうこともなく、静かに中禅寺湖を眺められる場所なのです。

本当は教えたくない・・・穴場の中禅寺湖ビュー絶景スポット!

写真:フルリーナ YOC

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この回廊と歌が浜から望む男体山の山容は「日光富士」と讃えられる壮麗さ。春には桜、秋には黄葉が、男体山と朱塗りの回廊を彩ります。お御堂の中は撮影禁止ですが、回廊からは撮影OK!

本当は教えたくない・・・穴場の中禅寺湖ビュー絶景スポット!

提供元:日光山中禅寺

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そしてこの中禅寺湖を正面に仰ぐ絶景!本殿の屋根の美しいカーブが、中禅寺湖の静の風景に躍動感を与えます。

天井に鳴かない鳴き龍?針を刺しちゃうお守り?

天井に鳴かない鳴き龍?針を刺しちゃうお守り?

写真:フルリーナ YOC

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五大堂は不動明王・降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王の五大明王が安置された御祈祷の道場。

天井に鳴かない鳴き龍?針を刺しちゃうお守り?

写真:フルリーナ YOC

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五大堂の天井には「鳴き龍」の作者・堅山南風画伯が描いた大雲龍が迫力ある姿を見せてくれます。ここでは、毎朝僧侶たちが様々な諸祈願を行っています。

天井に鳴かない鳴き龍?針を刺しちゃうお守り?

提供元:日光山輪王寺別院「日光山中禅寺」

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また開運打ち出の小槌や様々なお守りも揃っています。その中でも凄いのが「波之利大黒天御姿」。説明書きによると、「盗難や失せ物のときは大黒様の両足に縫い針を刺し、他人に知れないよう逆さにしてお願いする」(・・・えっ!そんな)。「尋ね人や家出人は、その人が男なら左、女なら右の足に縫い針を刺し同じようにお願いする」(・・・なんと)。

あまりにも気の毒な気もしますが、波之利大黒さまは自分の体に痛みを負ってまでも、人々を苦しみや困難から救ってくださるのですね。

諸願成就の梵鐘は、願い事の数だけ鳴らせちゃう!

諸願成就の梵鐘は、願い事の数だけ鳴らせちゃう!

写真:フルリーナ YOC

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そして日光山中禅寺では鐘楼の中にも入れるんです。かなり暗い鐘楼の中、階段や梯子をぐるぐる上っていくので足もとにご注意を。

諸願成就の梵鐘は、願い事の数だけ鳴らせちゃう!

写真:フルリーナ YOC

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この鐘は「諸願成就の梵鐘」。説明の立札に<一つ撞いては父母祖先有縁無縁供養のため、二つ撞いては延命福寿のため、三つ以上は願の数々とむかしから、いい伝えられた有名な鐘>と書かれている通り。3回だけでなく何度お願いしても大丈夫なのだとか。お願いが多すぎてなかなか鐘が撞き終わらない・・・なんていう人もいるかも!

諸願成就の梵鐘は、願い事の数だけ鳴らせちゃう!

写真:フルリーナ YOC

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中禅寺の湖側山門近くの赤い小さなお堂は「愛染堂」。愛染明王は和敬・求愛の仏様なので、恋の悩みや縁結び祈願はここで!愛染堂右手の大きな木は、二代目「愛染かつら」。実はここ中禅寺は、昭和初期の名作映画「愛染かつら」のロケ地。映画の愛染かつらの大木は落雷によって枯れ、現在立つのは樹齢30年の二代目愛染かつら。葉っぱがハートの形をしていて可愛いこの木は、縁結びの木として隠れた人気スポット。

また、鐘楼の正面山側の木々の中に湧き出る水「延命水」もお忘れなく。日光の水の美味しさと、中禅寺のパワーが体の中にしみわたります。絶景パワースポット「日光山中禅寺」は、奥日光の旅でぜひ訪れてほしい由緒ある寺院です。

輪王寺別院 日光山中禅寺の基本情報

住所:栃木県日光市中宮祠2578
電話:0288-55-0013
参拝時間:3月は8時〜16時、4月から10月は8時〜17時、11月は8時〜16時、12月から2月は、8時半〜15時半 
※拝観受付は終了30分前まで
アクセス:日光宇都宮道路清滝ICより30分。JR/東武日光駅より中禅寺温泉行き、または湯元温泉行きにて「中禅寺温泉」下車徒歩20分。
7・8・10・11月は季節運行の「中禅寺温泉」より半月山行きバス「立木観音前」下車徒歩2分。

*お御堂の中は撮影禁止となっています。
写真はプレスとして許可を得て撮影したものです。


2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/08/06 訪問

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