那須高原の禅古刹「雲厳寺」は歴史ロマンの紅葉映えが凄い!

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那須高原の禅古刹「雲厳寺」は歴史ロマンの紅葉映えが凄い!

那須高原の禅古刹「雲厳寺」は歴史ロマンの紅葉映えが凄い!

更新日:2018/10/30 12:04

那須 マッキーのプロフィール写真 那須 マッキー 関東旅行ブロガー、那須高原写真家、滝巡り案内人、那須の郷土研究家

栃木県那須高原にある、日本四大禅道場の一つ「雲厳寺」は、四季それぞれの美しさを魅せて、長い歴史に育まれた古刹を取り巻く環境が人を惹きつけてやまないパワースポットとなっています。新緑の春、目にも優しい青モミジが心地よい晩春から灼熱の夏、そして寺山が赤く染まる紅葉の秋、一度はそんな季節に訪れてみたい「雲厳寺」の絶景紅葉をご案内します。

「雲厳寺」入り口付近は絶好のSNS映えスポットです!

「雲厳寺」入り口付近は絶好のSNS映えスポットです!

写真:那須 マッキー

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栃木県北那須高原の東に連なる八溝山系の麓に、位置する臨済宗妙心寺派の名古刹、東山「雲厳寺」は、越前の永平寺、筑前の聖福寺、紀州の興国寺と並ぶ禅宗日本四大道場の一つで、現在も禅の修行の寺院であります。長い歴史ロマンに彩られた荘厳な風格と威厳に包まれた境内は沢山の見どころがあります。

凛とした空気を漂わせたパワースポットとしても、非常に人気が高く、特に秋は栃木県内でも一番遅く紅葉のシーズンが訪れます。
ベストな紅葉のみごろは11月中旬〜12月上旬です。

「雲厳寺」入り口付近は絶好のSNS映えスポットです!

写真:那須 マッキー

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入り口の石柱門をくぐった先には栃木県から茨城県へと流れる、武茂川に架かる朱塗りの橋『瓜鉄橋(かてっきょう)』と山門へと続く石段が見えます。この瓜鉄橋は東山五橋にも数えられているこの橋の名の「瓜鉄」とは「子孫が長く続いて繁栄すること」を意味しています。

四季を通じて、紅葉と橋と石段が一直線に並ぶこの場所が、一番人気の撮影スポットになっています。

「雲厳寺」入り口付近は絶好のSNS映えスポットです!

写真:那須 マッキー

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JR東日本「大人の休日倶楽部・黒羽雲厳寺編」では、吉永小百合さんが朱塗りの橋でCM撮影をした場所でもあります。紅葉の時期は絶好の撮影ビューポイントになっています。

CMのナレーションでも「松尾芭蕉が、奥の細道で最も長く滞在したという栃木・黒羽(くろばね)の地。彼がここに留まったのは、降り続いた雨のせいだけではありませんでした。」と表現しています。

芭蕉の禅の師匠であった仏頂和尚の、山居跡を訪ね参詣した寺としても知られており、仏頂禅師と芭蕉の句碑があります。

竪横の五尺にたらぬ草の庵むすぶもくやし雨なかりせば (仏頂和尚)

木啄も庵はやぶらず夏木立 (松尾芭蕉)

「雲厳寺」は那須髄一「紅葉」の名勝地で最強のパワースポット!

「雲厳寺」は那須髄一「紅葉」の名勝地で最強のパワースポット!

写真:那須 マッキー

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石柱門のすぐ右手に樹齢550年の堂々たる風格のある、杉の大木があります。樹高約32m、幹囲5.2mあり、環境庁による「関東の巨樹」にも選出されています。ここを訪れた人はまず、この木の持つ雄大なパワーに圧倒されます。

「雲厳寺」は那須髄一「紅葉」の名勝地で最強のパワースポット!

写真:那須 マッキー

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豊臣秀吉の小田原征伐の時、天正18年(1590年)豊臣側に恭順しなかった那須資晴の烏山城を攻め落とす際に沢山の人々が雲厳寺に逃げ込みました。秀吉は雲厳寺を要塞であると判断し伽藍などに火を放ちました。

杉の大樹はずっと時代を見つめてきたのでしょうね。

「雲厳寺」は那須髄一「紅葉」の名勝地で最強のパワースポット!

写真:那須 マッキー

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石段を登り切り、小田原攻めの余波で秀吉の焼き討ちにも耐えたと云われる山門が紅葉撮影のアクセントになっています。

紅葉と歴史的建造物を堪能!

紅葉と歴史的建造物を堪能!

写真:那須 マッキー

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朱塗りの反り橋を渡って石段を登り、山門の正面には釈迦堂、獅子王殿が一直線に並ぶ代表的な伽藍配置となっています。

雲巌寺は、現在でも厳しい禅の修行のための道場となっています。堂内に入ることはできませんが、どなたでも自由に拝観することが許されています。尚、雲厳寺は観光寺ではありませんので、案内ガイド等はありません。

紅葉と歴史的建造物を堪能!

写真:那須 マッキー

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雲巌寺は山号を東山といいます。仏国国師(後嵯峨天皇の第三皇子)が関東地方を行脚中、黒羽山麓に庵をかまえた時、八溝山の高梨勝願法印が国師に禅の教えを受け、その恩に報いるため八溝山を献上し、弘安6年(1283年)に執政北条時宗が雲巌寺を建立しました。

紅葉と歴史的建造物を堪能!

写真:那須 マッキー

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獅子王殿の左手には勅使門、奥の細道旅立の前に松尾芭蕉が遺した「句碑」が建っています。獅子王殿の裏手には方丈、勅使門の左上には書院、禅堂、経蔵、が連なっています。(※方丈・勅使門・書院・禅堂・経蔵等の施設には一切立ち入ることは出来ませんので、ご注意ください。)

見逃せない!雲厳寺の紅葉コースをご紹介

見逃せない!雲厳寺の紅葉コースをご紹介

写真:那須 マッキー

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雲厳寺の紅葉を効率良く見て回る方法は、先ず入り口石柱門右手にある杉の大樹と、門を覆い尽くすような見事な紅葉、石段を登り山門を振り返ると、額縁に収まったような、大杉と紅葉のコラボは一見の価値があります。また獅子王殿や勅使門の裏山の紅葉も見逃せません。

見逃せない!雲厳寺の紅葉コースをご紹介

写真:那須 マッキー

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獅子王殿を正面に見て、右手に進むと裏門に通じています。この道筋には熊野神社、三仏堂、馬頭観音、薬師堂があり、素晴らしい紅葉が愉しめます。途中には、その昔松尾芭蕉がどうしても訪ねたかったという参禅の友「仏頂和尚」が修行をしたという山居跡に通じていたのですが、現在では立入りは出来ません。

見逃せない!雲厳寺の紅葉コースをご紹介

写真:那須 マッキー

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薬師堂を彩る紅葉は、秋だけでなく新緑の春から夏も見応えがあります。

寺の裏手の紅葉も見逃さないでください!

寺の裏手の紅葉も見逃さないでください!

写真:那須 マッキー

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雲厳寺裏手門からの紅葉。裏手門から道路に出ると、意外と行かれた方がスルーしてしまうものもあります。入り口石柱門を左に進むと「総門」、「水戸黄門お手突きの石」や建造物ではありませんが独木橋付近の岩肌千丈岩を流れる「白糸の滝」、武茂川の中州にある「水分石」などの見どころがありますので、お時間に余裕のある方は是非立ち寄ってみては如何でしょうか。

寺の裏手の紅葉も見逃さないでください!

写真:那須 マッキー

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入り口の紅葉と杉の大樹。この石柱門から本堂へ向かいます。もしも石段を登るのが困難な方は、門前を右手へ進み「涅槃橋」を渡って、裏手の緩い坂から、本堂へ行くことが可能です。

寺の裏手の紅葉も見逃さないでください!

写真:那須 マッキー

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武茂川に架かる東山五橋の一つ「涅槃橋」付近の紅葉。

黒羽・雲厳寺の基本情報

住所:栃木県大田原市雲岩寺27
電話番号:0287-54-1110(大田原市観光協会)
アクセス:JR那須塩原駅(新幹線停車)東口から  大田原市営バス雲巌寺線に乗車およそ1時間 「雲巌寺」下車 

2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/11/29 訪問

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