鹿児島県の天然記念物に指定されている昇竜洞は、沖永良部島の西南部にあります。昭和38年に発見された鍾乳洞で、全長3,500mのうち一部の600mのみが一般公開されています。鍾乳石・石筍・石灰華などが随所に発達し、幻想的な素晴らしい世界を作り出しています。こちらは様々な亜熱帯植物が、訪れる人の目を楽しませてくれる入口です。階段を降りると、チケット販売カウンター・休憩スペース・トイレがあります。帰りの出口は、違う所になりますのでご注意ください。両方に駐車場があり、「入口駐車場」を利用すると400m程戻る形になります。逆に「出口駐車場」を利用すると、入口まで400m程歩いて入場になります。
石段を下りて、薄暗い昇竜洞へと入って行きます。順路に沿って進むと、センサーでライトが点灯しますのでご安心ください。
全体に鍾乳石の発達が素晴らしく、特にとろりと流したクリームのような形状の、フローストーンの規模は全国でも最大級です。洞窟の中には光を当てるときらきら光り、大変美しい場所がいくつもあります。横向きに歩かないと通れない道幅の「カニの横歩き」。屈まないと通れない「長寿の門」。幻想的な光の演出がされている「クリスマスツリー」。赤の鳥居がある「昇滝神社」など見学者に彫刻の素晴らしさだけではなく、歩く楽しみも与えてくれます。約600mの太古の謎の幻想的な世界を抜け出口へ。出口には休憩所とトイレが完備されています。
■開館時間 9:00〜17:00(入洞は16:30まで)
■休館日 年中無休 ただし、台風、大雨時は入場制限あり
■入場料 高校生・大人1,000円、小中学生500円、4〜5歳児200円
沖永良部島を周っていると、到る所に写真の様な「青の案内板」が見受けられます。矢印表示の下には地図も付いていて、現在地が確認できて非常に解りやすく、旅行者への強い味方です。
沖永良部島の南部にある屋子母(やこも)海岸。広い砂浜と沢山の岩が自然の彫刻を見せてくれています。夕日のスポットだからでしょうか、公園のようなベンチもあります。旅行者用の「青の看板」を目印に県道620号線から海岸方向へ入って行きますが、途中で道が狭くなり不安になるかもしれません。民宿が近くにあるのと屋子母(やこも)海岸入り口に、『常陸宮殿下、妃殿下「御清遊の地」』の碑がありますので、それを目印にお進みください。駐車スペースは数台分あります。
こちらも沖永良部島の南部にある、美しい海岸ビーチロック。知名町の指定文化財になっている海岸で、砂浜もありますが殆どが炭酸カルシウムのセメント作用によりできた石灰質の板状の岩です。島全体が石灰質である沖永良部島らしい海岸ですね。平らな岩が敷き詰めている海岸は、砂以上に白い板状の岩に感動ものです。こちらも県道620号線から「青の看板」を目印に入って行きます。ビーチロック入口は、車が乗り入れないように「大きな砂山」が二つありますので、それを目印に行ってください。入口の前に駐車スペースが数台分あります。
自然の彫刻に感動する沖永良部島。こちらのコースは自転車で周って約5時間でした。島全体が山のような感じで、昇竜洞から県道620号線まで出ても、非常に高低差の激しい道が続きますからレンタカーもしくはレンタバイクがお勧めです。
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索