写真:花月 文乃
地図を見る奈良は、野生の鹿と人間が市街地で共存する世界的に見ても類稀な都市です。
奈良時代(710年)に都を平城京へ遷都した際、都を守るためタケミカヅチという神様を茨城県の鹿島神宮からお招きすることになりました。タケミカヅチは、一匹の白鹿を乗り物に選び旅を続け、奈良の都に到着します。
タケミカヅチは大切に春日大社にお祀りされ、白鹿は春日の森で子孫を残しました。
その子孫が現在、奈良公園にたくさんいる鹿とされ、春日大社の神様の使いとして大切に保護されています。
写真:花月 文乃
地図を見る奈良の市街地を歩くと、道路に鹿に注意する看板があったり、横断歩道を人と一緒に横断する姿を目にします。
写真:花月 文乃
地図を見るこれは、ここ奈良では遠い昔から普通にくりかえされてきた、鹿と人間との日常風景です。
写真:花月 文乃
地図を見る鹿で有名な奈良公園のど真ん中にあるゲストハウスがザ・ディアパークイン(The Deer Park Inn)です。ザ・ディアパークインは若草山の麓、春日原始林の目前にあり、大自然と野生の鹿に囲まれた静かな場所に位置します。
すぐ近くには、若草山の南ゲート入り口があります。
提供元:ザ・ディアパークイン
地図を見る内装は木を多用していて、まるで森の中にいるような温かい落ち着きのある空間です。宿泊期間中は、常に奈良公園の自然の中にいることが木のぬくもりから感じられます。
奈良で育った山や自然が好きなオーナーが、こんな宿、そして内装と設備があれば自分が泊まりたい!というこだわりとオススメを実際に形にしたのが、ザ・ディアパークインです。
奈良公園の真ん中というありそうでなかった立地と、素敵な内装にはオーナーの思いがこもっています。
写真:花月 文乃
地図を見るお部屋は、全部で11室あります。どの部屋も清潔でクリーン。
費用を安く抑えるため一人旅で利用したいドミトリーには、男女混合と女性専用の2種類があります。女性専用のドミトリーがあるのは、女性の一人旅には安心。疲れた体を安心して癒すことができます。
また、カップルならダブルルーム、友達や家族とならツイン、と旅のスタイルや旅行する人数に合わせてお部屋が選べます。3人・4人用の二段ベットの個室もあります。
全室共同トイレ・シャワー・共有キッチンダイニング、そして館内はフリーWi-Fiが完備されています。
提供元:ザ・ディアパークイン
地図を見る共有の冷蔵庫もあるので、奈良の食材を買ってきて、共有キッチンで料理を楽しむこともできます。
共有の多目的室には、くつろぎのスペースと本があり、他に宿泊されているお客さんと旅の情報交換もできます。フレンドリーで親切なスタッフも魅力です。
提供元:ザ・ディアパークイン
地図を見る併設のカフェは、朝9時から夕方5時まで営業しています。
朝9時からあいているので朝起きて、モーニングを食べてすぐにお出かけが可能です。若草山が目前に広がる最高のロケーションで絶景を目に、モーニングやランチを楽しめます。
写真:花月 文乃
地図を見るマウンテンホームロッジインディアーパーク(Mountain Home Lodge in Deer Park)は、ザ・ディアパークインと同じ建物の別フロアにオープンした山小屋風ロッジスタイルの宿です。お部屋は全部で4室あります。
ザ・ディアパークインが基本的に10歳以上からしか宿泊できないのに対して、マウンテンホームロッジインディアーパークでは小さなお子さんでも宿泊が可能です。
写真:花月 文乃
地図を見る料理ができるキッチンダイニング、子供とも一緒に浸かれる大きめのバスルーム、洗濯機、浴室乾燥機などなど、このまま暮らせてしまうほど充実した設備のお子様歓迎の宿です。
写真:花月 文乃
地図を見る天井にシーリングファンが回る部屋の大きな窓の目を前を鹿が歩き、子供たちが大はしゃぎすることうけあいです!
小さなお子さんのいる家族の忘れられない、とっておきの思い出づくりにオススメの宿です。
写真:花月 文乃
地図を見る宿目前の春日山原生林は、1,100年以上前に狩猟と伐採が禁止されてきて以来、保護されてきた春日大社の「聖域」です。
春日山原生林は、自然に畏敬の念を抱き崇拝する、日本人の伝統的自然観に深く結びつき守られてきた貴重な景観です。そのため、世界遺産では自然遺産ではなく文化遺産の一要素として指定されています。
写真:花月 文乃
地図を見る春日山遊歩道は春日山原生林を周回することができる、全長9.4kmの道です。
写真:花月 文乃
地図を見る道沿いには月日磐という太陽と三日月の図が刻まれた神秘的な石があります。現在、奈良国立博物館の近くにある氷室神社は、奈良時代の710年にこの場所に氷神さまをお祀りしたことが起源といわれています。
森には絶滅危惧種のアカショウビンという別名火の鳥の異名を持つ、頭から尻尾にかけて燃えるえるように赤い野鳥が生息しています。
まさに、神秘の聖域といった自然が奈良の自然です。
奈良公園内に宿を取る醍醐味は、観光客が少ない時間帯の公園を堪能できること。特に、朝10時頃までと夕方以降のお時間がオススメです。
早朝から朝10時くらいまでの静かな奈良公園、開門直後の東大寺大仏殿から大仏池周辺、浮見堂から飛火野、春日大社参道も格別です。
夕方以降は二月堂からの夕景と夜景。
建物が美しくライトアップされるライトアップロムナード開催期間の夜の散歩では、昼間とは違う魅力に出会うことができます。
東大寺南大門の仁王像の迫力は、昼間とは違い幽幻な様をかもし出します。
春日山遊歩道ではトレッキングが楽しめ、運が良ければ、アカショウビンの美しいさえずり声と、燃えるような真っ赤な姿を目にできるかも。
すぐ近くにある水谷茶屋周辺は紅葉の名所となっており、秋にはなんとも風情ある景色が楽しめます。
もちろん、どの観光スポットへも抜群のアクセスです。
そして、何と言っても、一番の魅力は「奈良公園に泊まる」という体験。
どこかにいって見るというのではなく、宿泊することで奈良の季節や自然の香り、古い歴史や風景、野生の鹿の姿など、たくさんのことを感じることができます。
あなたも是非、奈良に滞在する際は、ザ・ディアパークインで奈良の魅力を体感してみてください。
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(2024/3/19更新)
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