写真:乾口 達司
地図を見る若草山(わかくさやま)は、奈良県奈良市に位置する低山。奈良を訪れたことのある方、一度は目の前にどっしりと控える芝生の低山をご覧になったことがあるはず。これが若草山です。標高は342メートル、面積は33ヘクタールで、連日、多くの登山者で賑わっています。まさしく奈良の代名詞というべき山であるといえるでしょう。
写真:乾口 達司
地図を見る若草山は大きく三重構造になっており、入山料を支払うと、誰でも山頂に当たる三重目まで登ることが出来ます。山麓から一重目までの登りがやや大変ですが、一重目を登り切ると、それ以降は、比較的、楽に登れます。写真に写り込んでいる方々のように、軽装でも大丈夫。山麓からだと30分ほどで三重目(山頂)まで登れるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
写真:乾口 達司
地図を見るそんな若草山には、毎年秋になると、たくさんのススキが出現します。ご覧のように、登山道の脇にたくさん自生しているので、ススキを楽しみながら登るのが秋の若草山の楽しみとなります。
写真:乾口 達司
地図を見る特に午後から夕方にかけては、西陽がススキの穂を照らして綺麗です。風景写真を好むカメラマンにとっては格好の被写体ですよ。
写真:乾口 達司
地図を見るその大半が芝生である若草山からは、抜群の眺望が楽しめます。とりわけ、秋は眼下に望まれる古寺とススキとの組み合わせが奈良ならではの景観を現出してくれています。
たとえば、こちらは奈良を代表する寺院である東大寺・大仏殿とススキとを一枚におさめたもの。地上からだと見上げる形になる大仏殿も、このとおり。若草山に登らなければ決して見られない角度からの大仏殿とススキとの組み合わせは、この季節ならではです。
写真:乾口 達司
地図を見るススキの穂と穂のあいだ、遠くに見えているのは、興福寺の五重塔です。こちらも奈良らしい景観であるといえるでしょう。
写真:乾口 達司
地図を見る遠くに見えている山は生駒山。標高642メートルで、奈良県と大阪府とのあいだにそびえています。
写真:乾口 達司
地図を見る写真は二重目と三重目とを結ぶ登山道を撮影したものですが、そのかたわらにもススキが自生しています。ここまで来れば、三重目まではもう少し。ススキを眺めながら、一息つくのも良いでしょう。
写真:乾口 達司
地図を見る奈良と云えば、やっぱり、鹿!鹿は三重目にもたくさん生息しています。ススキと鹿との組み合わせからも秋らしさが感じられませんか?
写真:乾口 達司
地図を見るもちろん、さまざまな木々が色づく季節です。あたりを見まわすと、ススキだけでなく、さまざまな木々の色づきを目にすることが出来るでしょう。それも若草山登山の楽しめの一つに加えてみてください。
いかがでしたか?秋はススキの名所・若草山に登り、秋本番をご堪能ください。
ススキの見頃:毎年10月から11月にかけて
入山料:大人(中学生以上)150円/小人(3歳以上)80円
アクセス:近鉄奈良駅より徒歩約30分
2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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