写真:四宮 うらら
地図を見る海を望むテラスで、優雅にチェックインして客室へ。
このホテルには4つのタイプの客室がありますが、一室54平方mと広く、シンプルながらナチュラルで温かみのあるインテリアです。そしてバスタブとベッドルームの間の壁を取り除いたユニークなレイアウトになっているのが特長(必要に応じて扉を閉めてバスルームを仕切ることも可能)。
写真は「クラブデラックス オーシャン」の客室。
テラスから名護湾が一望できるとともに、バスタブに浸かりながらも海が眺められます。真っ白で着心地のいいバスローブ、ビーチガウン、ナイトウェアが用意されているとともに、アメニティには「タルゴ」社のシャンプーやローションが。
またどの部屋にも、ブセナの砂浜に流れ着いた小さな貝のかけらや砂を封じ込めた万華鏡が置かれていてリゾートムード満点。
部屋に入った瞬間から、優雅な休日がスタートしたことを実感できます。
ディナーの後、部屋に戻ると、ベッドはすぐ休めるようにメイクされ、タオルや部屋着も補充されています。ベッドの上に置かれたナイトウェアの上には、「GOOD NIGHT」のメッセージとともに明日の天気予報を記したカードと小さなキャンディーがセットされています。さりげないサービスにも、品格が感じられます。
写真:四宮 うらら
地図を見るこのホテルでの滞在の目的はズバリ「ウェルネス=積極的に心身の健康維持・増進を図ろうとする生活態度・行動」。
タラソテラピーを行う本格的な施設やプログラムが用意されていて、その中心となるのが、部瀬名岬からくみ上げた海水を温めて満たした「タラソバイオプール」。
施設を使うときは、専任のセラピストによるカウンセリングからスタートし、体質や体調、滞在日数による個別のプログラムが設定されます。
プール内には14ヵ所のゾーンがあり、浮力を感じながら、水流に逆らってウォーキングをしたり、肩や腰、足の裏などにジェット水流やバブルをあてたり。海水はゾーンによって33℃と36℃に設定され、温度差の間を行き来することで、末梢神経の働きを高めてくれるそうです。
タラソバイオプールの後は、サウナや「ハマム」というスチームサウナでじっくり体を温め、最後に海水をミクロ状に噴射する「エアロゾロナッピング」で沈静を促します。
最初はインストラクターが、プールの正しい使い方などをアドバイスしてくれますが、その後はカウンセリングで設定されたプログラムをベースに、マイペースで。
昼間のバイオプールもいいですが、夜風に吹かれながらのバイオプールもさらにリラックスできておすすめです。(タラソバイオプールは9:30〜22:00まで使用可)
トレーニングジム、エクササイズ用のスタジオも併設されています。
写真:四宮 うらら
地図を見る滞在中はタラソテラピーによる一連のプログラムとともに、栄養学に基づいたヘルシーな、しかも見た目に美しく、おいしい料理を楽しむことができます。
ヘルシーな料理って見た目が地味だったり、味が今ひとつだったりすることが多いのですが、ここのは別格です。
海に面したファンダイニングでは、「ウェルネスsimaキュイジーヌ」と名付けられたコースメニューが提供されます。
沖縄北部「やんばる」産の食材にこだわった、健康と滋養を考えた料理の数々。アミューズからデザートまでフルコースで楽しんで800キロカロリー以下というコースメニューもあります。
ア・ラ・カルトのオーダーも可能。料理のメニューにはそれぞれカロリーが記されています。
写真は前菜のなかの一品。数種類のトマトと大宜味産トマトのクラリフェをラビオリに見立てて。食べるのがもったいなくなるような、きれいなひと皿です。
※季節によってメニューの内容は変更になります。
写真:四宮 うらら
地図を見る朝食はファンダイニングで。ビュッフェスタイルで用意されます。
こちらもぬかりなく「ウェルネス」。
とにかくたくさんの種類の島野菜、フルーツが並び、野菜の名前と効能を解説したカードモ添えられています。
「ハンダマ」「島ラッキョ」「長命草」など普段、なじみのない沖縄野菜を食べ比べられるとともに、栄養効果も確認できます。
玄米パンや米粉パン、卵白だけで作るホワイトオムレツ、豆類のサラダやスープ、もずくやひじきなどの海藻類、フレッシュジュース……。
朝ごはんって大切!! って再認識すること間違いなしです。
写真:四宮 うらら
地図を見るこのホテルには「タラソバイオプール」のほかに、海に面して配された宿泊者専用のアウトドアプールがあります。プールサイドにはデッキチェアなどが配され、日光浴や読書などでゆったり過ごすことができ、プールサイドバーも完備。カクテルやソフトドリンク、軽食がいただけます。
ホテル内施設は13歳以下の子供は使用できないので、プールもゆったり大人の時間が流れています。
リゾートでは、朝はいつもより寝坊というのもアリですが、ここでは早起きして海辺を散歩したり、ジョギングするのもおすすめ。砂浜でヨガをする人もちらほら。さすがウェルネスがテーマのホテルです。
写真は夜明け時のプールサイド。
藍色の海と空に赤みがさし、徐々に明るくなっていく時間は、ほんとうにきれい。南の島で、また新しい一日が始まる!と幸せな気持ちに満たされます。
●ザ・テラスクラブ アット ブセナ
0980-51-1113
沖縄県名護市喜瀬1750
観光もアクティビティも楽しいけれど、沖縄への旅の目的はさらに多様性に富んでいます。最近では花粉症対策として沖縄に長期滞在する人もいらっしゃいます。
リゾートステイを楽しみながら、日ごろのストレスから解放され、本来の自分にリセットしたい、という人にも沖縄はぴったり。
サンゴ礁に囲まれた美しい海を眺め、潮風を深呼吸。
南の島の癒し効果を最大限に享受できるのが、この「ザ・テラスクラブ アット ブセナ」です。
美と健康を意識することはある意味インテリジェンスのひとつ。
ここには成熟したリゾートのスタイルがあります。
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(2024/10/5更新)
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